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いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

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2019.11.23
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カテゴリ:栄養雑学
今回は糖質の質についてちょっと触れてみたいと思います。


 これまでも記載したことはありましたが、
今回のきっかけはこのおもちゃを入手したので
書いてみようかと思い至りました。


 私は情報にはその人のレベルと言うか区分があると思っています。

 と言うのは、学校でいうと、小学校、中学校、高校、大学と
たとえば歴史でもその詳しさはその段階ごと違ってきますよね


 大まかに教わったことを上位学校でより詳細に学ぶ。


 こんなイメージを知識には持っていて、
動物の知識も、例えば便宜上初心者さん、中級者さん、ベテランさんと分けた時に、
それぞれの段階でこのくらい知っておけばいいという深さがあると認識しています。


 小学生ならそれくらい理解していればいいよーというものも


 高校生ならそれくらい知っていないといけないよーと言うかたち



 イメージできますか?



 初心者さんならそのくらい知っておいてください。
 それを超えたら同じ事象でもこれくらい理解を深めてくださいというもの。


 あなあたベテランさんを認識して人に意見するなら
知識が足らないで言うべきではないよと言うことも見かけます。
私も情報発信するには心がけてなるべく正しい情報を口にしたいと
考えていて、間違えがあれば修正するようにしています。



 そのなかで糖質の質に関して。


 初心者さんは「糖質」についての認識は一括りにして理解していれば、それでいいです。


 糖質はグループ名称でこんなイメージです。




 糖質はグループとしての名称で、そのなかにはいろんな性格を持った成分を含んでいます。

 



 それを整理してみるとこんな感じ。

 緑色 3つ 
 オレンジ 2つ
 ピンク 2つ
 赤色 1つ
 青色 1つ
 黄色 1つ


こんなイメージ




 この色は分解したとの状態になぞらえることができて
いわゆる「糖」1つの「単糖類」という状態で
たとえば「ブドウ糖(グルコース)」「果糖(フラクトース)」「ガラクトウス」があります。

 糖質はグループ名称なのでそれぞれに特徴と固有の働きがあります。

 グループとしての大枠の特徴はありますが、
それでいて思考がストップしている人がいます。
これは初心者さんの考えです。それはそれでいいです。



 一つが単糖類とすると、それが接合して2糖類と言う成分があります。

 
 ブドウ糖+ブドウ糖で麦芽糖です。同じものが2つ接合するタイプ
 
 ブドウ糖+果糖でショ糖・・・砂糖の主成分で
違う単糖類が接合するタイプの糖

 こういう二糖類はこんなパターンでいくつかあります。


 似たようにオリゴ糖もこうした組み合わせのいくつかのパターンがあります。
オリゴ糖もグループの名称です。



 同じのがなかったので、デンプンをイメージするには
こうした一つ一つがブドウ糖のつながりが役に立つでしょう。

 でん粉はこうしたブドウ糖の連鎖です。



 糖質のグループにはこのほかにもいろいろな形状と
それぞれに特徴を持っています。
それは検索してでも理解いただけばよろしいでしょう。


 

 よくこの糖質のお話は書いてきました。
とても大切なことです。

 一つ一つの素材を理解することが大切で
グループで判断できないこともある代表的事例です。



 フェレットフードには3大栄養素の炭水化物(もしくは糖質)の表記がありません
それは記載していないだけで入っています。



 インスリノーマはブドウ糖に反応するので
この炭水化物の話題はよく上ります。

 ブドウ糖は炭水化物(もしくは糖質)のグループの一つの成分です。
血糖値を上げるのはコレ・・・というか
血糖値と言うのは血液中の中のブドウ糖数値です。


 血糖値を上昇させるのは体内でブドウ糖を作りだすことも起こります。(糖新生)



 何回も言っているように生デンプンは消化吸収できません。


 それは消化できない形状だからです。
 消化できる形状になるには時間をかけた加熱で
α化でんぷんと呼ばれる形状になった時です。



 そして、一端α化デンプンになっても
冷めると消化できないβデンプンに戻ります。

 ゆえに、ドライフードの中のデンプンは消化吸収できません。


   α化デンプンの状態で固定化する方法もあります。


 そこでよく見かけるのは
ドライフードの中の糖質(炭水化物)は○○%で云々・・・


 ここでは一括りにするのではなくて
それぞれの製品の糖質の質に着目することが大切です。
βデンプンが多ければそれは吸収できないし。



 これをはっきりするには、実際に血糖値の上昇をグラフ化すればいいでしょう。
機械には端子をセットしていると、外部の機械に常時
血糖値が2週間表示されるものがあり、私はこれを所有しています。



 そうすると、製品ごとに違いがあるのですね。


 一番最初の便宜上初心者さん、中級者さん、ベテランさんの時に
初心者さんは糖質を一括りに認識ていていいと思います。


 でもベテランさんは糖質の質を理解して
人にアドバイスするときには踏まえた言動が必要です。



 こういう段階ごとに抑える知識は私は変わると思いますし、
初心者さんに細かいところまで正確な事象を覚えるよりも
先に全体像をつかむことをして、一巡して落ち着いてから
深く、そして一巡してからさらに深く知識を持っておくといいと考えています。


 飼育歴が長くて、年齢もそれなりになれば
言動もしっかりしてきますが、
知識が付いてこなければ「もっともらしい言い分」
終わってしまうかと認識しています


 自分が正しくない情報、古い情報を活用しているだけならいいです。
でも人に意見をする時に正しくない情報
古い情報を用いて人に迷惑をかけるのはダメだと思います。

 私も常々気にしていることですので


 飼育歴が長期でベテランさんでも
言動に間違えがあり悪影響を与える人がいるのを見ると
良くないなーと想っています。


 おもちゃが有ったのがきっかけにして
自戒を込めて書きこんでおきます。

 よく見かけますが、知識が足らなければ
間違えにも気が付かない物だと思います。


 難しいですけどね。結構ありますよ。





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最終更新日  2019.11.24 10:52:28
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