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カテゴリ:栄養雑学
尿路結石は酸-アルカリの尿の状態でできるものが違います。
今回は一つ前回のフェレットシンドローム3を書いている時に 資料をあたっていて、ある一文に出会いました。 それを記録代わりに書いてみようと思います。 細かい成分は別にして、 尿の酸-アルカリでできるというのは、 膀胱での酸-アルカリ環境でできるのですね。 ということは、酸かアルカリの環境で長時間あったということです。 酸性尿だから酸性尿でできる石ができて、 アルカリ尿だからアルカリ尿でできる石ができる。 酸性でできた石はアルカリ尿で溶け 逆も、アルカリ尿でできた石は酸性尿で溶ける 体はいくつかの条件で酸性になったり、 アルカリ性になったり動きます。 この揺れが大切で、膀胱の中の尿は 絶えず酸-アルカリをちょうどいいバランスで 動いてくれさえすれば、 酸性尿下でできていた石はアルカリ尿下で溶けて消え、 また逆もしかりです。 つまり、石ができるというのは 酸-アルカリの尿のどちらかに偏りがあることが大きな要因と捉えています。 このことを言いたくてダラダラ説明しましたが、 尿路結石は膀胱内の尿のPH(酸-アルカリ)の環境問題と考えています。 尿路結石ができやすい子、ご家庭。それはどこかに解決しないといけない 課題があると思います。 さて、大前提としては 酸-アルカリの尿のどちらかに偏りがあることが大きな要因 これなんですが、 さっき資料を見ていたらこんな一文が。 血液の状態の安定(血液中のビタミンEの適切な濃度の維持)と、 体の酸-アルカリのバランスの維持に重要。 という一文。 ふむ、考えさせられます。 この一文があったのは亜鉛についての説明の中の文章。 亜鉛はフェレットのキーミネラルと捉え フクスイカンの健康に重要な栄養素で 病気の時に亜鉛を加えると治る症状がいくつもあります。 そこで、フェレットは亜鉛が基本的に少ないのでは?と研究してきました。 亜鉛の取り扱いは2004年からですから、 その少し前から亜鉛とフェレットの研究はしておりまして、 この一文は正直見落としていました。 どんな風に亜鉛が酸-アルカリのバランスを取るために働くのか。 当然、尿路結石とどういう関係があるのかを一つのテーマにして調べてみます。 元々、ナルヘソには亜鉛を入れているからなのか ナルヘソを普段から与えている人で尿路結石の相談は 直接のお客様ではいないんです。 それは亜鉛が働いていてくれたからだったら うれしイイなーと、市内の図書館(県立、私立、大学)の 複数をハシゴしてとりあえず調べてみます。 読者の皆さんで興味が有る方は調べてみて 面白いことがわかったら是非おしえてください! 何気なく資料を当たっていて出会う文章が フェレットの健康を助けるきっかけになると思えば 心はウキウキします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.09.12 09:23:51
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