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カテゴリ:栄養雑学
電話相談で初めての人とも話をすると
目からうろこが取れた感覚ですとか 「なるほどー」と言う反応は良く起こります。 それはこういう仕組みで体は動いていますよと 生理学的な説明をしたり、 薬の効き方は薬学の話 そういうお話をしています。 思うに、私だから説明できる話はかなりあると思います。 たくさんの本を読みこんだり、講座に参加して得た知識なので そういう努力をしないと持ち得ない情報はたくさんあるからです。 私がやってきているのは、フェレットの設計図を作ろうというものでした。 どういう仕組みでフェレットは生きて、 病気になればどうアプローチすれば戻せるか 文字化しようとしました。 分からないことも多いんですが 分かって来ることもたくさんあります。 結論としては何度か記しているように フェレットと暮らすのなら何も不安に感じることは有りません。 フェレットで起こるいろんな病気。。。 リンパ腫や、巨大食道症等対応できない物もありますが たくさん上手く行った事例を知っているので フェレットは大丈夫、、、丈夫に暮らせるんだと思っています。 病気したって不安に思うことはないでしょう。 変な自信があります。 複数の病院に通って上手く行かなくて 数か月、年単位で不調があったものも かなり短期間で良くなることもあります。 それは上手くいくポイントを押さえていないので ちょっとやるとフェレットは元気に戻っていきます。 フェレットを良くするために犬や猫や人間などイロイロ 幅広く調べていました。 目から鱗・・・本当に良く言われます。 私の考えに触れる前と後では大きく違う話も聞きます。 ビフォ・アフターですね 逆に私からしてみればそのことで困っているんだなーってわかるので フェレットを苦しめたくないので最短でできる限りの手伝いをしたいとは思うのですね ただ、獣医が診断をして上手くやれないことを全て上手くやれるってわけではなく 獣医がやれないある種のことがやれるってことなんですが。 獣医がやれないことを全部やれるわけがないのです それでも2020年でも驚くような反応を見せたことは数知れずあります。 あの子とあの子とあの子って。。。 こういうのはあんまり言っても疑わしいので言いにくいですが 良くなったなーと言う人は喜んでいただいています。 それはそれぞれの子の持つ生命力が発揮された結果です。 私はフェレットが良くなればなんでもいいので いろんなことを学んできました。 結果が出ればなんでもいいです。 極端な話、霊気と言うのが一時期はやりましたが それでうまくいけばいいのですが、 今は耳にしなくなっているので結果にはつながらないんでしょうね。 体は食べたもので形作る・・・これは原則です。 スーパーに買い物に行くと、レジで並んでいる人の買い物かごのものが 眼に入ってきますね。そうするとなまじ知識があるもんだから そういう食べ物を選ぶとそういう体を作り こういう健康上の悩みがあるだろうなーって想い浮かんでしまいます。 詳しくお話を聴かないまでも結構当たっていると思います 嫌な性質ですね。考えずに食材の組み合わせの傾向で 思ってしまうので仕方がありません。。。 漢方薬の話をしたかったのです。 漢方薬を大学で学ばせていただく機会を持ちました。 生薬学も2年間同じ授業を受けました 薬草園も継続して通い、イロイロ学びました。 漢方薬は日本で設計された生薬の調合方法で 中国に元になるものは有りますが、漢方薬は存在していません。 漢方薬の元は傷寒論と言う書物かと思います。 たぶん、昔ショウキ先生と中国の研修に杭州に行ったときに 博物館にある古い書籍を同行の早川先生がこれは日本にあると 国宝になると言っていたのはそういう傷寒論など何かの原書だったと思うのですが むかーしの話なのではっきりしたことは分かりませんが 長い経験的に。。。あ、ながい・けいけん。永池意見・・・同じ^^ 長い経験的に生薬の組み合わせが病気に対応するようになり いろんな組み合わせが出来てきました。 葛根湯など日本では決まった処方、組み合わせと量がありますが 中国ではそのなかの一部を増やしたり、減らしたりする調整をするそうです。 さじ加減と言うものなのでしょうか? 葛根湯の中の葛を増やしたり、生姜を増やしたりと その生薬の機能を理解しての調整を加えます。 日本では細かい調整をやらず、やらないのは保険的なのか やるところもありますが、やらないのは 細かいことを考えていられないというのか パッケージの決まったことをするためなのかわかりませんが そういうものです。 漢方薬は材料の組み合わせを表にして比較すると 組み合わせの面白さがあります 私はこの漢方薬の考えを利用して栄養調整を行っています。 薬効成分を主張するとめんどくさくなるので 第一にやっているのは栄養状態を良くするために 足らないモノヲ足し、充分あるものは補給しないように 栄養状態の凸凹を見極めて調整をしています。 見極めると言っても当たればいいですし 一度で当てるなんて難しく、 2週間経過して上手く動いた機能を、栄養素がそれ以前には足りていなかったが 補給で足りたと判断し、問題を確認するように「ノック」して調整を加えます。 この「ノック」の方法も栄養素ごとに補給のリスクのある物、ない物が有るので その成分の特性ごと考えて、多めに与えて反応を見たり、 少なく初めて様子を見たり、普通の量を与えてみたりとします。 20年前に思いついたのは1/60の法則です。 これは正しいということは全くないのですが、 考え方の一つです。 体重が少なくなるにつれて必要な栄養素の量は増すという考えがあります。 犬は人間の体重当たりの栄養需要が4倍であるという考えがあります。 こういうのは実際何が正解なのかよくわかりません。 考え方を元にして調整をしながら結果を出すための答えを探す「術」なんですね。 その答え探しの「術」を絶対のマニュアルだと勘違いをして行う人は 犬猫でも結果が出せていないままなのですがね。 この1/60の法則はブログにも書いていることですが 人間との体重の比較で、人間は男性が60kg、女性が50kを 中心の体重として一日の補給量を設定する考えがあります。 アメリカでは人間は70kgだそうです。 フェレットは体重を1kgとしたときに1/60の関係があるというのが 1/60の法則です。 ただ、フェレットも体重幅が広いですし、1kgが平均なんてことは 無いのですが、あくまでも考え方で利便性の為に1/60と言う関係を使っているに過ぎません 次に2か月は60日(61日とはせず)なので 人間の一日の補給量を60日でフェレットは補給する関係と想定したのです。 あくまでもこれは考え方なので これが正しいとかおかしいとか議論を持ちかけられても困ります。 人間のサプリメントでもなんでも製品ごとに差がありますでしょう。 ですから細かいことを言ったら正しことではないのですが 手法としての考え方です。 ドライフードに追加する栄養補給としてのサプリメントは 一日に必要な栄養素を100%補給するわけではありません。 専門フードのドライフードに全く必要な栄養素が含まれていないことはあり得ないのです。 もし全く特定の栄養素が不足していれば 集団としての栄養欠乏症がもっとはっきりわかるでしょう。 そうなっていないのはそれなりになんでも入っているのが 専門フードだと認識しています。 そうなると一日に補給するサプリメントでの栄養素量は 数値にしてどれくらいでしょうか? 私は20%前後を中心にしています。 根拠はありません。考え方です。 栄養補給に注意するには過剰症を問題に上げます。 多すぎる栄養素は良くないからです。 ではどれくらいの量が過剰症を起こす量なのでしょうか? サプリメントで栄養補給をすることに関して過剰症を言う人がいますが 実際には過剰症がどれくらいで問題を起こし、 どれくらいの量をサプリメントで補っているのか理解せずに 「過剰症怖い」で発言している人が目につきます。 過剰症を起こす栄養素はすべてではありません。 そして一日の所要量の何倍で起こすと安全域が存在しています。 人間ではビタミンA は4倍かと 今記憶で書いているのでその数値には自信はありませんが 過剰症を起こしやすいビタミンA でも4倍と言う数値なのです。 ビタミンAは1年間蓄積するなど今記憶で記しているので 間違っていることもあるでしょうが、過剰症を起こす条件が存在しています。 フェレットには前提となるドライフードに追加する栄養補給をする時に 一日の必要量の20%程度であれば過剰症は起こすいわれはないんですね ビタミンEは243倍与えても人間は過剰症を起こさない安全域の広く、 水溶性のビタミンBは水溶性だから過剰症はないと言われていますが B群のいくつかは過剰症を起こすものがあり、 皮膚がヒリヒリしたり問題を起こします。 水溶性のビタミンCも安全だと、過剰症はないと言われますが 多すぎると下痢をします。 長く学んでくると、これも小学校、中学校、高校、大学のように 知識の深さが広まる分、初心者さんはそういう理解でいいけど 実際は違うということがいろんな本で見つかります。 こういうのは知識レベル、、、レベルと言っては申し訳ないですが その段階で考えることが違ってくるのだと思います。 ですから、それぞれの方がいる知識の段階で見える事象が 私と話をすることで違って見え方をする時に 「めからうろこ」て反応になるのだと思います。 逆に私は色眼鏡を付けて世の中を見ているなーと思っているので その眼鏡を外して差し上げたいとも思います ただ、私が見える景色が本当の正解かどうかはまた別の話で、 私が行うアプローチ、フェレットの生命力を信じたケアは その本人に生命力がなければ薬効成分の力を借りねばなりませんし やれることの限界はありますが 動物病院でやれない限界を越える一つの術であることは 結果からも明らかであると言えます。 最近作った資料で白内障の資料が 一番感想の多いものです。 それは、白内障は予防も治療もできないと思っていたが この資料を見ると可能性が見えてきたというもの。 これも、目から鱗でしたと言うメッセージが入ります。 そういうのは、白内障は治療も予防も無いと書かれている本を読んでいる人は そういう限界と理解しているのですが 白内障に関しては私はその本よりも前に書いていますし 2000年代に何頭も治してきました。 治してきたというか、治っていたというのが正解なのかと思います。 本当にフェレットの生命力は力強いです。 フェレットの強い生命力を知る一つの術は 私の近くにいて、どの子がこういうことで こうしたら良くなったというのをリアルタイムで観ていくことではないでしょうか? 結局、悪い状態から健康に戻すことの知識は、 その病気にしないで済ませる情報であるのです。 これってすごく大切で、 私は病気になる術も知っています。 それをやっているから病気になるってネ 25時30分眠たくなったので寝ます。 見直しはしていません書きなぐりの文章です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.25 10:59:19
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