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いたち(医達)塾。ナルヘソサプリ 栄養管理で健康を保つ

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2020.08.27
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カテゴリ:栄養雑学
よく雑誌やテレビや新聞でコラーゲンのサプリメントのCMがあります。

 一方でそんなコラーゲンを口にしても、そのままコラーゲンになるのではないから
無意味だという意見を言う人もいます。


 業者や研究者には知識量の幅があると思いますが
コラーゲンを口にしても、そのままコラーゲンになるのではないとは
そんなことは分かって販売しているのですね。


 分からずに販売している方が怖い低レベルの知識です。



 そもそも、コラーゲンサプリはコラーゲンではないのは
常々お話してきました。



 この指摘をする人はどういう理解で言っているのか
本当に理解しての指摘なのか、表面上に理解してのモノなのか
相手の考えを伺わないとわかりません。



 コラーゲンを口にしても、吸収利用できないことも
そのままコラーゲンになるとは思っていないことも

 そんなの栄養学を学んでいる人の常識です。


 それを殊更指摘のポイントにしてくる意味わかりません。


 「あなたのおっしゃることはその通り、で、なんですか?」


 指摘の意図が知りたいところです。
あまりにゴモットモスギテ良く見かける指摘は意味わかりません。



 コラーゲンは消化できないので、
加熱されてコラーゲンではない状態にしないと吸収できません。


 体に入ってくるには分解されて小さな大きさになっていないといけないので
コラーゲンそのままでは入っても来ません。
 体で使われるコラーゲンは体の中で合成されるのですね。



 コラーゲンについての指摘はよく理解している人の突っ込みでは
アミノ酸のバランスが悪いのを元に言うのなら
そういう意見もあるよなーと認識します。


 タンパク質を構成するアミノ酸は20種類で
コラーゲンはそのうちの限られたアミノ酸をバランス悪く使っています。


グリシン 30% プロリン 13% ヒドロキシプロリン 9%
アラニン 11% 1%未満がメチオニン。イソロイシン。
チロシン。システインです


ヒドロキシプロリンはその名前からも想像がつくと思いますが
プロリンの関係者で、プロリンから作られます。そうすると
コラーゲンの半分はグリシンとプロリンでできているタンパク質になっています。

 コラーゲンは私たちを構成する皮膚や細胞をつなぐ主要なタンパク質で
一番多く存在しています。タンパク質の30%がコラーゲンなんですね


 そうすると体の少なくとも15%はグリシンとプロリンなんですね。
偏っていますね。



 この時にコラーゲンを積極的に補給する意味は?


 実際コラーゲンペプチドとかゼラチンとか名称はさもあれ


 ゼリーと言えばゼリーで行けるので
ゼリーを食べておけばいいんじゃないのか?と思うのですが。


 先日スッポン鍋をした翌日は
ニコゴリ、、、汁がゼリーになっていて驚きましたが
ゼリーを食べておけばいいので
殊更高価なサプリメントを買わなくてもいいと思いますが
違いがあるのでしょうかね。


 体のタンパク質は使い捨ての消費生活ではなくて
分解してリサイクするするわけで
一見偏っていると思われるアミノ酸の存在も
そのアミノ酸を目がけて多く補給しなくても生きては行けるのです。



 タンパク質の摂取源として昆虫食が言われています。
杉並区の公園では食用のセミ取りを禁止と言う張り紙もあるというニュースがありますが
今は好む人が食べるセミも、そのうち食糧の奪い合うときがくるのでしょうか?


 私は昆虫食をしたくないので畑を手配しました。



 その昆虫食はタンパク質摂取源にするようなお話です。
元々山間部でもタンパク質が摂取できなくて問題が起きるような
記述も多く見てきて、栄養摂取の状況はこの50年でも大きく日本で様変わりで
今の状況が今後そのまま行くのかは私は大いに不安視しています。


 

 上記の通り獲物になる動物にも多く存在しているコラーゲン。
部位にもよりますが肉食動物ではコラーゲンは摂取しても無意味の成分です。

 理由は加熱をしていないからです
 


 一方で10年ちょっと前に教授に教わった話で、
コラーゲンの有用性の実験をした研究発表があり、
マウスに傷をつけてカサブタができる日数を計っていたというもの


 私は思いました。

 それってなんの意味があるのでしょうかね。ッテ



 イロイロ考えて、なんの意味ある?マウスが可愛そうに。って





 コラーゲンをたくさん補給すると
本当にたくさん与えると制限タンパクを産みタンパク質の排泄量が増えるだけだと思います。
タンパク質の節約や、効率よい利用にはならないと考えます。



 結論としては、ほどほどにおいしく摂取していればいいんじゃないの?



 なのですが、


 時折論争が起きます。私にとっては不毛な理論に。見えています。


 論争をしている同士がちゃんと栄養学を理解して
議論しているならいいんですけどね。
 論点にならないところでバチバチやっているように見ています。



 バランスの悪いタンパク質素材のコラーゲン(ゼラチン)も
その人が必要なバランスになっていればとてもイイ補給になります。

 大切なのはその人が足らない成分がどうなっているのかです。
それは動物も同様です。




 国土になぞらえましょう。


 なぞらえる必要があるのかは不明ですが、
上記までのお話ならこれまでも何度も書いてきています。



 私の住んでいる近所。。。本当に近所なのですが
砕石をとっている場所になります。

玄武岩だと思いますが砕いてコンクリートやアスファルトの材料に使っていると聴きました。
関西国際空港の時に大量に運んだとか
新東名に使ったとかイロイロ聴いています。


 さて、こうした砕石は必要な時には必要なのですが
空港が完成し、高速道路ができたら需要はギューット減ります。


 生コンを運ぶ車に知り合いがいて話を伺うと
先の様な大きな現場があると会社は潤う。。。それは当然で
たくさんの砕石をはじめとして資材が必要になるのですね。



 ですから、必要な時にはドンドン有っても素材はむしろ足らないくらいなのかもしれません。
ドンドン供給してくれ、安定供給をとなるでしょう。


 でも、現場が終わると需要は一気に減り、次の現場がないと工場など
開店休業状態になります。


 あれほどたくさん必要だった資材は要らないし、
持ってこられても困るわけです。


 これも無理くりな重ねですが
どんな材料(栄養素)必要な時には必要な量が欲しいですが
要らないときに入らないんです。



 コラーゲン(ゼラチン)論争は、
それを補給する人がその素材が必要なのかどうかが大切で
成分を議論するのはナンセンスです。


 正しく理解している人はコラーゲンの特徴をわかって
それをどのように活用する方法を選択するかを考えています。


 コラーゲンの特徴を議論なんかしていません。




 成長するときには体を作るための材料がドンドン必要です
体重当たりの栄養要求量は高まります。

 しかし、体が一端できてしまうと維持するための
修復するための材料で充分ですから成長期と同じような
材料の量は必要ではないし、必要な種類も変化します。
変化というか周囲が減ります。


 これは一度空港、高速道路ができてしまえば
維持管理の素材で十分なのとまったく同じです。


 次に素材が多く必要なのは
大きな臓器の破壊や修復、新しい消費理由ができるタイミングです。





 まあ、どうまとめましょう。。。お昼して夕方以降に考えます


 まあ、まとめです


 どんな栄養補給でも基本的にはその対象が必要な成分を補給することが大切です。
いかに偏っているように見えても、その対象が必要にしていればそれが正解です。


 バランスの良い食事も、栄養消費のバランスが悪い対象には
ちょっとそれは正しい対応とも言えなくなります。


 1番に大切なのは対象の栄養需要の把握という事で
まとめはよろしいでしょうか?





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最終更新日  2020.08.28 00:42:55
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