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2010.07.19
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カテゴリ:栄養雑学
長いこと大学に通い栄養について勉強させていただきました、今回はそのときに学んだ脂肪代謝についてご紹介したいと思います。

私は、脂肪は貯蓄しているものはそのままで、摂取した脂肪をエネルギーとして使うのだと思っていました。

摂取した脂肪⇒体⇒利用  (体脂肪はそのまま)

この資料は英語の論文で実験した内容が記載されています。

eigo.jpg


要するに実験では、マーク付けした脂肪の動きを確認することで、摂取した脂肪の動向を探っています。結果としては食べて一度貯蔵され、そして使うという流れをしていますので、絶えず体脂肪は合成と分解を繰り返していることが示されています。つまり、肥満の状態はそれだけ絶えず口にしていると共に、分解しづらい体質であることを示しています。

ほかの実験で示していることですが、制限食のほうが食べたいだけ食べているよりも健康で長生きすることがわかっています。また、痩せすぎは問題ですが、適正体重のほうが肥満状態よりも健康で長生きできます。医療費は非常に高額になるペット社会ですので、病気にしないためにも適正体重を目指すのは飼い主さんの役割であり、今の夏の時期は減量に適している時期です。

あなたが何を選ぶかはあなた自身に委ねられています。だから私はペットの病気を作るのは飼い主さんであり、病気を予防できるのも飼い主さんだと考えているのです。

獣医師は動物の病気を治して収益を得る仕事をしています。正直病気になってくれないと仕事にならないのは事実です。病気の予防だけで十分な収益が出るような状態になれば、少しは変わるでしょう。





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最終更新日  2010.07.19 11:48:49
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