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カテゴリ:日本の味
過去の日記です・・・・。
______ この夏相方の中でブームになっているのがフロートだ。 イタリアではフロートという食べ方は一般的ではない。作るにしてもアイスクリームの質が問題なのだ。例えばコーラフロートを作るとする。そしたらイタリアのアイスクリームというのは日本のものより乳成分?脂肪?が多く、もったりとクリーミーでやわらかいので、たちまちぐちゃぐちゃにコーラと混ざってちょっと気持ち悪い飲み物になるのだ。しかもコーラにレモンでも入っているのか、時間がたつと乳脂に反応して分離して透明な部分と黒い部分に分かれてもっと不気味。 ただしこれがココアフロートやカフェオレフロートだと、全然悪くない。 これはもう都会のカフェだとすでに存在するのではないかと思うのだが、ともかく相方にとっては新鮮だったようだ。 シェークはごく一般的で、アイスクリーム屋では好みの味のアイスと牛乳をミキサーにかけて作ってくれる。もちろんイタリアのアイスクリーム屋の手作りアイスのシェークは格別うまい。ただし普通のアイスクリームの3倍の値段はするし、自分で作ってもいちいちミキサーを汚すのであまり気軽にできない。 それで手軽なフロートなのである。ココアはさっと溶けるタイプのがネ○レから出ているし、コーヒーは毎朝モカ(火にかけて作るエスプレッソ)で作ったのが残っている場合が多い。これを牛乳と砂糖と混ぜるだけだ。アイスはスーパーマーケットのものが冷凍庫に常備してある。これが持ち帰る途中でけてまた冷凍庫で固まるので、程よく硬いのだ。 最近二人で疲れて帰ってきた夜とか休日の昼間に相方はこのフロートを所望する。もちろん私も大好きなので二人の分を大きいグラスにたっぷり目に作る。スーパーのアイスは硬いとは言ってもやはり日本のと比べて脂肪分が多いので、ばらばらになって浮いてぐちゃぐちゃになるが、このぐちゃぐちゃを食べるのも悪くはない。アイスをしばらく浸しておいて、その周りの液体が凍ってシャキシャキした部分をアイスごとすくって食べるのがまた格別である。 他のイタリア人が知る由もないひそかな楽しみを相方は持っているのであった。・・・・・夏が終わるころには二人で太ってるかも・・・・・ __________ 別に太らなかったので今年もハマルことでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.21 00:30:05
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