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2019.11.14
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カテゴリ:栄養雑学
​マリン様からお店で使う用のミルクのご注文がありましたので
配合して製造をしました。

 10円玉と比較しているので多い量です。



ベビーフェレットに使うということで、とてもたくさんご利用いただいています。
あまりにたくさん製造納品しているので
その配合でいいですか?といつも気にかかっています。

 

 私的にはミルクはおいしい「嗜好品」のイメージを持っています。
牛乳それ単体が栄養補助食品と言う認識は低いです。


 これは、世間の人が牛乳がとてもイイものだと
扱っている気持ちに反発しての割り引いた感覚で、
嗜好品と言っているわけです。

 体温の高い牛の母乳は、体温の低い人間の体内で
脂肪分が固形化するなど悪作用が言われています。
まあ、処理できない量の飲み過ぎの感覚です。

 日本人は牛乳を口にするのは
明治以降ですので150年程度の歴史しかないですね。
何世代でしょうか?


 親世代がたくさん飲んでいるとは思えませんし、
母はヤギを飼っていて、幼い時にはヤギのミルクを飲んでいたような
話も聞いていますが、日本人が一般の食卓に
牛乳が手にできるようになったのは、昭和くらいのことでしょうか?


 NHK朝ドラでは、昭和40年近辺に
北海道からの輸送が可能になって、
牛乳を供給する描写がありましたが
牛乳が一般的な飲み物になったのは
そんなに古くはないでしょうね。



 口は悪いですが、ヨーロッパは食べ物が無いので
牛乳を口にしていたと私は見ています。


 口が悪いですね。
そういうだけの歴史的背景はあります。



 まあ、体が処理できる量をおいしく飲む。


 無理にカルシウム補給のために牛乳を飲み過ぎない。


 そんなところが私の繰り返している私の考えです。


 娘が幼稚園のころ、園長先生に牛乳をたくさん飲ませたくない旨を伝えています。


 そのころ牛乳が良くないという本などたくさんあったような気もします。
私はそのころのブームの情報に影響を受けたのではなく
それまでの研究で培った知識に基づいての考えです。 

 牛乳を多飲する人はちょっと調べてみることをお勧めします。




 まあ、適当な量ならいいんでしょうね。


 さて、牛乳というか粉ミルク。。。は嗜好品、、
動物のサプリにとってはおいしさのベースの素材と言う認識です。
そこに栄養調整をしてサプリメントとする意識です。


 ですから、F/ミルクは フェレットの幼少期からのモノに合わせて調合していますし
もちろん、その時以外も使えます。


 フェレットの乳脂肪に関して、私は著書で触れています。

 それはどこかの本に書かれていたもので、
私が調べているなかでもそんなに目にすることはないレア情報です


 たぶん、私の著書以外でフェレットの乳脂肪分の数値を探そうとしても
出会えない情報だと思います。
フェレット関係の本ではなくて、何かの本で一覧にたまたま乗っていたヤツです。


 この数値がどうってこともないのですが、
その一覧で動物ごとの乳脂肪分を知れます。


 乳脂肪分でその動物のもともといた地域を推測できるという話もありました。
これは事実なのか不明ですが、良い分はコウデス。

 その話をブログなどで以前に書いたこともありますが
寒いところの動物は乳脂肪分が多くなるという意見。


 だから緯度などに反映しているという。


 それも一理あるでしょうが、
同じ牛でも食べ物でも、住んでいる場所でも乳脂肪分は違いが出ます。

 季節によっても違うので、乳脂肪分だけで判断することもできないかとも思います。



 

 ともかく、季節、住んでいる場所、品種などでも牛乳の成分には誤差が生じます。
もちろん、そんなモノですが。

 


 ミルクは私はおいしい味のベースと考えていると繰り返し。。。



 カレーを作るときに、カレー粉を使い、具はなんでもできますでしょ。
そんなカレー味のベースのようなものがミルク


 味噌汁の味噌・・・そんな私は感覚を持っています。


 今は大人も粉ミルクを飲むので、大人用の粉ミルクが製品化されています。
その感覚です。


 粉ミルクはフェレットに理想的な成分ではないですが
そこに調整をすれば、それぞれの求める栄養補給ができると思います。


 問題は乳糖ですが。下痢をしなければ問題はありません。


 続く

 






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最終更新日  2019.11.14 22:12:45
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