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カテゴリ:栄養雑学
「勉強をしておくもんだ」シリーズでお伝えしたいことは
何度か記載していますが、集団の健康を見ることを歴史上の 出来事を参考にして、ペットで「みんなこの病気になるから、 この種はこういう生き物なんだ」っていう、 受け止め方を打開したくて、ご紹介しています。 フェレットでは多い病気もありますし、 猫にも、犬にも、犬の犬種によっても起こりやすい病気があります。 じゃあ、それはあったりまえのことなのでしょうか? あきらめてしまっては終わりです。 可能性を探るのも一つです。 起こりやすい病気というのはどいうものなのか。 検討を細部にしていきますが、 そこまで行く前に、歴史上の人間のお話を何度か。 紀元前5世紀の記録です。それ以前の100年前に ペルシアとエジプトが戦闘をした場所に たくさんの人骨が散らばっているところで気が付いた 事柄を書き残されています。 ペルシア軍の人骨は軽く小突くと崩れ エジプトのそれは頑強であったそうな。 それを記述者はペルシャでは頭にターバンを巻き エジプトでは防止などで日光を遮断することなく あるのが要因ではないかと述べ その記述を紹介している近年の著書では 「まっとうな評価」としている。 こうした生活上も体のつくりに集団として現れるんですね。 栄養学上の健康トラブルはいろいろ知っているのですが なかでも記憶に残っているのは アフリカのとある集落のお話。 集団として小人の集落があって 遺伝のものなのか?と研究をされていたそうです。 結果、亜鉛不足であり、亜鉛を補給することで 集団としての体つきは平易な言葉で 普通になったということがありました。 この亜鉛不足というのは 地域の土壌・・・たぶん狭い範囲ではなく ある程度の広さを持った地域で土壌が亜鉛不足で 植物連鎖や食環境で亜鉛不足を生じていたってことです。 同時に動物の体つきも亜鉛不足の状態が現れていると 私は推測します。人間は食環境を整えられますが 今まだ動植物は亜鉛不足が継続しているのだと思っています。 亜鉛は200種類以上の酵素の原料になるので それが不足するだけでも大問題です。 この情報は私が勉強しだした初期にしたことで おそらくお話するのは初めてだと思います。 本にもHPにも、ブログにも書いていないはずです。 こうした土壌ミネラルは植物は作ることができないので 大地の状況に依存します。局地的な少なさなどは 植物に影響をしても動物には影響をしないので 平均化されていきますが、体に影響を与えるような 範囲での土壌欠乏は動物にも取り戻しもできない 体の影響を作るモノです。 日本人は海の魚を食べるのでミネラルは 大陸の奥地にある海の魚を食べない地域よりは ずっと問題のなさそうな気もします。 カルシウム不足・・・って言われがちですが これは土壌ミネラルのバランスがヨーロッパよりも 低いので指摘されることも要因ですが、 少なくて悪いのかな?って私は思いもします。 大型の魚を食べる量が多いと 水銀の蓄積にもなりますが 食環境は体のつくりに影響をし 集団の健康に強い影響があることをお知らせしたいのです。 この集団性。。。ペットの集団的疾患も もしかするともしかするかもしれませんね。 と、あきらめず研究しています 本を読んでいると人間だけではなく、 犬も猫も、フェレットも、ウサギも、ネズミも 豚も、ヤギもいろんな情報が入ってくるので 新しい知識に出会えば、挑戦をしたいことも増えています。 そう、最近はヤギに多少なりとも縁があって、 そのサプリも作ろうかと頭の片隅にあります。 アルプスの少女ハイジのアニメで おじいさんがヤギに与えている白い粉・・・塩なんですね。 ヤギは塩が好きで舐めています。 塩・・・ミネラルですね。 草食動物で強い胃酸を作るために塩分が必要で 好んで口にするわけです。 草食動物に塩を与えると健康状態が良いことも 経験的に知っているので、そんな行動をアニメでも 表現をしていたんではないかと私は思います。 あ、私はハイジ好きです。よ^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.02 20:46:43
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