けっこう前のことで知っている人も多いと思うけど、 世界的なベストセラーになったロベルト・サヴィアーノの小説「死都ゴモラ」が映画化され、カンヌ映画祭でグランプリをとったのが今年。新興マフィア・カモッラの暗躍を描いたノンフィクション。監督はマッテオ・ガローネ。
著者のロベルト・サヴィアーノはこのことでカモッラに今年のクリスマスまでに殺害の宣告を受けたんだけど、今は海外へ避難しているらしい(の予定?)。
「カモッラ」はナポリの組織でそのほかには「マフィア」これは有名だと思うけど、シチリアの組織をさす。そしてカラブリアのンドランゲタ ('Ndrangheta)など地域によってよびながあります。
2年位前だったかなマフィア(シチリア)の大ボス、ベルナルド・プロベンザーノ(Bernardo Provenzano)が43年の逃亡の末逮捕された。彼らは自身のことをコーサ・ノストラ(La Cosa Nostra)という意味は「我らのもの」。大ボスの逮捕や警察の一掃作戦で弱体化した組織を再び立て直そうとしたおよそ100人のマフィアが最近逮捕されたという記事をみた
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2550235/3618995#blogbtn
マフィアはいろんな人間と関係があったりするけど、ジュリオ・アンドレオッティ(イタリアの首相)、アミントレ・ファンファーニ(イタリアの大統領)、シルヴィオ・ベルルスコーニ(イタリアの首相)、ヴィットーリオ・エマヌエーレ・オルランド(イタリアの政治家、外交官)、ロベルト・カルヴィ(イタリアの銀行家)、フランク・シナトラ(アメリカ人の歌手、映画俳優)、ジョン・F・ケネディ(アメリカ合衆国第35代大統領、ジョセフ・P・ケネディ・シニア(アメリカの実業家、外交官)、ジョン・エドガー・フーヴァー(アメリカのFBI長官)、 ジミー・ホッファ(全米トラック組合委員長)、フルヘンシオ・バティスタ(キューバの大統領 )、マリリン・モンロー(アメリカの女優、ケネディとジアンカーナと関係があったと言われている )など(wikiより)
最初に触れた映画はまだ見ていないけれど、日本では上映しているのかなあ?もし見た人がいればどんな感じだったんだろうか?
↓著者のサヴィアーノ、まだ若いのに・・・。
本は「死都ゴモラ」で販売されています。読んだことある人は感想よろしく。イタリアの闇の部分を知ることも大切なことかなあと、なんとなく思いました。