先週末恒例のオリーブ摘みがありました。この辺ではこの時期になると家族総出でこれをやります。オリーブ摘みは結構重労働で大変だけど地元の人ほとんどの人がオリーブ畑を持っていて自分のオリーブオイルを作ります。去年のオリーブ摘みの様子はココ。
オリーブを摘み終えるとその日にFRANTOIOという搾油場に行き搾油してもらう。搾油は24時間以内にやったほうが良いけど、順番待ちなのでそうもいかない。とりあえず翌日にはできるだろうということでひと安心。
こういう感じのコンテナにオリーブが入っていて順番を待つ
このオリーブをココ↓に入れる。その後左端に見えるベルトに乗って次の工程へ。
ベルトに乗ってきたオリーブはココで葉っぱとオリーブにふるい分けられる。右側が葉っぱ。
その後自動石臼機みたいなものですりつぶされる。
すりつぶされると粘土のような感じになりあまり見た目はよくないけど、この工程でいい香りを楽しむ事ができる。
このペースト状のオリーブを画像に見える円盤状のものに塗る感じで敷いて行く。
その円盤状のものを何枚も重ねて機械で圧力をかける(400キロ)
しばらくするとオイルが滴り落ちてきます。
オイルがなるべく早く落ちるように水で洗い流します(その後水とオイルは分離される)。後は細かい不純物を取り除いて出来上がり。
できたばっかりのオイルは色もオイルのように透明ではなく緑といった感じ、この濁りは食物繊維やなんかの濁りだろう。味は市販のものよりも青臭さく(でも悪くはない)、またフルーティ。この味を知ってからオリーブはフルーツなんじゃないかと思った。
これをbruschetta(トーストされたパン)にただかけて食べるだけでも美味しい!個人的にはバターのような味もする。
今年は120キロのオイルがとれたけど(少なめ)、家族皆の1年分のオイルには十分だ。ということでやっと終わったオリーブ摘み、また来年。