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カテゴリ:栄養雑学
予防と言うか未病で終わらすか・・・
栄養に関係する言葉は「栄養補完・補充・補助・補給・追加」 こんなところでしょうか? 皆さんは学校に行っている時に どんな先生が記憶に残っていますか? 私は小学校の時の6年生の最期に校長先生が行った特別授業を覚えています。 「少年老い易く学成り難し」 しっていますか? 少年老い易く学成り難し 一寸の光陰軽んずべからず 未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢 階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声 私はこの言葉が大好きで、心に残っています。 意味は「若いうちはまだ先があると思って勉強に必死になれないが、すぐに年月が過ぎて年をとり、何も学べないで終わってしまう、だから若いうちから勉学に励まなければならない」、という意味のことわざである。 1時間ほどの授業のなかで非常に残っている言葉です。 これが有って必死に学んできました。 そうしたら、電気の道から動物に、どっぷりして今に至ります。 今やっているのは、獣医師が大学で使う教科書に間違えの指摘をしています。 「タウリンはアミノ酸ではない」 単純なことなのですが、 昨日返信があり、それに私は2時間超の時間をつかい 6ページほどの返事を書きました。 公開してもいいとも思いますが 先方の手前 やり取りをしているのは某大学の一番上の教授。 教科書の監修教授なのですね。 段階的に、教科書執筆者、学生に教える教授、臨床獣医師(動物病院の獣医師)ってことになるのでしょう。私はその教科書の監修教授と意見を交わしています。 戴いている内容に関しては、私の方が道理に言っていると認識しています。 それは人間の栄養学の常識を話をしているわけです。 私は人間栄養学を中心に学び、いろんな動物実験で栄養代謝の情報を集め 犬猫も学び薬学、生理学などを学んでフェレットに応用しています。 獣医栄養学を中心にしなかったのは 人間栄養学の方が進んでいるからです。 私は獣医師ではないですし、 字ごとに関わる国家資格なんて持ってない独学と言えば独学です。 それは教わる先生はたくさんいましたが、 私が欲しい学問の枠が存在していなかったので 仕方ありません。 私は懸命に学んできたので、順当に教授として活躍している先生にも 「それ間違っていますよ」と平気で言える始末。。。 自分でも笑ってしまいます。 動物の専門誌をたくさん出している編集部からの返信で お世辞でも「先生」と呼称されている段階で 喜んでいる程度の私です。 形だけでも認められるのは雑草としてはうれしいものです。 少年老い易く学成り難し 一寸の光陰軽んずべからず 未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢 階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声 良い言葉だと思います。 人生にはチャンスは何度も目の前には来ません。 そのチャンスに伸るか反るかはご本人次第ですし 乗ったところで上手く行くかわかりませんし 失敗することもあるでしょう。 私がフェレットの業者になった時には とても若かったので「こんなferret馬鹿がいてもいいかな?」 と思って25年いつの間にか超えていました。 光陰矢の如しですね。 皆さんは何か一生懸命やっている事ありますか? よく私はブログでも言葉の定義をすることが有ります。 先日も「一種」の意味を紹介していました。 記憶に残っている先生に高校の時の国語の先生がいます。 その先生は「原 浄」先生と言って「はら きよし」と言うお名前なのですが 「はらじょう・はらじょう」ってみんなで呼んでいました。 私はずっと「はら じょう」先生だと思っていました。 この原先生。言葉を分解して理解することを毎回やらされました。 やらされた? その癖が今でも出ています。 今回は栄養を与えることの意味を見出しに出しました 栄養+補完・補充・補助・補給・追加 こんな感じですね。 どれも似ているようで少しずつニュアンスが変わってきます。 補完・・・補い完(成)する・完(全に)する?と言う言葉の組み合わせでしょうか? 意味:足りない点を補って完全にすること。 補充・・・補い充たす 意味:補って不足をみたすこと。 補助・・・補い助ける 意味:足りないところを助けること。また、その助けとなるもの。 補給・・・補い(供)給する 意味:消費・損失などで不足した分を補うこと。 追加・・・追って加える 意味:後でさらに加えること こういう具合です。少しずつ意味が違うのを認識されますか? 追加がともかく与えるという事で一番雑ですね サプリメントは足らない部分の追加情報が語源なので 栄養が足らない部分に追加する意味合いがあります。 つまり足らなくないときに使うものはサプメントの概念から外れます。 1998年にフェレットに重なって肝臓病が起こるお家が有って 正直私のお店のお客様ではないし、 輸入したフェレットをお求め戴いたわけではない 初めてきた方なのですが、なぜか耳に残って調べ出して今に至っています。 その解決ができたのは4年かかりましたが、それ以降何頭も 肝臓疾患をよくしてきました。 栄養管理をするようになってわかって来ることと さらにわからない謎が増えていきました。 やれば謎が増えるんですね。 最初は既存の犬や猫のメーカー人間用の栄養剤 サプリメント(たぶんこの言葉はなかった)を与えていたのですが フェレットには変化が皆無でした。 なぞだー この最初の謎に答えが出たのが2000年。。。2年経過していました。 なんで、犬猫、人間のアイテムが結果が出ないんだろう。 人間の本にはこの栄養素を与えると病気が治るって書いてあるのに 上手く行かない・・・なんでだろう。 1998年くらいにはそんなに副腎疾患も多くなかったし、 インスリノーマが増えてくるのはそのあとです。 なぜならば、フェレットの第二次ブームで増えてきたフェレットが 副腎やインスリノーマが発生するまでしばらく時間を要していたからです。 私は初めて副腎疾患の存在に触れたのは1996年くらいに 埼玉で行われたフェレットのイベントでした。 全身毛が無いフェレットを野村獣医師先生に会場で見せて相談しているのを 遠めで観ていたのが最初です。 スキニーフェレットとか言っていたかな? ネズミでスキニーギニアピッグと言うのがいるのでそれに かけてそんな話をしていました。 そんな奇病が有るんだーと言う認識でした フェレットの病気が増えていくのはいつからでしょう。 1998年に学校に行き出して始めた分子栄養学の学びの時には ドンドン新し病気に触れました。 1998年以前も洋書を翻訳したりして情報を集めていたので やらない人よりは情報を持っている立場でした。 そんなときも、洋書を集めている私を見て 読めもしないモノを集めていると言われたものでした。 洋書って結構な値段がするんですよ。 それを集めれば結構な金額になりますでしょ。 集めていると、無料で貸してと近づいてくる人もいる。 努力をタダ取りをしてはならないと思います。 なんていうのかな?敬意みたいなものが感じられればいいんです。 私は気持ちの問題の人間なので で、輸入卸業をしながらせっせと翻訳をして リーフレットを作って情報発信をしていました その翻訳していたまとめが「フェレットの愛し方」の メインの内容になります。 1998年から調べていた餌のことは フェレットの愛し方に掲載し、分子栄養学の分は2002年発行の ペットの栄養学に掲載しています。 ペットの栄養学自体は私がそれまで学んできたノートを 一冊にしたようなものです。おかげさまで日本図書館協会選定図書に していただいています。 これは何度も書いたことが有りますね。 そのなかで新しくわかれば次に壁が出てきます。 謎が増えていくんですね。 それが冒頭の「栄養補完・補充・補助・補給・追加」 に関わってきます。 サプリを与えているのに希望する結果が出ない・・・ 結果が出る子がいる反面 出ない子がいる。。。 上手く行っていたのに、 上手く行かなくなってくる・・・ いろんなパターンがあるのですが その都度なんでかな?って思っていました。 そして調べていました。 結局その答えは 「栄養補完・補充・補助・補給・追加」 ってことなんですね。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.25 18:55:16
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