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カテゴリ:イベント
町はお祭り気分だ。多分にもれず宗教的なもので何の祭りかよくわからないがとにかく今週は祭りなのだ。カンポバッソではミステーリ(ミステリー。何がミステリーなんだかさっぱり・・・)の祭りとも呼ばれ、毎年この祭りの最後の日曜日、奇妙な山車が行進するのが有名で、観光客も見に来る。
なにが奇妙って、子供が何人も高いところにぶら下がってて、それを担いで行進するのだ。 写真集http://www.imisteri.it/galleria/indexcolor.htm ビデオhttp://www.imisteri.it/video/index.html (どれも公式ホームページより) 山車が動くごとに子供ががくんがくんなるのが笑える。大変そうだけど。 これは年始にもやるのだがどうもこの時期のほうが規模が大きいようだ。 行進だけじゃなくてイベントがあちこちで開催される。木曜日の夜、日本のショーをやってるよ!という情報が入って店を閉めてから駆けつけてみた。 舞台には5人のイタリア人がいる。たしかにうち一人は日本の着物らしきものを着ている。赤いんだけど、柄が・・・なんか変。イタリアで布を買って手作り??もう一人は錦織りみたいなきんきらきんの布を腰に巻いてる。他はベージュのモジモジ君? それで、みんなで太鼓をたたき出した。でもリズムがなんか日本ぽくない。そのあと中国の音楽が流れてそれにあわせて踊ってた。踊りはモダンダンス?無国籍なかんじ。すぐに終わったけど、先に来ていた人に聞くとずっと太鼓と踊りの繰り返しだったそうな。 はあぁ。 いいんだけどさ、モダンな?オリエンタル?ショーで。 着物着て中国の音楽が流れるのは驚かない。テレビでそんなことしょっちゅうだから。というかもういいよこんなショー、テレビでもよくあるしって思ってしまった。 昨日も行ってみたけど、普通のモダンバレエみたいなのをやっていた。 そこで知り合いにばったり会って、なんと「カンポバッソに住むスエーデン女性」を紹介してくれた。「カンポバッソはどう?」って聞くと「こんな孤立した町が世の中にあるなんて、想像もしなかった。」だそうな(笑) 私たちはバレエに飽きてすぐ出て行ったのでゆっくり話せなかったけど、狭い町なのでまた会えるでしょう。 そのほかイタリア各地の祭りを渡り歩く屋台が、カンポバッソの中心近くのサッカー場にいっせいに集まる。数はむちゃくちゃ多い(カンポバッソだからそう感じるだけか)。どんな屋台かというと、アフリカ系のエスニック家具と雑貨、インド系の服屋、中国人の激安日用雑貨、南アメリカのアクセサリー、後はイタリア人の金物屋、陶器屋、家具、カーテン等等。祭りというより、日用雑貨市場。 食べ物はパニーニ(サンドイッチ)、ポルケッタ(子豚の丸焼き)、ケバブ。しかもどの屋台も、同じ商売なら品揃えが全く同じ。例えばアフリカ雑貨ならアフリカ雑貨同士全く同じ品揃え。なんかもうみんなファミリーで共同購入で仕入れてるの? だから歩いてるうちに、同じ場所に戻ってるわけじゃないのに同じ光景が繰り返される。しかも毎年同じ店構えだから、もう行く気も失せる。 それでもカンポバッソ(プラス周辺の村、山)の人、ここぞとばかりに繰り出す繰り出す! しかも買う買う!お皿とか、ものすごいまとめ買いしてはります。普段大きな市場がカンポバッソに来ることがないから。テルモリには2月に一回とかあるらしいけど。 カンポバッソにはパニーニ屋台とかポルケッタ屋台がないので私もここぞとばかり食べるけどね。 食べ物屋台以外はここ2,3年はパスしてきたけど、書いてたらなんか写真載せたくなった。また写真とったら載せます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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