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テーマ:ヨーロッパ旅行(4253)
カテゴリ:ベルリン旅行
スナック
ベルリンの名物スナックは「カリーヴルスト」。カレーソーセージということなんだけど、実際は一口サイズに切った熱々ソーセージに、ソーセージが泳ぐほどのケチャップをかけて、仕上げに「カレー粉」と呼ばれるもの(味を見たところ実際にはターメリック粉だと思われる)を、一振り、それも軽ーく軽くふんわり一振りするもので、実際はケチャップの味しかしない・・・。 これ、とんでもないジャンクです。いや、おいしいことはおいしいんだけどね・・・別にドイツまで来てわざわざケチャップ食べなくてもいいでしょ?って感じなので。これこそ一度試したらいいってシロモノ。 ソーセージやフライドポテトが食べられるスタンドや簡易食堂を「インビス」と言うが、ここで食べられる。 しかしインビスだったらソーセージのいろいろな種類を片っ端から普通の食べ方で試してみるほうがいいと思う。からし付けてね。ドイツのからしはおいしいから。 イタリアのからしは、おいしくないわけじゃないんだけど、ちょっとタイプが違ってて、フランスのに近いマイルドなやつ。日本のようなからしはちょっと近所では手に入らない。ローマの輸入品店でイギリスのを売ってて、それは日本の味と同じ。ドイツのからしも同じタイプだった。 ケチャップもマヨネーズも、ドイツのは日本のと味がよく似てた!イタリアのはちょっと違うから。 焼きソーセージスタンドのTh?ringer Rostbratwurst(チューリンゲン地方の焼きソーセージ)↑ ***** フィッシュアンドチップスのチェーン店(NORD SEAとかそういう名前だった)があちこちにあって、一度食べてみた。全く魚臭くなくて食べやすい。特に私のような、「準・魚嫌い」(魚臭いもの、青魚は食べない)にはとてもいい。 本場イギリスのもこんなにおいしくなかったぞ。 イギリスのフィッシュアンドチップスは大きな切り身を丸ごと揚げるので、この一口サイズで揚げるのはこの店オリジナルか、なかなかいいアイディア。 ソースは3種類くらいあって、私はオーソドックスなタルタルにした。 イタリアでは、地中海の魚が小さいからもあって、丸ごとの魚を骨を取りながら食べることが多いので、こういうコロンとした切り身魚は余計にありがたい。 ソースが入ってるカップは、ウェイファーでできていて、食べられる。なんとも無駄がなくてエコロジー。 ケバブ しかしやはり軽食の王はドナーケバブ(専用の焼き機で、おおきな肉の塊がゆっくり回転しながら焼けていくのを、周りの焼けたとこだけこそげ落とすもの)。 ドナーケバブをパンに挟んだ売り方はベルリンで産まれたと言うから、「本場」である。ドナーケバブの簡易食堂やスタンドは、ソーセージインビスよりも数が多くてあちこちにある。軽食なら何をおいてもケバブと言うことか。ソーセージとドナーケバブ両方を兼ねたところも多い。 ケバブ屋は夜中まで開いている。多くの普通のレストラン、テイクアウト屋が9時10時に閉まってしまう中、開いているのはケバブ屋だけという状況に陥る。とくにソーセージのインビスは8時には早々に閉まる。なので自然と夜食はケバブだった。 しかし最もお世話になったのがケバブ屋のサラダ!大盛りのミックスサラダにヨーグルトソースがかかって2ユーロ。ああお肉いっぱい食べちゃったなって思った日の夜に小腹が空いたら必ずこのサラダを買って帰った。 ドナーケバブの肉は見つけた限りでは鶏、牛、羊の3種類がある。1種類しかない店は羊、2種類あるところは鶏と牛、と言う風になぜか相場が決まっていた。羊と牛にはなんだか小麦粉とかいろんなものが混ざっていて、ピュアな肉とは限らないようだった。牛肉がおいしかったのが有名なRosenthaler駅まん前のケバブ店。これは英語のガイドブックにも「街で一番」と載っているし、日本語のサイトにも紹介されていた。実際日本人も来てた。 確かに肉はこおばしくかりっと焼けてて、混ぜ物のない牛肉の香りもよくて、試したケバブ店の中では一番だった。 でも気に食わないのが、ドナーケバブには普通「ヨーグルトソース」と称する、ヨーグルトとマヨネーズを混ぜたソースをかけるんだけど、この店のソースのマヨネーズ率がすごく高くてマヨの味しかしない!チリソースはケチャップの味が強すぎ! ケバブにマヨかけるんだったら、カンポバッソでも食べれるわい!と一人で怒ってた。他の店はちゃんとヨーグルト味がするのに、なんでこの名店に限って?節約か?客にそれほどソースに対する思い入れがない? ドナーケバブにはいろいろ食べ方があって、レタス、たまねぎ、トマト等のサラダとともにピタパンに挟んだサンドイッチ(2~2.5ユーロ)が最も一般的。 他は、北京ダックを包む皮にそっくりな小麦粉の薄皮でくるくる巻いたDurum Doner(3~4ユーロ)。 それと、サラダとフライドポテトか米と一緒に皿に盛った食べ方(6~8ユーロ)などがある。 ケバブサンドはイタリアでも最近増えてきたので、カンポバッソでも食べれる。私は皿の上で肉と米とサラダとヨーグルトソースがぐちゃぐちゃになったのが大好きなんだけど、これもローマのテルミニ駅前で同じような値段で食べられるし、なんせこれになると量がものすごいことになるので避けた。 それでイタリアでは全く見かけないDurum Doner薄皮巻きばっかり食べていた。ピタパンのと違って炭水化物が控えめなのでムヤミにおなかが膨れないのもいい。 Durum Doner(最初のuと2番目のuとoは上に点々がついた文字) ****** ケバブはケバブでも、肉を串焼きにしたケバブもある。串焼きといっても焼き鳥より結構でかくて、一串で一食って感じ。これもサラダとピタパンとヨーグルトソースを添えて食べる。 炭火焼の串焼きケバブ店もある。 見かけた限りではKrauzberg地区のトルコ市場の並ぶMaybachufer通りで、kottbusser通りと交差する角の店。 それとkottbusser tor駅、ちょっとうらぶれた軽食コンプレックスみたいなところから、ピンクの建物(室内市場らしい)が車道にまたがっているのでその下をくぐりぬけて突き進むと道の右側にHASIRという名前のDurum Donerのレストランがあって、その次に同じ名前のレストランがある。それがうちらが入った炭焼きケバブの店。炭焼き台は道からも見える。 Google地図参照 ひき肉のケバブ↑ 子羊の炭焼き↑粒状の穀物がついているけど、なんだったか忘れた。 あと、ファラフェルという料理を看板に掲げている中東料理屋も多かったが、肉団子のファラフェルがどうしてもおいしそうに見えないので食べなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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