|
カテゴリ:栄養雑学
今読んでいる本はこんな本です。
作物がひと月ごと変化する栄養素の量がグラフになっている物。 トマトのページを画像にしましたが、 カルシウムでも季節により変化しますね。 水分は変化がありません。 トマトは夏野菜と思われていますが 実は夏野菜ではないようです。 日本の夏は暑すぎるんですね。 温度があればずーっと生育するので ハウス栽培では9月に苗を植え受けて7月くらいまで収穫でき、 20数段収穫ができるような。 段というのは、トマトはワキ芽と実が着く枝がでてきますが この実が着く枝の数の事です。 トマトを始めいろんな食べ物が一年中入手できるものがあります。 周年栽培は路地で作り、ハウスで作るとその時折のつくり方があります。 そして栄養価にも変化が生まれます。 また、食品成分表でもその年代ごとに違いがあり 概ね栄養含有量は減っています。 この本。 私は作物をたくさん作っています。数えたら100品種超えていました。 果樹もたくさんあり、これから剪定が忙しいです。 梅の木はツンツンして延びているモノを全部切らないといけないので大変です。 作物をお客様にお送りする理由は、栄養素の含有量の差を感じていただきたい想いがあります。 それは、私はおいしい時期に収穫して、すぐにお送りする。 おいしい時に・・・を大切にしています。 と言うのも流通に乗せるには完熟の前に収穫をして 流通の時間で追熟をさせます。 トマトは食べられる状態で収穫することなく、 まだ緑の状態で収穫して、流通の間に食べられるように変わります。 畑で食べられる完熟のトマトの味と 買ってくるトマト、冬のトマトとは味が違ってきます。 みかんも完熟まで樹に置いておくと、木が弱るので 早めに収穫して保管します。 正直いろいろとミカンを食べますが 自分の育てているみかんが一番おいしいです。 口に合います。 母方の祖父のみかん畑から毎年数箱の愛媛みかんが届きますが 私は静岡の品種の方が甘くておいしいと思います。 味の違いが含有栄養成分の違いとも言えます。 これを感じてほしくてしています。 それがどういうことか、 動物のサプリメントの原料に使うときには 収穫適期、栄養素が乗っている時を考慮するということです。 薬草では収穫時期があります。 また漢方薬の原料となるときには 含有成分量の規定があります。 ハーブ・薬草を使っているから薬効成分が含まれているわけでもないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.24 00:26:48
コメント(0) | コメントを書く |