ちょっと肌寒くなってきたモリーゼ。イタリアで2番目くらいに小さなモリーセ州にもたくさんの小さな村があってそのほとんどは全く訪れる事がない。自分の住んでいる村か州都のcampobasso、もしくは海沿いの町テルモリ。なのでたまには知らない村に、たまたまそこで葡萄の収穫祭「sagra dell'uva di Riccia」があるので見に行きました。
場所はこの地図の赤い囲みcampobassoの右斜め下、内陸部に位置する人口5千人くらいの町。
周りは緑に囲まれていて感じのいい村だった。この辺の街並みは大体ボネッフロと同じ感じであまり変わらないけど、微妙に違っていたりする。
村の近くまで行くとトラクターに引かれた上の写真のようなものを発見。中には人がいて村の人や観光客にワインとソーセージを配っていた。この建物のようなものは12ー13台くらいあって、後でどれが一番よくできたかコンテストがあると、村の人が言っていた。
大きなボウルに入っている葡萄も、でかいボトルのうえのほうの飾りも本物の葡萄。
結構こっていて実際の家みたいに作られている床は石畳にすらなっていた。2階にいるおじさん達は伝統楽器を使って歌を歌いまくっていた。
子供もワイン飲みまくり。警察もいたけどそんな事は関係ない!
↑得意げに楽器を演奏する少年が印象的だった。
こういうかなり凝りすぎのヤツも、ボトルからワインが(実際は水)湧き出している。
後ろに回ってみると大きな葡萄の模型が、と思ってよく見ると子の大きな葡萄は本物の葡萄を使って作られたもの。
↑この人は旗を5本(写真では4本)もって、巧みに旗を操っていました。この人はすごかった。
立ち寄ったバーからの眺め、周りはこんな感じ。ソーセージ食って、ビール飲んで、ワイン飲んで、ショボイ収穫祭か思っていたけど結構良かったので楽しめた。
Ricciaのホームページ。このページのMonumentiやLa torre 、Panoramiをクリックで村の写真を見ることができます。