イタリアいなかまち暮らし

フランスに行ってきました。日記的な詳細はまた今度にしますが、今日は全体的な感想。

基本的には車でのキャンプ旅行で、経路はボローニャ1泊→国境を越えたアルプスのふもと村で一泊→リヨン6泊→アルデッシュ峡谷２泊→アヴィニョン１泊→コートダジュールの一つの町３泊→トスカーナ３泊

感想は「おフランス～！いい！」って感じです。なんと言っても食べ物が・・・すばらしい。イタリアの田舎のどこで食べてもかわりばえのない外食から比べると、もう、パラダイス、パラダイスです！
イタリアが何でも塩とオリーブオイルなのに対して、フランスはいろいろと工夫した味付けをしてくれます。メインディッシュにもいろいろ付けあわせがのってる（イタリアはない）。それでいてイタリアより食事は安いから得した気分。（しかしレストランでの飲み物は高いので、水道水ばかり頼んでました（余り感じよくないみたいだけど）。）そして店によっていろいろオリジナリティがある！しかも外国料理のレストランが多い！パンがおいしい！クロワッサンがおいしい！日本のパン屋さんみたいにいろんな菓子パンがある！！
スーパーにも何度も行きましたが１００％ミックスジュース、種類いっぱい売ってますね。イタリアの１００％ミックスジュースはトロピカルの１種類だけです。しかもフランスはライチ＋リンゴとかマンゴ＋パイナップルとか、おいしー組み合わせの１００％ジュースがいろいろあって、さすがおフランス！って感じです。

お店とかでは、イタリアよりもさらに「店員さまが神様です」って感じでした。それでもみんな出だしは礼儀正しいですね。どこに行っても「ボンジュール、マダ～ム（にっこり）」って感じです。イタリアでは、あんただれ？みたいな顔で迎えられるのに。

多分フランスは異人種慣れしてるのもあると思います。リヨンではあらゆる人種をいっぱい見かけました。これはフランス人がみんなバカンスに行ってしまって、節約中心生活の移民だけが残ると言う現象も原因だと思いますが。
黒人と白人のカップルもすごく多いです。

ホテルは安いビジネスホテルチェーンがあちこちにあって、一部屋４０ユーロ前後で、二人でも同じ料金で泊まれます。イタリアではこういうホテルはなかなかなく、偶然に安宿を見つけない限りどうしても６０ユーロはかかってしまいます。

これが大体のインプレッションです。イタリア（田舎）から行って見るとフランスのほうがよさそうです。日本から見たら同じようなもんだから、どうせだったら夫がフランス人だったらよかった～と思ってみたり、どうせイタリアに住まなきゃいけないんだったら気軽にフランスに行ける北イタリアがいいと思ってみたり。フランスを出てイタリアに入るときはかなり悲しかったです。