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カテゴリ:栄養雑学
普通の人とお話をすると、栄養素の数値についてふんわり理解しているので
その理解の方向や理解力、掴み方など人それぞれです。 別に生きていくのにそんなに問題ではないので なんでもいいと思います。 ペットフードに限定をしてお話をしましょう 今回お話をしたいことが有って始めます。 10年ほど前に犬猫がペットフードで死んだ メラミン事件はタンパク質の比率を高めるために使った原料に 含まれていたメラミンで問題発生でした。 詳しくは調べてくださいね タンパク質の数値が高いとタンパク質の含有量が多いと思いますよね。 「何を言っているんだ?」 と思いますが メラミンの事件であるように、タンパク質ではない成分も 表記上タンパク質の欄に入っていきます。 「どういうこと?」 そう思うかもしれませんが 極端な話タンパク質と言う数値では タンパク質が一切なくてもタンパク質の数値に表記できるという事です。 どういう事? WHAT? 言いたいことが推測できます? タンパク質と言うと、アミノ酸に分解をすると20種類です。 アミノ酸は300種類ほどあります。 ですからタンパク質ではなくて タンパク質に関係のないアミノ酸が全て含まれていても タンパク質として表記されます。 正しくは「粗タンパク質」とういう表記になるのでしょうが タンパク質ゼロでも数値化されても極端な話良いという事です。 現実は原材料に肉ものがあればタンパク質がゼロってことはないですし タンパク質数値を高めるためにタンパク質ではない成分が数値化されています。 粗タンパク質というのは窒素を含む成分量と言う認識が正しいところなのでしょう アミノ酸を数えているというのではなく、アミノ酸ではないタウリンも この数値に含まれて行くので、あらゆる窒素含有成分数値ってことでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.06.16 10:50:37
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