フランスのチーズ瓶詰め
突然ですが番組を中断して(笑)というかインド話は休憩してイタリア生活に戻りますが、これ、去年フランスで買ってきた、チーズのハーブ入りオイル付け。フェタにも見えるが牛乳のチーズ。賞味期限も切れたことだし(笑)空けて食べてみた。このチーズ、塩がきつくて酸っぱくてあんまりおいしくなかった。しかし!このオイル、なんかどっかで親しんだような味・・・あれだ!日本で売ってるイタリアンドレッシングってやつだ!言っておくがイタリアにイタリアンドレッシングなどと言うしゃれたものはありません。そもそもイタリア人はドレッシングなど使わず、サラダは塩と酢とオリーブ油を順番にかけて食べる。レストランではサラダとともにこのセットが持ってこられて各自好みの味に調整。(こしょうはぜんぜん減らない)日本みたいにレストラン特製のドレッシング~とか、見たことも聞いたこともございません。基本的に南イタリア人ってソースとか混ぜ物が嫌いで、こういう原料の正体が見えるようなものしか食べない。ドレッシングはサラダコーナーのそばにちっこくなって売られてるけど、サウザンアイランドとかフレンチくらい。油と汁が分かれてる系のは見たことない。それでこのビン詰めの油でドレッシングを作ってみた。もちろん塩と酢を加えるだけ。ああー、やっぱあの味だ。イタリアンドレッシング。懐かしい。調子に乗ってチーズをつぶして入れてみたら酸っぱく塩辛くなっちゃった。次はチーズと油だけで試してみる。チーズのコクが加わっていい感じ。それからはサラダのたびにコレで、くせになった。