いたち（医達)塾。ナルヘソサプリ　栄養管理で健康を保つ

１１月発行予定の「ペットの栄養学２」の推薦文が届きました。

うれしいので貼ってしまいます。

研究でお世話になっている、ＧＡＢＡの第一人者横越先生に
監修と推薦文をお願いしました。

５冊目の本です。作家さんみたいですね＾＾

推　薦　文

　私はこれまで、昆虫、金魚、亀、ラット（シロネズミ）、マウス、モルモット、セキセイインコ、イヌなどを飼育したことがある。当然ですが、最終的には、全て、死んでしまった。その中に、寿命を全うしたものがどれだけいたか、自信がない。

　この本「ペットの栄養学II」は、「ペットの栄養学」の続編である。読み進むにつれ、なかに引き込まれるようなペットに対する深い愛情がほとばしっている。まず、本書の特徴は、ペットに対する愛情、研究や勉強に裏打ちされた内容、すなわち、実際にペットに接し、当面した難題を解決した事実に基づいており、大変に分かりやすい貴重な内容である。そして、語りかけるような記述である。

　本書にも記載されているが、本来の「食生活を営み、身体を養う」という営養学から、「栄え、養う」栄養学へと変化し、最近では、本物嗜好、グルメ嗜好、簡略化（インスタント化）、好き嫌いによる偏食などと栄えすぎた嫌いがある。それが、生活習慣病やメタボリックシンドロームの引き金になっている可能性がある。そんな時、身近にいるペットの栄養を考えることにより、ヒトへの本来の栄養学を再度振り返るような機会になれば、一栄養学者として、幸いである。多くのペット愛好家にとって、一度は読んでおきたい書であり、また、これを機会に大いに勉強もして、ペットとの生活を意義あるものにして頂きたい。


静岡県立大学食品栄養科学部　教授　横越英彦
〒422-8526　静岡市駿河区谷田52-1
URL; http://sfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/nutrbioc/index.html
TEL; 054-264-5559, FAX;054-263-7079