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いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

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2018.09.08
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カテゴリ:栄養雑学
​​​​たまには初めに戻して重合のお話。


 重合というのは栄養素同士の結び付きのこと。


 ​参考リンク

 リンク先は難しい言葉で理解に苦しみますが、
植物のなか、動物のなかでは栄養素というか、あらゆる成分は
独立して存在しているわけではなくて、ほぼいろんな成分とくっついて存在しているものです。

 アミノ酸はタンパク質であったり、タンパク質のなかでも酵素であったり
アミノ酸の部品が他の成分と組み合っていろんな成分を作り出して存在しています。


 植物は太陽の下で生育する場合、その紫外線の影響で成分が壊れないように
強い成分同士の結び付きをしています。これが重合。簡単にいうと成分同士のつながり。


 植物でも動物でも私たちは食べて、我が身にするには
一度部品に分解して、血液のなかに入っていかないといけません。

 この分解が消化であり、血液に入っていくことが吸収と理解できます。


 

 この重合の認識を持ったのは2000年くらいのことで
私が大きなフェレットの健康の壁を壊して理解と
結果につながるきっかけになったのはこの理解でした。



 丹羽先生の著作で「​活性酸素が死を招く​」
この本の一節に出会ったからです。

 1円で買えるので読んでみたらいいよ思います。
絶対に損はしません。1円だし\..\





 この話は何度かさせていただいたので覚えのある方もいると思います。
著作のいずれかにこの重合の話を書いた記憶があります。


 1998年からフェレットの病気の多さに着目して
獣医師で治療できないことを理解しました。


 病気になれば獣医さんが何とかしてくれるよ。

 そんな思いで私はフェレットを迎え入れ、
その後輸入卸を始めたわけですが、
その頼るべき医療部の動物病院が頼り切れないというのを
理解したのが1998年のこと。そこで目線が変わるのですが、


 その時に餌の問題とか、栄養素・機能性成分で対応できる可能性を知ったわけです。
その時の考えの基準は「DOG」という雑誌12冊でした。
 今でも私のバイブルなのですが、初期の大切な情報源でした。



 そのハーブとか、ビタミンとか栄養素で病気が治る。
そういった本は大量に手にできました。

 問題の肝臓でいえば、この成分を摂ればいい。という本はたくさんあります。
今でもたくさんありますね。


 初期に使ったのは犬用の製品でしたが、名前は控えますが
パッケージに書いてある○○に良いとか、××量を与えると書いてある通りに
やってみるモノも良くならない。良くならなかったんです。一切。


 すでに静岡市で1店目のお店から2店目に移動していて、
動物も多品種いましたし、お客様もたくさんいらっしゃいました。

 その製品を使っても、組み合わせても、アレンジしても結局
変化がないんですね。一向に。


 その評価は、2000年以降の丹羽先生の本に触れ、
丹羽先生のSOD様作用食品を利用して見える変化と比べれば
ゼロに近いものでした。だから、いまから振り返れば
初期の選択は良くならなかったと判断しています。

 もちろん、犬には効果があるのかもしれませんよ。


 でも、その当時フェレット用のサプリはなくて、
というか、今でもナルヘソ以外は少ないかと思いますが
オイルのフェレットーンとか、フェレットバイトとか
フェレット用のビタミン剤とかはありました。何も病気を治さないけど
私がお迎えした95年当初からあったとは思います。
やったからと言って変化はないけど。

 それで変化があれば、それを使って健康を維持して
私は研究をしなかったわけで、
その当時も私は輸入してお店さんに卸売りできる金額で
入手できていたわけで、良いものならそれを扱って終了していた話です。

 でも、良くならないので、それらのアイテムに頼ることはできなかったんです。
フェレットバイトで2ドル50セントくらいだったと思います。
           <金額を書いていいのかわかりませんが^^昔の価格です。
 
 
 フェレットが健康にならせられない
壁を壊したのは重合の理解だったので
もう少しお付き合いください。


 その丹羽先生の本に出合うまでに気が付いていたフードの問題はいくつもありましたが
項目的に入っていない消化酵素、シンバイオフィクス(有用菌関係)と
加熱加工しているゆえの含めない存在があるということを気が付いていました。


 今は、消化酵素を与えるのは人間の健康分野でも良く聴こえてきますが、
これって、2000年くらいに人体の見解が変化してそのあとに流れた情報によると
記憶しています。それまでは酵素は十分自分で製造できると考えられていたんですよね。

  >関連して細胞分裂の回数が言われだして、いろんな見解が変わっていきました。



 そんなころ、半分はそれまでの知識で自分ではわかってはいたんだと思います。
でも、理解しきれていなかったので、一節で「ハッ」っとした経験をしたのでしょう。


 「なるほど」と。


 「活性酸素が死を招く」の本では漢方薬が効く人と効かない人がいる。
それは胃酸が弱い...という文章。

 そこから栄養素同士の重合の話に展開されていくのですが、


 本に書いてあることを理解してハッとしたのではなくて、
私がわかっているようで理解していなかった部分に気が付いたので
ハッとしてなるほどと感銘を受けたわけなんですね。


 文章の文字通りのことではなくて、それを読んで頭に浮かんだことなんですね。



 単純に言えば、口にするモノのなかに栄養素なり、機能成分が含まれていても
血液に入っていかなければ無意味で、働いてくれる問題の部位の細胞の部分に
届かなければ意味がなくて、成分自体は口に入ってからドンドン目減りもして行くので
対象の場所に届くかどうかが、成分が機能するか、健康を取り戻せるか
健康で居続けられるかの秘訣であることに強く目を向けるきっかけになったのです。



 言ってしまえば簡単なことであると思いますが、
いかがですか?



 犬に有効でも、フェレットに有効かどうかは別問題で、
試してみてフェレットに有効なものを探さないといけないと
再度思ったわけです。そのなかでも重合の切断と、予備消化がカギでした。



 単純に目で見て微粉末であることが大切では全然ないんですね。




 それと、成分のサバイバル。。。対象の部位に届きやすい成分を探ったのです。




 こういうところで栄養素同士の結びつきの重合。


 これを消化して血液中に入れ込めればいいのですが、
既存のサプリやハーブ製品でそのことを意識してある製品もあれば
ただ、粉にしているだけの製品もあります。


 手作り食でちょっと煮炊きして、、、これだけでは
十分吸収できるかは大いに疑問です。しかも、その量で十分体を維持できる栄養素が
含まれているのかも疑問です。

 煮炊きすることで消化を助けようという意識はわかります。
わかるけど、結果につながらなければ無意味です。
実際、足りているんでしょうか?
ひと工夫すればいいので、手作り食に関してはおいておいて、



 重合の切断をしているモノをくちにすれば
効率よく体で使えるので、口にする量を減らすこともできます。
結果が出ていてば、適しているってことです。


 
 もう一個、別のお話をしたくて。



 重合の切断は消化についてのお話ですが、
先日、ある製品をみました。裏書を見て原料を見ると
「クワ」が入っている。



 
 どの程度入っているかわかりませんが、
クワの成分(DNJ)が機能すれば、
消化を抑制しますし、十分の量がなければ
DNJは働かないので、他の成分が体に機能するかもしれません。




 クワは蚕さんの食べる葉っぱ。



 これにはDNJ。デオキシノジリマイシンという成分があり、
クワが健康に寄与するときに提示される標題成分です。



 クワを摂取するのは、DNJの機能を求めて使います。




 これは何かと言えば、糖質の吸収を阻害する成分です。




 どういうことかと言えば、腸で吸収するときに
糖は膜消化という吸収する場所の寸前で分解して吸収しますが、
それを阻害するんです。



 消化酵素(αグルコシターゼ)を邪魔するんです。


 ですからカロリー吸収を抑制して
減量にお勧めの薬草として幅広く活用されています。

 2糖類の分解の酵素なので、2002年くらいには
フードの糖を吸収阻害に利用できないかな?と
研究もした素材で、クワを栽培もしています。
 


 このクワが入っているサプリメントがあったのですね。

クワだけなら減量に活用できるのですが
いろんなハーブなどのなかにクワが入っていると、
DNJが機能すれば糖の吸収阻害だけで終わればいいのですが、
消化の阻害があると、栄養吸収効率が下がります。

 十分な量が入っていなければ、
クワは何のために入れているんだろう?という
商品がありました。桑の第一の機能を考えずに
他のこと考えているのかな?と


 ともかく、この製品はハーブを粉にしただけなので
どれくらい体に入っていくのかはわかりかねますが
そんな製品がありました。

 フェレット用ではないのでいいんですが、
栄養吸収する目的の原料と、消化阻害をするものを一緒に取るのは
できれば避けた方がいいです。結局わかんないことが多いので。
わかっている範囲で効率よく行動してみてください。




 と、ダラダラ文章になってしまいました。


 重合の切断は私がサプリメントを考えるうえでとても大切な項目で、
十分消化できそうでないモノを与えるのは無意味です。
そのことはこの書きこみでお伝えしたいことです。



 その次に、この重合についての研究を進めるきっかけになったのは
活性酸素は死を招くの本ですが、フェレットの研究をしている中で
どうしても壁にぶつかります。どうしてなんだろう。わかんないなーっていうことが
たくさんありました。そういうときはその課題にぶつかっていきますが
何しようと答えが見えないことはたくさんあって、
重点的に研究意識を持って知見を広げますが、
答えが出ないことは多いです。そういう課題を残しながら
他の課題にぶつかり調べていくことを続けます。

 そういう活動を繰り返していくと何気ないきっかけで
わからなかったことの答えに出会ったり、その解決のヒントになる事象に
出会うことがあります。


 一つの「壁」は乗り切ると、それまでパーツであった知識が
一気にパパパとはまって像を作る経験を何回もしてきました。

 ああ、そういうことか。「なるほど」って。



 皆さんはどういうところに壁を感じているのかわかりませんし、
壁を感じない世界に住んでいるのかもしれません。


 どういうことを見聞きして、なるほどと、なるのかもわかりません。



 でも、その一つの「なるほど」と大きな​気づきを経験すると
爆弾がはじけるように一気に知識が広がることがあります。
経験していますか?したことありますか?




 その大きな大きな私にとっての壁を越えられたのは
間違えなく、「活性酸素が死を招く」の本でした。
良かったら読んでみてください。





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最終更新日  2018.09.08 21:56:56
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