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カテゴリ:旅行・レジャー
南イタリアの海はとてもきれいだ。ローマ遺跡やら教会やら美術に興味はないが、南イタリアの海は好きだ。もともと日本でも自分から海に行きたいと思うことはなく、海で楽しいと思ったことはあまりない。それがイタリアの海では大変楽しめるのだ。
その魅力は、まず不思議なほど水が青い。普通、エメラルドグリーンの海とか言うが、そういう色じゃなく、ひたすら青なのだ。 その青が輝いているので5年前始めてイタリアで海を見たときに驚いた。近づいてみると非常に透明なのは言うまでもない。 3年前トレミティ島に行ったときの写真を参考にしてください。ちなみに今回撮った写真はもともと少なかったが、手違いで全て消してしまったので、お見せできない。 そしてまたイタリアの海は洞窟が多い。岩場付近を探検しているとかならず小さな洞窟や岩のくぼみを見つける。波とかが危険そうじゃなかったらちょっと入ってみる。光のあたり加減とかでスポットライトのように美しい水が照らし出されるのを見つけて、しばらく見入るのが楽しみだ。レンタルのモータゴムボートで洞窟めぐりしたりもする。カプリ島の青の洞窟はぜひ行ってみたいとは思うが、自由に訪れる無名の洞窟たちも十分美しい。 去年の夏は日本に行って、イタリアの海には行かなかったから、この夏は海に、南に行きたいと思って計画もなくナポリから南を目指した。アドリア海はちょっとおなじみな気がしたので、反対側に出たかったのだ。 Parco nazionale del Cilento キャンプ場は着いてから探し出した。この日朝早くから出てこっちに着いたものの、なんせ明日は8月15日、イタリアでは夏休みのメインイベントデーみたいな感じで、みんなが外に出る日なのだ。キャンプ場に空きがなかったり、空いていてもひどい場所だったり、昼休憩の時間帯には来客を受け付けていなかったりして(イタリアでは昼休憩にお店とか窓口が閉まるけど、つぎつぎ宿泊客がやってくるのにキャンプ場で窓口を閉めるのはひどい!こんなことするのは南だけだ)、かなりの距離で町を渡り歩いて難民のような気持ちで夕方6時ごろやっと見つけた。Camerotaという町だった。 ここに3日ほど泊まった(日にちよく覚えてない)。海は大変近いが砂浜まですごく遠い。近いのはごつごつした岩場で、これもはしごみたいな階段を降りて降りて着く。ビーチのほうはありんこのように人がうじゃうじゃいるが、イタリア人はビーチじゃないといられないので、岩場はすいている。私はイタリア人のようにビーチで一日ねそべって居ることなど真っ平ごめんなので、岩場のほうが都合がいい。むしろ、砂でにごった砂浜より、透明で魚が見れたりする岩場のほうがいい。 しかし岩場にいる人はみんなダイブして水に入っている。ダイブは出来ないのでなんとか水に入れる小さな隙間から入った。持ち物はシュノーケルと浮き輪(ヘタレ笑)。いきなり深いので水が冷たい。10分くらいかけて慣らしながら徐々に入る。 浮き輪につかまってシュノーケルをつけて水の中を見る。水は青く、しかしとても透き通っている。魚がたくさんいた。近くに岩穴もたくさんあって、その日午後ずっと楽しんだ。このスポットはトレミティ島に行ったときよりサンタマリア・ディ・レウカに行ったときより楽しめるスポットだった。 しかしまあもともと海に熱心じゃない我々。水遊びは1日にしてあとはバーベキューして、山のほうにもドライブに行ったりして、数日後ナポリに向けて発った。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.28 20:02:50
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