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2020.06.17
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カテゴリ:栄養雑学
お話をしたい結論を急ぐとすれば


 多くの人が数値を自分の都合のよいように理解していて
事実と違う面もあることです。


 前回はタンパク質を元に話を始めましたが
実際フード中のパッケージに記載されているタンパク質は
計算で出されています


 その方法は窒素を計測してそこにかけ算で出しています。


 ということはそもそもタンパク質表記は
窒素を含む成分の概算で、タンパク質数値そのものではないという事です。



 わかります?


 タンパク質=粗タンパク質は窒素を含む成分の概算なのです。



 ですから正確にはタンパク質の数値でありながら
数値だけではタンパク質量を把握もできなければ
製品を並べて数値比較も正確ではないのです。






 なんでだーって思います?



 でも、そいうものなのです


 全くタンパク質が入っていなくても数値に現れるって何なんですかね。





カロリー気にしますよね。


 常々言っているデンプンの吸収できる形のαデンプンと
生デンプンのβデンプンの差。


 
 吸収のできるα化デンプンで固定する方法もあるので
ドライフードのなかには原料としてα化の素材を使っている物や
加工によってはαデンプンのものも存在しています。


 結論としては素材としてデンプンの形状にも差があるのです。



 では脂肪はどうなのか?
カロリーとして利用できる脂肪は・・・・○○だけですので

 カロリーとして使えない脂質が存在して数値に入っていきます。


 正味、利用できない成分がカロリーとして数値になっています。



 どうなんねん?




 だから製品を並べてもカロリーの数値は利用できる比率が違うので
太りやすい餌、エネルギーが足らない餌と存在することになります。



 フード中の成分数値はどれだけ信用できるのでしょうか?





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最終更新日  2020.06.17 12:19:01
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