ヘタリアって知らなかった。イタリアのへタレっぷりを漫画にしたもの。舞台は第二次世界大戦、登場人物はドイツ、日本、イタリアの同盟国。そしてアメリカを中心とした連合国がそれぞれの国名が人物名となってのやりとり。
それぞれの国の特徴が出ていておもしろかった。あえてステレオタイプ的に描いているところが、よりおもしろくしているのかも。
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ローマ帝国が偉大すぎただけに、その後はヨーロッパでも「ダメ」呼ばわりの傾向があるのは確か。イタリア人を馬鹿にしたジョークはたくさんあるし、少々おつむの弱い感じで見られているのも確か。
たま~に、イタリアは戦勝国(第二次大戦で)だと言い張るイタリア人もいるくらい。どさくさにまぎれて戦勝国づらするところがすごくずるがしこい(実際はもちろん戦勝国じゃない、パルチザなど反ファシズム活動なんかがあったから勝手にそう思ってるのか知らんけど)。最近日本人にも良く知られている冗談でドイツ人が日本人に対して「今度はイタリア人抜きでやろう!」と言うのがあるけど、
この前バーで地元に住むドイツ人と、私、そして地元のイタリア人3人で飲んでいて(まさに三国同盟!)、「あん時、イタリアいなかったら、うちら勝ってたよね?」とドイツ人に言ったら、
このドイツ人も「イタリア人やる気無いんだもん」と言っていた。
友達のイタリア人の顔を見ると、ちょっとムカついた感じになっていた。
「信じられないが、本当だ」のイタリア編のコメント
- 「13 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:03/11/03 13:08 ID:???
- 個人の勇気や才覚で闘いに望むときのイタリア人は強い
集団で戦うときは知らん。」 - ~組織的に戦うのは絶対向いていないかも。~
「963 名前:名無し三等兵[] 投稿日:02/02/05 22:22
「勝つほうに味方する」
まぁ確かに戦略としては間違ってないけどな・・・ 」
~こういうところはある。~
そして「イタリア軍はなぜ弱いのか?」より
イタリア軍は夜になると、「こっちが眠ければ相手も眠い。
だから攻めてこないだろう」などと言って見張りも立てず眠りこけた挙句に奇襲を喰らうことがあった。
「イタリア的戦争学」
1.勝てっこない相手=絶対に戦争にはならない
2.強敵及び同格の相手=弱るのを慎重に待ってから開戦する→惨敗に至る
3.格下の相手=好んで開戦する→なぜか惨敗に至る
4.負けることが考えられない相手=好んで開戦する→苦戦は免れない
まあ、そこまでへタレではないと思うけど、近い!非常に近いものがあります。
ただ憎めない民族である事も確か。へタレは基本的に憎めないもんね。
余談だけどこのマンガのアニメ化が韓国で放送禁止になったという記事を目にしたけど、
これくらいのマンガで騒ぐなんて韓国も大人気ないなぁ。