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カテゴリ:栄養雑学
引き続き「食べると栄養を奪う食品」のお話をします。本来はこちらから書き始めたのですが、2番目になりました。
驚くと思いますがサラダ、食パン、白米、ジャム、飴などがあります。栄養をマイナスする食品は「意外」と身近な食べ物なのです。 ほとんどの食品は単品では、栄養のバランスはよくないのかもしれません。ここで問題になっていく「栄養を奪う食品」の特徴は、食べ過ぎてしまうことにより起こるので、「それだけで」食事が終わるような食べ物だと考えています。マイナス栄養はどういうことなのかといえば、食べることで栄養を消費することで、これをつき極めると「食べることで栄養不足になる」のです。 普通はそこまでいかずに、ほかのタイミングで得た栄養を消費して帳尻を押さえて問題を起こさないでいます。しかし栄養不足を実際に起こして、体調不良になる人がいるのです。 簡単なのは白米、米飯があります。米飯を食べ過ぎて、脚気になっていた歴史がありました。米飯を代謝するときにビタミンB1が必要なのですが、米飯には含まれていなく、ほかの食品で補給できていないと栄養不足を引き起こします。米飯で代謝(消費)したビタミンB1のために、皮膚で問題発生をはじめいろいろとビタミンB1不足の症状を起こします。同じように飴を食べ過ぎても同じで、ビタミンB1を消費するので体では行き過ぎると栄養不足を引き起こします。 たとえば、朝トーストにジャムを塗るだけの食事の場合、ビタミンB1を補給しなかったとしましょう。ほかの食品でビタミンB1が補給できていなければ、カロリーを代謝できないので極論元気がでません。 肉食もたんぱく質代謝にビタミンB6が必要で、ビタミンB6不足の状態を作るために肉をたくさん食べさせることもあるほどです。 このように食事そのものが栄養を奪う事例があるのです。 サラダも生野菜をたくさん食べるので健康的と思うでしょうが、油を使ったドレッシングを使うことで、この油を代謝できるだけのビタミンミネラルが十分含まれていません。ですから、体内にある栄養を利用していくのですが、足らなくなるといろんな栄養不足症を引き起こします。簡単にざっくりと書くと、減量目的で油を含んだドレッシングをかけたサラダを大量に食べると、希望と逆に太るってことです。 ということで、食べることで栄養不足を引き起こす食べ物は結構あるのです。それも、健康によいと思っている普通の食べ物で。 食べることで栄養不足をつくる。。。サプリメントでもドライフードでも、おやつでも食べて栄養不足になる・・・栄養素が増えないのはともかく、食べて栄養素が減るという認識は読者のみなさんもっていますか?ここをお伝えしたいのです。続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.08.17 22:38:32
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