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2016.07.18
カテゴリ：Israel
『あの素晴らしき七年』
●エトガル・ケレット著 ●秋元孝文 訳 ●新潮社 ●2016年4月 発行 テロの続くテルアビブで、愛おしい息子が誕生した日のこと。ホロコーストを生き延び、常に希望と笑いに満ちあふれていた父のこと。わが子の徴兵への不安、サイン会のでいたずら、ヨガ教室での思索…。 イスラエルに暮らす一家に訪れた感動の日々を、深い悲嘆と類い希なユーモア、静かな祈りを込めて綴った36編。世界中で人気を集める掌編作家による自伝的エッセイ。（本書紹介文より）  イスラエル文学ってあまり、と言うかほとんどこれまで触れたことがありませんでしたが、この一冊はお薦めです。 淡々と日常のことが語られている中に、我々と変わらない、等身大の筆者の姿が浮かび上がってきます。 と同時に、イスラエル社会を知るための良い参考書にもなることでしょう。トダ・ラバ！（ヘブライ語：ありがとう） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2016.07.18 17:11:41
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