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2009.05.07
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カテゴリ:病気

今日は快晴で(今のところ)、気温もグングン上がっていく予感。しばらくはこの状態が続いて欲しいなあ。

ということでちまたでは豚フルの話題で盛り上がっています。イタリアでも一人感染者が見つかったみたいだけど、症状も軽く快方に向かっているそうです。感染者の疑いがもたれている人も数名ほどいるようだけど・・・。

日本では豚フルによる医者の診療拒否が問題になっているそうで。

(海外渡航歴がなく、新型インフルエンザ感染の可能性の低い発熱患者が、医療機関から診察を拒否されるケースが相次いでいる。

 東京都の場合、2日から5日正午までの間に「きちんと対応してくれない」との苦情が92件あった。「成田空港で働いているだけで発熱相談センターに連絡するよう求められた」「国内の観光地に出かけ、外国人観光客が多かったと言ったら、診察してもらえなかった」--など。相談センターから疑いなしとされたのに、拒否されたケースも数件あったという。

 政府の方針では、新型の確認された国からの帰国者が高熱などを発症した場合、自治体の発熱相談センターに電話で相談し、指定された発熱外来で受診することになっている。ところが、病院の当直職員らが発熱患者はすべて「相談センター対応」と誤解しているケースが多いとみられ、都は「診察拒否が広がれば、患者が海外渡航歴などを正しく申告しなくなる恐れがある」と懸念を深めている。

 横浜市や大阪市の発熱相談センターにも、苦情や相談がそれぞれ数件ほど寄せられている。横浜市健康安全課は5日、医師会や病院協会に診察拒否をしないよう文書で要請した。厚生労働省結核感染症課は「相談センターが『疑いなし』とした患者の診療を拒否するのは問題」としている。)(2009年5月6日  読売新聞)

 http://www.asahi.com/health/news/TKY200905060106.html

http://sankei.jp.msn.com/life/body/090505/bdy0905052058013-n1.htm

診療拒否の例は以下

(1)患者が発熱しているというだけで診察しない
(2)感染者が出ていない国から帰国して発熱したのに診察しない
(3)自治体の発熱相談センターに「新型インフルエンザではないから一般病院へ」言われたのに診察しない

これらが本当にきちんと調査がなされたのかという疑問は残るけど、超激務のためという「自称医者の」理由は理由にならないとも思う。医者の労働環境のための診療拒否は、理解できなくもないけど・・・。

 昨年政府の発表した「新型インフルエンザに備えたプレパンデミック(大流行前)ワクチンを接種する対象者の試案」だと、

(1)感染拡大防止、被害の最小化に資する業種
(2)新型インフルエンザ対策に関する意思決定に携わる者(首長など)
(3)国民の生命、健康の維持にかかわる業種
(4)国民の安全、安心の確保にかかわる業種
(5)ライフラインの維持にかかわる業種

この権利を得るには診療の義務を」怠ることは普通に考えてできないような気もする。医者の怠慢もあるだろうけどすべての医者がそうではないのも事実。ましてや先の大臣の会見「医師法第十19条違反」発言は医療関係者との対立を生むだけだし、あの人も落ち着かないといけないな、うん。

個人的には実際に診療拒否が行われていたなら問題だと思う。だけど日本の医療現場を崩壊させた日本政府の責任を棚に上げて医者叩きをするのは言語道断。

日本政府にはこの問題に対して責任を持って対応してもらいたい(やってくんないだろうけど)

 






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Last updated  2009.05.07 20:01:09
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