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カテゴリ:ボネッフロ
野暮用で隣町に行く途中、道端や畑の真中などでよく空家を見かけた。 この村は(この辺りの小さな村や町も)過疎化が進んでいる。1950年代、60年代を境に人口はどんどん減ってきている。アメリカや、カナダ、南米、イタリア周辺の国などが主な移住先。追い討ちをかけるように、大きな地震がこの地域を襲ったので、家に住めなくなった人たちは別の街に移っていってしまったそうだ。 こういった空家もよく見かける 家主を失った家は、なんだか寂しげ、かつては大家族が住んでいたという。 道端のアーモンドの実が時期を過ぎてもまだ木にしがみついている様子が、なんだかこの村の人たちを象徴しているかのように見えた。 来年の秋にはたくさんの実をつけるこのアーモンドの木、しかし10年後のボネッフロはどうなっているんだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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