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カテゴリ:栄養雑学
健康には風土病というものがあります。
いろんな風土病がありますが、 日本にもウィルスに起因した病気も地域によってございます。 調べていると、おもしろいもんです。 この間紹介しました亜鉛不足で起こったことも風土病の一つ。 今日、家の裏の山の作業を午前中していました。 手伝っていただいているのはゲンさんという私の父くらいの年代の人。 そのゲンさんとの会話で興味深かったことがあったので紹介します。 ゲンさんは現役の時は製薬メーカーの営業をされていまして 薬の売り込みとかいろいろな話がとても興味深いのです。 おうちのお話をしていて、「井戸水ですか?」と質問したところ 井戸水の話に進展しました。 静岡の平野部は鉄分が多い地域で、鉄の味がしたり、赤さびが出たりする 鉄分の影響の強い大地です。ちなみに私のいる丸子は静岡市の西のはずれで 水系や地下の構造線・断層の関係でちょっと違い これも紹介しましたがケイ素の多い地下水になります。 その、鉄分の話から以前住んでいた兵庫県の加古川の話を聴かせていただき、 そこはカルシウムの多い地域というのです。 そしてお医者さんの話として 「結石が統計上多い地域で、これは土壌カルシウムとの因果関係を 否定できない」こんな趣旨のお話を聴かせていただきました。 科学というものは先に現象を発見し それを再現性や理由づけしていくことがありますので 今後その現象の理由を見つけていかれるのも興味深いお話でした。 こういうのも環境に根差した風土病で大切なのは 集団で多く発症する病気を確認し、 理由を見つけ、病気にならないようにすること です。 こういうことを理解したうえで ペットに多い手段の病気の理由を探り 集団での病気の発症確率を減らしていければと 願ってやみません。 カルシウムが多いのは悪いことばかりでなく、 良いこともたくさんあるでしょう。 静岡の鉄分が多い土壌の作物は 貧血の確率が減る地域なのかもしれませんね。 地域特性は良い方向に現れればいいので 調整をするといいと思うのです。 件の結石の関係は カルシウムが多いだけではなりませんので ならない条件を整えるといいと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.08 22:40:34
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