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テーマ:海外生活★食べ物編(9)
カテゴリ:日本の味
月曜のお昼はそうめん。うどんを作ったとき同じ生地で作った生そうめん。だからラーメンのように弾力がある。
実は今まで一度もイタリアでそうめんをしたことがなかった。余り好きな食べ物ではないからだ。うどんやラーメンと比べて触感が劣ると思う。 中国食品店ではそうめんそっくりな白い中国麺が売られているのを何度も見て素通りしていた。原材料は小麦粉と水と塩だからきっと味もそうめんと変わらないと思うが。 でも、夏、簡単なものが食べたいときや脂っこいものに飽きたとき、やっぱりそうめんは便利だと思い直す。 で、この前ローマに行ったとき、今こそ一度買ってそうめんとして食べてみようと思って、レジまで持っていきながら・・・買いもらしてしまった。 レジの人が袋に入れず、勘定にも入れてなかったのだ。また別のものを取りに売り場に戻ったりしてごたごたしてチェックしなかったのだ。ちなみにそうめんと一緒に春雨も漏れていた。それで昨日のすき焼きは春雨なしだったのだ。 こういうことは初めてではなく、ローマで買い物するときたまに起こる、片道3時間かけて田舎から買出しに行くだけに、あれもこれも、あの店もこの店も、とどうしてもせいてしまうからだ。気がついたときはもう買いにいけない距離にいる。 それでうどんを作ったときについでにそうめんも作ろうと思い立ったのだった。結果は大正解。ビヨンビヨ~ンとした弾力があって、スペシャーレである。ただしパスタマシンで「タリオリーニ(ラーメン状のパスタ)」カッターにかけて切ったものだから、そうめんよりちょっと太い。冷麦と呼んだほうが正しいかもしれない。 薬味は小ねぎ、シソ(両方ベランダで育てている。これらはアブラムシがつかない。しかし日本の種なのにこっちで育つと味が微妙に濃く、ねぎなど微妙にニンニク臭い)、生姜(大型スーパーでたいがい売っている)、錦糸卵(へたくそ)、ゴマ(都会の中国食品店で売っている。フライパンで炒らなければ食べられない)。写真を撮ったときはゴマを出し忘れていた。 つゆはいつも、濃くとったダシを氷入れに入れて冷凍していたものと、酒と砂糖と醤油を煮詰めたたれを、合わせて少し水で延ばしてつくる。このたれは和食の調味料にもテリヤキにも蒲焼にも使える。ダシ入りの濃縮ツユを手作りすると一ヶ月ほどでカビが生えるので、こうして別々にしたほうが長くもつ。 私が使用しているパスタマシン。家庭用のを無理やり使ってるから、しかも生地がイタリアの平均的なパスタよりかなりコシのあるものだから、最近モーターが煙を出して壊れだした。幅が狭くて生産率低いし、業務用のが欲しい・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.03 00:00:12
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