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カテゴリ:栄養雑学
写真だけみるとなんのハーブだろう?と思うかもしれませんが、 ただのお茶です。お茶もハーブなので間違えではないのですが 皆さんがイメージするお茶はヨっている、針の様なツンツンの状態なのかもしれませんので こんな状態のお茶は珍しいく感じる人がいるかもしれません。 先日お世話になっている丸子紅茶さんに顔をだすと、 釜炒り茶を作ったのでと分けていただきました。 これ、花粉症に良いんです。 何人も身近で花粉症が無くなったという人がいますので 効くんだろうなーと感じています。 成分的にはメリル化カテキンが有効で、 作用についてはリンク先で勉強になりそうなページで習得してください。 参考リンク 今回は前にも紹介したことが有ると思いますが、 再びお茶を例にハーブ・薬草のことをお話します。 表題の品種・収穫時期・加工方法で薬効が生まれます。 薬効と言ってはいけないのかもしれませんが、 お茶は薬としてやってきましたので お茶は薬なんですよね。 中国の伝説の神農は植物から薬を選別するなかで 毒草に当たった時にはお茶を食べて解毒していたそうな。 参考リンク 長い歴史的にはお茶は薬であったわけです。 それだけ効果がある成分があったわけなんでしょう。 花粉症に有効とされる成分がわかったのはそんなに昔のことではなくて、 お茶にカテキンは含まれていますが、そのなかでもメチル化カテキンという成分が 花粉症に働いてくれます。 この成分はどのお茶の品種でもいいわけではなくて、 葉っぱの大きなアッサム系のお茶に含まれています。 日本は90%がヤブキタ種でこれはメチル化カテキンに関しては向いていません。 良く耳にする品種は紅富貴で、これはアッサムの実生選抜の紅ほまれと ダージリンの実生選抜の交配種です。 アッサムというと地名ですが、紅茶の名前で聞いてことがあるかもしれません。 大きい葉っぱの種類に含まれています。 戴いたのは、紅富貴と、紅富士という2品種です。 品種としては今紹介しましたように、葉っぱの大きな アッサム系の品種 収穫時期ですが、お茶は年4回収穫して製茶できます。 5月の新茶(早いところでは4月ですが)一番茶。新茶と言われます。 紅茶ではファースト 次に二番茶。紅茶ではセカンド。 紅茶はこれが良いみたいです。 3番茶に4番茶 収穫ができます。 時期は花粉症に良いのは夏の紫外線に耐えた茶葉が良いそうです。 他の時期ではあまり良くないそうです。 それで最後の加工方法は緑茶に仕上げないといけません。 お茶はいろんな作り方があります。 ここでは細かくは省きますが、 発酵(酸化発酵)をさせると、メチル化カテキンが変質して 無くなってしまいます。ですから発行するウーロンチャ系、紅茶などには 作れないのです。 緑茶もいろんなつくり方がありますが、 写真のお茶は釜炒りで作ったものです。 細かくは書きませんが、加工方法で有用成分が無くなってしまうこともあるのです。 後は飲み方ですね。 (メチル化)カテキンを飲みたいのでまずは水溶液に溶かすには 熱湯で抽出するってことですね。 緑茶だから低い温度で・・・というのは違いますね。キット カテキンの体内吸収の防止作用もあるので やってはいけない方法があったと思います。 失念しているので思いだしたら報告します。 こうしてまとめると花粉症にいいメチル化カテキンを飲むには 品種は大きな葉のアッサム系 収穫時期は夏 加工方法は発酵をさせない緑茶 飲み方は抽出方法として熱湯 というポイントがあります。 このように他の薬草・ハーブも品種によって含有成分の差や 収穫時期・加工方法・抽出方法が存在しています。 ナルヘソを製造する段階で原料はこのポイントを素材として 細かく検討しています。 この細かなところはいいません。 公開すると安易に真似してイロイロやる人が実際にいますので イロイロやりたい方はご自身で研究なさるといいと思います。 私は私の正義感で原料を選び、 調合して、フェレットの健康に寄与するように努力しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.08.20 22:52:41
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