|
|
|
2010.12.30
カテゴリ：Israel
『モサド』 －暗躍と抗争の六十年史－ ■小谷 賢 著 ■新潮選書 ■2009年6月発行 イスラエル存亡の危機を切り抜けてきた対外情報機関の素顔。 「導かなければ民は滅びる」－。聖書の一句をモットーとし、敵に囲まれたユダヤ国家の安全保障に貢献してきたモサド。 アイヒマン捕獲、対アラブ諜報戦、エンテベ空港強襲、イラク原子炉爆撃、海外ユダヤ人召還など成功に終わった作戦だけでなく、失敗例や他の情報機関との確執・反目にも着目しながら、謎に包まれたインテリジェンスの全貌を明らかにする。 ▲本書紹介文より  モサドに関する本はこれまでたくさん読んだのですが、この一冊もまた読み応えがありました。 イスラエル独立前後からの現代史を再確認すると共に、この組織がいかにこの国の命運と深く関わってきたかを知ることができます。 事実関係を客観的に、また可能な限り詳細に記述しています。 おもしろくて一気に読めてしまいました。名著と言っても過言ではないでしょう。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2010.12.30 15:47:39
コメント(0) | コメントを書く
[Israel] カテゴリの最新記事
|
