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2014.06.03
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カテゴリ:栄養雑学
動物病院の治療を受けない勇気


 こんなテーマでお話をしてみましょう。


 私は小さな子供のころ、人間の医者も、獣医もそして学校の先生も絶対の正義だと思っていました。反抗期という時期も経て、親の言うことも矛盾を見つけ、学校の先生の言うことも絶対の正義でもないことを知りました。


 お医者さんもそんな意味では、正しいことを言っているばかりでもないし、獣医もそう。

 病院に頼って任せておけば、「病気が治る」ことばかりでないことを知ったのは、20歳を過ぎたことでした。


 その意味は医者も獣医も努力のなかで診断しているし、わからない病気も多い。そして何より大切なことは、「個人の力量」で大きな差があるということ。この力量、健康に対する知識と、手術の技術的なことを含んでいます。


 対象を絞って獣医さんのことを考えてみましょう。たくさんの人がいます。獣医と言う職業を持った尊敬できる人もいれば、大っ嫌いな人間もいます。それは獣医師という職業であることだけで、それ以外は千差万別、いろんな人がその職業についていることを意味しています。


 私は専門がフェレットですが、犬猫でも動物病院に頼れば正しい答えが返ってくると信じていました。ですが、ちがったんです。



 獣医が言うことが正しいのではなくて、正しいことは正しい。その「正しい」を必ずしも対応する獣医師が見いだせるかどうかは別問題ってことです。

 これは私が1996年からペットの仕事をしていて、今持っている結論です。



 人間のお医者のお話に少し戻りましょう。私が病院に行く理由は、安心を得るために病院に行く!と言うことを結論になりました。治癒や治療があることも大切なのですが、そのお医者先生に診察をしていただくだけで、自分の体の状態を把握し、起こりうる変化を知り、健康に導いていただくことをお医者さんに求めています。


 と言うのも、幼少期からのかかりつけ医の先生に行くと、なんか治った気に成る。治る気がする。。。これが病院に行くことで得られる安心感です。


 そう思うと動物病院にでも、治ること以前に、「この病院、この獣医さんに診察を受ければ治る気がする」、安心感が私は欲しいなーって感じます。


 そんな動物病院と関係をつけたいものです。つづく





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最終更新日  2014.06.03 21:16:26
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