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カテゴリ:Israel
『新版 ナチズムとユダヤ人』-アイヒマンの人間像-
●村松 剛 著 ●角川新書 ●2018年11月 初版発行 人類史に残る、恐るべきナチスによるユダヤ人絶滅計画。その実態と思想は何か、この計画の実際的推進者であったアイヒマンの思想はどのように形成されたのか。当時、イスラエルに赴いてアイヒマン裁判を直に傍聴した筆者が、この謎に独自の光をあてた。ハンナ・アーレントの著作発表前、裁判の翌年(1962年)に刊行された本書には、「平凡な悪・アイヒマン」と、裁判の生々しき様子が描かれている。(紹介文) 今年(2019)は確か、5/1の日没から翌日の日没まで、イスラエルではヨム・ハショア(ホロコースト記念日)だったかと思います。 図書館で見つけて読んでみました。内容は…重いです。 またアドルフ・アイヒマンという平凡な人物がどうしてこのようなひどいことをなし得たのか、反ユダヤ主義やナチズムの背景、アイヒマンの幼少期からの人生をたどりつつ、読者に考察を促しているようにも感じました。 歴史を知りそこから学ぶという作業はやはり欠かすことのできないものだと改めて痛感させられます。
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Last updated
2019.05.04 15:23:11
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