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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:生活
すっきりした! あーさっぱりした!
髪を切ったのだ。何ヶ月ぶり・・・いや、1年になるかも。 冬に日本で切ろうと思って延ばしてて、でも日本では買い物で忙しくて、瀬戸際になってつい時間が惜しくて「髪なんてイタリアでも切れる」と思って行かなかったのだ。そのくせイタリアに帰ると今度は「あーやっぱりイタリアの美容院はきらいだ~行きたくない!」なんて思って、ここまでぐずぐずと行き渋っていた。私はもともと髪が太い、硬い、多いの三重苦でさらに顔が暗い(性格も)ので、ショートの申し子みたいな女。それが整えもせず伸び放題だったので、なんか国籍不明の難民のような状態になっていた。重い!うっとおしい! 硬いので縛ったら痛いし。しかも抜け毛がイタリア人のに比べてめだつめだつ。 レストランのテーブルに自分の髪が落ちていて、肝を冷やしたことも何度か。 それで、今年の夏は別に旅行でヨーロッパを離れるわけじゃないし、どうせこっちで切らなきゃいけないなら今切ろうと、観念して、行ったのだ。 美容院は徒歩3分のところにある、今まで二度切ったことのある所。 ただし、今回は一つ避けたものがあった。シャンプーなしにしてもらったのだ。そしたら、なんとも快適!あの拷問のような洗髪台もなく、髪がぼたぼたに濡れた状態で切り始められることもなかった! な~んだ、こっちの美容師は髪を濡らさなきゃ切れないんだと思ってた! 髪型は?と聞かれた。 一番最初に行ったときは日本のインターネットで見つけたヘアスタイルの写真をダウンロードして持っていった。 何しろこっちの美容院はヘアカタログなどない。まったくないか、ただなんかヘアスタイルショーの作品集みたいな、とりとめのない、1ページ1枚ずつの正面だけの写真集(薄い)だけで、参考にもならない。日本のみたいにショートとかボブとか分かれてて、前と横の写真があって、切り方が説明されているカタログなど、こっちでは見たことがない。 ヘア用語なんか言えないから、前と同じって言えばいいかと思って、「短い、軽い・・・このまえみたいな」と言ったら写真集を持ってきてくれて、「見て、あんまり覚えてないから」と言われた。前より写真集が増えてて、2,3冊あった。えらい!なので何とかイメージどおりっぽいものを探し出すことができて、「これ!だいたいこんな感じ」と指差した。 でも切り始めたらだんだん思い出したみたいで、ほんとに以前と同じく軽い感じに漉いてくれた。西洋人は髪が少ないので髪を少なく見せる技術があまり発達していないらしいが、十分軽くしてくれた。 しかしでるわでるわ、大量の黒い髪が・・・。床一面真っ黒になって、店の人もお客さんもぎょっとして見てた。なんか恥ずかしい。 終わって、あまりに好みにうまく切ってくれたので、一発でOK!洗い流しはなかったけど、ブローしてくれた。 しかもブロー代はおまけしてくれたので、10ユーロ!ご近所のよしみだから!?以前はブロー代10ユーロも取られたのに。めずらしくチップ置いてきました。髪がこっちの人より何倍も多いだけに、切るのも何倍も大変だろうし。 嫌だ嫌だと思ってたものが、終わってみると意外に簡単で、満足できて、しかもついにやったぞ!という達成感もあって、頭も爽やかに軽くなって、すっきり!もう、言うことありません! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.16 23:33:47
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