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カテゴリ:栄養雑学
忘年会のシーズンですね。
私は毎年中学までの友人と新年会をしていますが 今年は忘年会になって昨日出かけてきました。 医者の友人がいるのでイロイロ会話をするのですが 毎回タメになる発言があるのが良いものです。 その発言をおすそ分け。 総合病院の小児科医なのですが 子供の健康について様々思うことがあるといいます。 数年前の話に挙ったのは、 「漢方薬は西洋薬で処方できない問題に使えて選択肢が広くなった」と言っていました。 漢方薬は確かに効くが、症を当てないといけない。。というものも。 今回一番耳に残ったのは、「薬は補助」病気を治す時の主役ではないという主張。 私も激しく動意する意見で、もう一度本意を聴き直しました。 それは主旨とすれば体が生きていく生命力を整えることが第一で、 その補助として薬が存在しているというもの。 生活習慣が乱れていては治る病気もならないということを 滔々と話していました。 そのなかでは診断する際に、寝ている時間、食事。。。と話を伺い その問題点を探り治療に結びつけるという話をしています。 そうしたら患者さんかた「睡眠時間を訊ねられたのは初めてだ」と言われたといいます。 睡眠時間が短かったり、朝食を抜いて学校に行くという習慣が 問題の起因であったりすることが多く見受けられるということ。 薬で何とかするものではなくて、生活習慣からの 見直しが大切だと話しています。 この薬は補助であることは、以前紹介した小児科医のブログにも同じような 意見がありました。医者は治せることは限られている。 体が健康で居る仕組みを応援するだけだ。。。こんな主旨だったかと思います。 各個人思う常識は違うでしょう。 常識はある集団の共通認識で、「こうであろう」という 個人の認識は常識ではないんですね。 「集団の共通認識」が常識です。 私もお客様とお話をする時に今興味を持っているのは それぞれの人の持つ考え、根ざしている考えに興味を持っています。 本当にいろんな人がいます。いい悪いではなくて いろんな考えに根差していることに興味深く見ています。 人種が違えばその国の常識で驚くカルチャーショックを受けることもあるでしょうが 同じ日本人のなかでも多様性に眼を向けています。 その友人のお医者さんは「朝食を食べない人」について 話題を進めました。 私は朝食を抜く家庭が有るのも承知をしていますし、 朝食を取らないで学校に行く子供の問題も耳に入ってきます。 で、「朝食ってなんですか?」という親もいるということです。 これは私にしたら、「朝食は朝食でしょ」と言う認識ですが 朝食を取らないのが普通でいる人がいて、(いるのは承知です) が、「朝食ってなんですか?」と言う人がいることを聴いて驚いてしまいました。 学校でボーっとする、勉強ができないということが 朝食を抜くことに起因していることは良く耳にします。 朝食を取らないのは、家庭の事情もあると聴いていますので 表現も難しいのですが、 健康に過ごすための基本的知識が欠損していることが 病気の原因になっている根本にあることを話していました。 これは私も読み聴きする情報で触れていますし、 動物の健康を整えるうえでの手法でもありますら 同意する意見です。 「朝食ってなんですか?」という親の存在。 その段階から認識を付けないといけないのかとも思うわけです。 非常に、驚きました。 これは当然だろうというベースが、個人個人で違うんですね。 子供を育てるうえである程度の共通認識を持ち得ていた方がいいですし、 イロイロ思うことはあります。結論としては 子供を健やかに育てるようにいろんな術を持てればと思いました。 さて、これを動物の健康につなげて解釈を加えてみます。 「それは当然だろう」そう思う、常識(集団の共通認識)があるとします。 その動物と暮らすにはこれくらいは知っておこうという知識基盤です。 すぐには持てるわけでもないので、ある程度の期間のうちにこれくらい知っておこう それまではマニュアル的な管理で健康を保とうというベースがあります。 将棋でいうと「定石」という開始後数手はこういう手順でやれば 冗談社と対戦しても間違えが無いという、初期マニュアル?のような方法があります。 動物と暮らすにもこうした最初は安全なマニュアルのなかで開始して 知識が付いていけば自由に検討を始めればいいと思っています。 それにしても、「こうであろう」とういうベースになる知識が 人それぞれで、私は興味を持っています。 私にしたらあり得ない方法をする人もいるし、 何故それをしないのか理解に苦しむことも多々触れます。 イイも悪いも頭ごなしに言うつもりは全くありません。 大切なのは家族としている動物と健やかに暮らせればいいのです。 できていないことを他人が言うこともそんなにないと思います。 私もです。 お粗末(?)に管理をしているのを見ても、 その人のモノだしなーと気にしなければいいと思います。 他人様がやる事は自分が動物とよく暮らすための糧にすればいいと 冷めた目で見ていればばいいと思います。 下手に指摘して喧嘩になると面白くないですし、 自身の正義感が正しいことばかりでもないので 私も肝に銘じて思っています。 ただ、ヘルプの声を上げていたり、 困っている様子があればご自分の意見を助言するのはいいと思います。 それでも、各自のベースの知識が違うことに 心に入れていて助言をするのがいいと思います。 こうするのが普通だろうという認識は その人にとっては普通の認識を持てないものがあるからです。 いずれにしても、必要な基礎知識がないのはよくないですし その知識を持つための努力をしない人は 動物と暮らすのはあきらめてほしいものです。 話がダラダラとしてしまいましたが、 病気の原因は生活習慣に根差していることが多く、 その習慣を整えなければ何度も病気になるでしょうし、 治らないのでしょう。反省すべき事柄があれば 考えを正していくのが大切だと思います。 わからないことは有っていいと思います。 考えを深める気持ちがあればいいと思います。 でも、自分が正しいと病気になっている 命をそのままにしているのは 違うと思います。 「朝食ってなんですか」というような、 動物と暮らす上での基礎情報を持ち得ていない人は たくさんいます。それは飼い始めはどうしても仕方がないので マニュアル的な飼育方法のなかから初めて 知識を付けていきましょう。繰り返していますが大切なことです。 ともかくここまで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.01.02 23:29:59
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