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カテゴリ:栄養雑学
前回の投稿を少し加筆しようと思います。
書くのを忘れていて。対象の部分は下記 イメージの話なのですが、 赤青黄の飴玉があったとします。 これを袋に入れる時に、 赤を2こ、青を3個、黄色を1個の組み合わせで袋に入れるとします。 この時に飴玉全部20個あったとしても 青が3つないと袋に入れられないので、6セットしかできません。 この時にあまりは、赤が8個、青が2個です。黄色が14個 この時に青がセットを組めない問題なので、アミノ酸で言えば制限アミノ酸と言うような感じです。 アミノ酸はこの場合20種類あり、それでも20種類のなかで変換できるアミノ酸もあるので もう少し少ないですが、ボーっとセットになる量が大切で、 アミノ酸スコアと言うのはこの時にセットになる量がどれだけあるかを示している感じです 飴玉の袋のセットを作るときに青が多く必要なので 青の分しか袋のセットができません。 この場合、青が制限アミノ酸と同じです。 このお話をもう少し詳しく。 この時に青を20個ではなく、32個あったら、 赤が全部使えて10セットの袋ができますね。 数は合っていますか? 黄色のあまりは10個です こういう風にセットを作るときにに足らない材料を追加させると 利用効率が上がるのです。栄養調整で「P30*2」で行ったのは 前回の結論の通り、足らない部分にパコッとはまったのかな?と 考えています。 と言うのは食事に含まれるタンパク質のアミノ酸の量は 等量ではなくて、20種類のアミノ酸が多い少ないのバランスがあります。 コラーゲンは体を構成するタンパク質で最大の量で タンパク質の30%です。そのコラーゲンは数種類のアミノ酸で構成しているので 加熱してゼラチンなりで利用できる素材になっている元コラーゲンは バランスがとても悪いのですね。 それでもタンパク質比率には反映されますし フードの遊離アミノ酸の分析をしたように 凸凹製品ごと個性があるわけです。 そこの凹の部分に補えば全体のタンパク質利用率が上がりますよってお話。理解できますか? タンパク質の話は複雑なので説明するには時間がかかります。 本もたくさんありますから読んでみるといいですが タンパク質を理解する基礎情報が多いので 理解したい方はゆっくり学んでください。 私も学校で長時間教わって習得しました。 要するにアミノ酸のバランスを良くしましょうってことなんですけどね。 上手く行かないのはやっているつもりの、ツモリ病なんですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.16 19:40:14
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