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カテゴリ:梅田和紙
久しぶりに6月27日の「梅田和紙さんの強み」に戻ろう。
前回は 梅田和紙さんの手漉き和紙の墨に例を挙げれば、しみこみ具合を調整出来ることをお話しした。 それ以外は 他社でも可能性があるが、大きさ 厚さ 色合い 材質 手触り 風合いなどを調整出来る。 それ以上に、梅田和紙さんの強みは、800人余の書道家・版画家・画家などの芸術家の先生方に、直接・間接的に販売していたことである。 相手の名前が判らなくても特定出来ると言うことは、あるお客様の商品の好みの変遷・使われる量・ご注文のサイクルなど 色々のデータから情報が得られる。 その1つが、前々回と前回のご注文から今回の受注予想が出来ると言うことである。これが お客様から時々「紙屋 まだかっ!!」とのお怒りの解決策であった。 当時は、お客様お一人お一人毎に異なる和紙を作るのだから 在庫出来ないのは当たり前。だから受注してから造るのだから3週間掛かっても仕方ないでしょ。と思いこんでいた。 生産側の論理である。お客様はお客様の論理でしか考えて頂けないのだから、生産側がお客様側の論理を理解するしかない。理解したら対応出来るのかどうかを考えた。 そう。注文が来る頃を予想するのである。その時から生産必要日数を遡る。この日に受注出来るようにする。この日に受注すると言うことは、お客様の意志決定必要日数を再度遡らなければならない。ここは知恵で解決したが企業秘密。 これを手作業でやってみた。大変だったが、2件の候補が挙がった。電話をしてみたら、ヒット。・・・・・・・・・・・つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.05 21:53:16
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