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テーマ:ヨーロッパ旅行(4253)
カテゴリ:ベルリン旅行
飲み物
相方の飲み物はもっぱら生ビール(bier von fass)。たまに生ビールをおいてない店もあったが、たいていの飲食店は最低1種類のラガーの生ビールが飲める。そんなときはラガーの生を飲んでいた。レストランではたいてい1種類はあるけど、飲み屋でもカクテルバーなんか生ビールのない店さえある。 しかし夫が好きなのは黒ビール(schwartz bier)。 ドイツ式居酒屋やドイツ料理レストランなら生が3種類くらいあって黒ビールか、なければ褐色のビール(dunkel)があるけど、さすがにドイツだからって全ての飲食店に何種類もの生ビールがあるわけじゃない。だからドイツ料理以外のレストランに入る前やら食後は、いつも「ちょっとビール飲む」とドイツ式居酒屋に付き合わされた。しかしこれがなかなか見つからないときも。 ドイツ式居酒屋は看板の字体があのいかにも古いドイツっぽい字だからすぐわかる。 bierbar等という小さいタイプの居酒屋は大きな駅の中にはよくあるし、町を歩いててもたまに出くわす。このタイプの店は中は薄暗くて独特の雰囲気があるけど、なんと言っても他の店と違うのが客の年齢。男女は問わないけど中年から老人までの高い年齢層しかいないのだ。それもみんな常連の地元民らしき人たち。そしてみんな白人。 普通のしゃれたバーなら若い中国人やベトナム人などの移民を普通に見かけるのに(移民ならトルコ人が一番多いけど、飲まないからね彼ら)。 小さいアットホームっぽい居酒屋は私が入るとちょっと浮く。見られるね、結構。 biergarten(ビアガーデン)やbrauhausはもっと大きくてオープンな感じで全ての客層がいる。biergartenは屋外席中心でセルフ式で食べ物はソーセージとかしかなくて、brauhausだと料理もあってレストランっぽい感じかな。brauhausはショッピングセンターとかの商業施設の中とかによくあると思った。 生ビールは店によっていちいち銘柄が違う。特に黒の生は店が違うと一つとして同じ銘柄に出会うことはないから、せっかくおいしい銘柄に出会っても同じ店、あるいは系列店に戻らない限り2度と飲むことはなかった。でも相方によると「ギネスビールを超えるものはない」らしい。 ちなみに黒ビールは南ドイツのほうでもっと飲まれているらしい。 私の飲み物はapfel shorle。これはりんごの100%ジュースを炭酸ミネラル水で割ったもの。甘くないし、クセとかアクも薄まってて、さっぱりして飲みやすい。どのジュースでもできるみたいだけど、りんごジュースのやつが一番一般的っぽいかな。りんご100%ジュースはどの店にも必ずあるから。これイタリアにはなかなかないんだよね。100%りんご。 相方のschwartz bierと私のapfel shorle 話題のソフトドリンク「ビオナーデ(wiki参照)」も飲んでみた。オレンジ+しょうが味。私にはちょっと炭酸が強めだけど、これも甘さ控えめでおいしかった。 ところでHolunder味ってのがあって、独←→伊のミニ辞書に載ってなくて何かわからなくて、ウェイターも英語では知らないけどリキュールに使われる物だって言うんで、避けたんだけど、今WIKIを見たら「エルダーベリー(ブログ「スウェーデン便り」参照)」のことだったんですね!試しときゃよかった! 飲食店で水はイタリアと同様、有料。違うのはイタリアでは水は他の飲み物よりは安いけど、ベルリンでは同じくらいするってこと。だからジュースばっかり飲んでた。 それにしても前述の安いベトナム料理店なんかで、3ユーロの食べ物食べながら、どうしてものどが渇いてたので1.8ユーロのジュースを飲んでしまって、アホ臭いと思った。それ以来水は水道水をペットボトルで汲んで、持ち歩くようになった(もちろん飲食店の中では飲まないですよ)。駅の売店で買ってもやっぱ半リットルで1.2ユーロはするから。 ビールばっかり並んだ、どこか懐かしい感じのする酒屋さん。イタリアにはこういう飲料専門(+つまみ)の小さい店ってないね。 ** そしてコーヒー。日本のと同じドリップ式のコーヒー。コーヒーフレッシュじゃなく牛乳入れて飲むせいか日本のよりおいしいと思った。 なんせ私は日本のコーヒーが苦手で。ほのかに酸っぱいし。しかもあの植物性のコーヒーフレッシュ・・・。カフェオレにするとまだいいんだけど。 一番好きなのは家でモカマシンで入れたSEGAFREDOのコーヒーのカフェラッテ。 で、ドイツのコーヒー、もちろんイタリアのより何倍も薄いけど結構いける。夫もドリップ式コーヒー好き。ほんとにイタリア人か??「水代わりにがぶがぶ飲める」って喜んでるんですが・・・。アメリカみたいにおかわり自由だったらもっといいけど。 エスプレッソも大概のカフェにあるけど、やっぱりイタリアのとは全然違うみたい。イタリア人の証拠か?夫はこれこそ絶対飲まない、外国のエスプレッソ(フランスはOK)。 そんなベルリンのエスプレッソでも、イタリアのものと全く違わない真のエスプレッソが飲める店がある。この店については後で書く。 また、とあるカフェで、イタリアにも冷たいコーヒー(氷なし)はあるから、ドイツではどうだろうと思って「冷たいコーヒーありますか」ってきいてみたら、「アイスカフェー?」って言うので、ああ日本と同じ言い方するんだ、と思ってアイスカフェ頼んだら、コーヒーにアイスクリームの入った、日本で言うフロート見たいのが出た。びっくり。おいしかったけど。 ベトナムコーヒー。 フェイクなエスプレッソ飲むくらいなら、ベトナムコーヒーのほうがずっとおいしい。 SバーンFriedrich str駅近くのこじゃれたベトナム料理レストランにて。 デザート アイスクリームは1回食べた。やっぱりあっさりした日本のに近い。なんせイタリアのはもったりまったりクリーミーで、ひとつ食べたら一食抜けるくらい重いので、久しぶりに食べる軽いアイスもうれしい。 ハーゲンダッツ、イタリアでは店はない(でもスーパーには売ってる)のでつい入ってしまったけど、2.何ユーロは高い! 客はアメリカ人しかいなかった。後日入った地下鉄駅のアイスやさんでも充分おいしくて1ユーロだったから、ハーゲンで損した気分。 ** ケーキも何度か挑戦した。私も相方も甘いものより食事のほうが好きで、ケーキごときに胃袋の収納スペースを使うのが惜しいので、ほんの数回だったが。 カフェとかにはすっごい種類のおいしそうな色とりどりのケーキが並ぶ。 南イタリアにはあまりこういうのがなく、種類の多いのはプチケーキ類で、ケーキ屋で売ってて、食後に食べるための持ち帰りが中心。切り売りケーキはあるところはあるけど少ない。そもそもあんまり外で、おやつの時間に、ケーキを食べてる人って見たことがない。イタリアで外で食べるおやつって、ジェラートが王道だしね。 さらにコーヒーといっしょに食べずに先にケーキ食べてからコーヒーを飲む人たちだし。エスプレッソだからバールではコーヒー飲むのも、くいっとやってハイさようならって感じ。 それに比べるとドイツはむちゃむちゃ「ケーキとコーヒーで午後の一息in theカフェ」文化! 昼下がり、カフェはコーヒー片手にケーキ食べる人でごった返している。同じ人種なのにこの違いがおもしろい。 ケーキもイタリアと比べてなんとなく日本のと似てる。 ドイツのケーキというと野暮ったい重そうなものをイメージしてたけど、全然、甘さも普通で結構上品な味(相方が見抜いたおかげ?)。イタリアのほとんどクリーム食べてるような気がするケーキに比べるとフルーツが多くてよかった。ただしちょっと大きいかな・・・。二人でちょうどいい。 Reichstagすぐ横のカフェにて。半分食べちゃってから。 パン屋には日本のドーナツ店にある「フレンチクルーラー」にそっくりなドーナツもある。味もそっくりで、軽いので胃袋のスペースに影響しないし、フレンチクルーラー好きなのでちょこちょこ食べたが、店によってはちょっと古い油の味がするものも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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