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カテゴリ:サプリメント概論
細かく丁寧に正確にご説明しようとするととても難しいお話なので、まずはざっくりと理解していただきたいのです。理解していただきたい要点は、「効果的にバランスよく食事を行う」必要性で、ご自分の認識の誤りに気がついていただきたいことがあります。
食べることで栄養素が減る。。。面白い仕組みですね。ポイントはどんな食べ物、量のある炭水化物、たんぱく質、脂質であっても消費(代謝)するときにそれぞれの微量栄養素があります。それがバランスよくなっていないと栄養素が不足して、代謝できないだけでなく、ほかの生理機能がうまくいかなくなるというものです。 たとえば、よくお酒を飲む人がいたとします。普段は何も問題なく健康ですごしていました。あるとき大きな擦り傷をしました。そうして治りが悪いのです。なぜでしょうか。 これは例題ですのでざっくりと条件を絞って、意図的に答えをつくりますが、「「お酒を飲むのをやめるよう」」にアドバイスすると、1週間もしないで完治しました。なぜでしょう。 よくお酒を飲む人は、お酒を代謝(無毒化)するために肝臓で栄養消費が起こります。普段は自身の食事で健康に問題がなく栄養収支が取れていたとしても、皮膚を修復するための、たとえば亜鉛やビタミンCが不足していて治るのが遅かったとしましょう。そこで、お酒で消費するビタミンミネラルを皮膚の修復に回そうと、飲酒をやめるようにしました。すると皮膚が治ったという具合です。 この場合は栄養を消費する飲酒を制限しましたが、飲酒(バランスを崩す食事)をしていても不足分を補うだけの栄養素を追加していれば、同じように治癒したのだろうと思います。 皮膚の治癒にあわせて同じ飲酒と擦り傷を話題にすると、皮膚を治そうと肉をたくさん食べたとします。とにかく肉肉。。。野菜は食べずに肉・・・とします。肉食べ過ぎてビタミンB6が不足して、亜鉛もビタミンCも不足していて傷が治りません。。。というときにはちょっと野菜を食べましょう。肉に合うナスや、ジャガイモ、にんにくはいかがでしょう。こんなことだけでも傷の治りは違ってくると思います。 修復する素材が不足しているのに加え問題意識を持ってほしいのは、食べているものが栄養素材を減らしている現実があるのです。これを知っていただきたい。食べているのに、増やしているのに、栄養素が減る。栄養不足になる。。。ことを >>続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.08.21 20:26:12
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