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カテゴリ:社会問題
今日(31日)は、イスタンブル選挙(統一地方選挙)の結果を速報します。
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トルコ時間午後9時15分頃の状況を紹介します。開票率は50~60%前後になっているため、余程接戦の選挙区以外では今後順位が変わることはないと考えられます。全体として約30の県庁所在地の市長の所属政党の交代が起こりそうな状況です。そのうちの20以上はAKP+MHP(共和同盟)からCHPに変わることになりそうです。 そして、次に重要になるのは、市議会議員の多数派が誰になるかです。もしも、イマムオール市長がYSK委員に対する侮辱罪で3年以上の禁固刑が確定すれば(現在控訴中)、イマムオール市長は当然に失職します。その場合、後任市長を選ぶのは市議会ですので、市議会の多数派をCHPが占めることが極めて重要になります。現在は共和同盟が多数派ですが、現時点ではCHPが多数派になる可能性も十分ある状況です。一方、アンからでも同様のことが言えますが、ヤヴァシュ大アンカラ市長は予算執行の面で、市議会の妨害が起こらないよう、自分の当選よりも(当選はずいぶん前から確実であったため?)市議会で多数派を占めることができることに力を注いでいました。 9時15分頃の開票状況を紹介します。81県すべてを紹介することはできませんので、いくつかの大都市だけを紹介します。AKP+MHP(共和同盟)が市長職を獲得できるのはアナトリア(小アジア半島)の中央部と東黒海地方だけに限定されることになりそうです。 なお、AAはアナトリア通信社、アンカはアンカ通信社です。AA アンカ(%) AKP CHP AKP CHP イスタンブル 41 50 39 57 アンカラ 34 58 31 65 イズミル 37 50 38 53 ブルサ 39 48 39 53 アダナ 37 47 38 51 コンヤ 48 ― 52 ― アンタリヤ 41 47 41 52 メルスィン ― 59 ― 62
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Last updated
2024.04.01 03:47:12
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