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イタリアいなかまち暮らし

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2007.10.06
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カテゴリ:フランス旅行
スーパーマーケット
日本で有名なフランスのスーパーはカルフールだろう。イタリアにもカルフールはある。唯一フランス風クロワッサンが手に入る場所として利用している。なのでフランスで食品を見るのに最初はカルフールに行っていたのだが、後に“CASINO”というスーパーのほうが食品に強いことに気がついた。カルフールより食品の種類が多く、生鮮食品の質がいい。まちなかのコンビニ規模の小さい店から郊外のショッピングモールを併設したどでかい奴まで、あちこちにある。フランスを出る日にニース付近の大きい店でフランス最後の買い物をした。

チーズ
フランスに来て始めて知ったチーズに、「ブッフォールbeaufort」というのがある。味や硬さはグリュイエールとにているが、もっと後味があっさりしてその分うまみを多く感じる。日本人向けだと思う。おすすめだ。値段はちょっと高め。でも二人ともとても気に入ったチーズなので1年分くらいも買い込んで持って帰った。現在冷凍庫にある。そのまま食べてもぺろっとなくなるくらいおいしいが、熱でとろけるのでグラタンのトッピングやフォンデュにも最適。イタリアにも(北のほうで)フォンデュ料理があり、フォンディーナとかトーマとかいうチーズが使われるが、夫に言わせるとブッフォールのほうがおいしいらしい。
あとはグリュイエールも少々、私は好きではないが相方はヤギ乳チーズを何種類も買っていた。

ジュース
最初に述べたようにイタリアの100%ジュースの選択肢は狭い。オレンジかパイナップルかグレープフルーツか、トロピカルミックスが手に入る範囲だ。なのでフランスではイタリアでは売ってないいろいろな100%ジュースを買った。常温保存のジュース売り場と、牛乳の横の冷蔵保存のジュース売り場の両方からだ。トロピカルじゃない正統ミックスジュース、ベリーのミックス、クランベリージュース、ぶどうジュース、ライチとマスカットのミックス、ライチとリンゴのミックス、パイナップルとマンゴのミックス。そのうち冷蔵保存のものは車の中で開けて飲んだ。ライチとリンゴはさらっとしてかおり高く、パイナップルとマンゴはとろりと濃厚でどちらもおいしかった。家に帰って開けたベリーのミックスはイマイチ、ぶどうジュースはちょっと甘すぎた。ミックスジュースはおいしかった。あとは楽しみに置いている。

シロップ
果物のシロップもイタリアと比べ物にならない数の種類が売っていた。イタリアでカキ氷器を買ったし、レストランのドルチェに使うかもしれないのでいくつか買った。オレンジ、ミックスベリー(グラナディン)、ピーチティー、グレープフルーツ、リンゴを買った。ピーチティーは早速試してみたが、「ノンシュガー」が裏目に出たのか、人口甘味料の味が強烈にしてとても耐えられる味ではなかった。悲しかったのでノンシュガーではないオレンジ味を開けてみたらこれはまあまあだった。

缶詰め
ブフ・ブルギニヨン(ビーフシチュー)とコック・オ・ヴァン(鳥のワイン煮)という代表的フランス家庭料理を食べずじまいだったので缶詰めを買ってみた。それぞれ3ユーロ半ちょいもする。ユーロ高なので500円前後もあるか。ついこの前ブフ・ブルギニヨンを食べてみた。・・・まずかった。やはり缶詰めのレベルは日本が高いと思う。イタリアでも何度かボロネーゼソースを買おうとしたがいつも相方に「ぜったいまずいから!」と止められて、試したことはない。

あと、食品ではないから余談だがジップロックも買った。口がチャックになってる食品用袋。イタリアには売っていないから。

アジア食材店
さすがにアジア食材店はいくつもある。中国人かベトナム人の経営だ。ざっと覗いてみると基本的にローマのアジア食材店と変わらない。ちょっとバリエーションが増えたくらい。しかし冷蔵棚の東南アジアの生ハーブや野菜類はとても充実していた。
もっとベトナム料理に詳しかったらもっと品揃えの違いも見つけていたかもしれないけど。

ローマでは見かけないので買ったもの・・・
★インスタント手作り豆腐セット。豆乳の粉をお湯に溶かしてにがりをいれて作るやつ。味は本物に劣るとはいえ、そもそも本物の豆腐でも、ローマの中国人の店からカンポバッソまで車で3時間旅をさせてもかなり味は落ちるし、これならいつでも好きなときに作って食べれる。
★ゆずポン酢醤油。う、うまい。大事に大事に使っている。油を足して和風ドレッシングにもなる。
★フォー用の固形スープ。まだ試していない。
★ライスペーパー。ローマにもあるが、古いのか、黄色でバリバリに割れている。今度買ったのは白くきれいでくねくねと柔軟性がある。
★春雨の小袋。ローマで売っている春雨は結構袋が大きい。その中から使う分だけ取ろうと思ったら大変である。やたら長いものを柔らかいうちにグネグネと折って塊にして乾燥させているので、ちょっと端を引っ張っても取れない。塊を無理やり切るしかないのだが、大量にばらばらとくずが落ちる。引っ張ったり切ったりしているうちにあちこちが春雨くずだらけになって大変である。かといって鍋とか春巻きとかでは一袋全部は使わない。
だから100gとか、50gの袋を見つけたときはうれしくて大量に買った。値段も正しく比例しているので、損しない。メーカーはローマの食材店のと同じ。
★かぼちゃ。多分、日本のと同じ甘くほっこりしたもの。イタリアのかぼちゃはざっくりした肉質でかぼちゃの概念と全然違う。日本のかぼちゃの肉質を「ジャガイモの食感と似ている」と言って許されるのなら、イタリアのかぼちゃの肉質は「瓜と似ている」といってもよいだろう。日本のと同じタイプのものは一度だけローマのインド人の店で見つけた。外からは見分けにくいが、なんとなくピンと来て買って切ってみたら当たりだった。インド人万歳。しかしそれ以来見かけない。今度買ったものもまだ食べてないが多分そう。


2008年8月に追記:
ジップロックはイタリアでも見つけた。カルフールに売ってた。
ゆずポンはローマの中国食品店でも売ってた。豆腐の素も売ってた。でもあんまりおいしくない。
かぼちゃ、あんまりおいしくなかった。長旅が悪かったか(笑)





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Last updated  2008.08.01 01:53:33
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