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カテゴリ:福井県和紙工業協同組合
こんな脅迫で和紙トレーサビリティは始まった。
「では、今のままでは組合に利益が出ないから、コンピュータが買えないのですよね。何かを変える必要があるか考えましょう」 「えっ そんな事 やらないかんの?」 「はい 変わりましょう。資金繰りを考えなくても良い。赤字で、組合の役員さんから文句を言われなくなり、少しでも楽できることを考えてやりましょう」 「えっ? そんな事出来るんですか」 「事務局の皆さんの頭の痛い事は何ですか?」 ・・・・・出るは出るは、ぶつくさぶつくさと一杯出ました。 ピックアップしたのが、「週に2~3件 使用薬品とか安全性について問い合わせがある。和紙を壁紙にしたがホルムアルデヒドは出ないのでしょうか? 東京都心の料亭ですが 越前和紙を天ぷらの敷き紙に使っています。変な薬品は付いてないでしょうか?と言う問い合わせである。 消費者から直接の場合も 問屋からの問い合わせもある。 その都度 事務局が 該当しそうな組合員に確認をして、薬品を使用している場合は薬品メーカーに毒性の確認をし、場合によっては薬品メーカーよりMSDSという証明書を発行して頂き お問い合わせを頂いたお客様にお答えしている。どの組合員が製造した和紙なのかを確認するのが 結構困難である。この仕事に事務局の1人が完全に奪われている。彼の仕事は組合の売り上げには貢献していない。赤字は彼の人件費の部分である。」という物であった。・・・・・・・・・・・つづく その前に、基本的に和紙からはホルムアルデヒドは出ません。貼り付ける「のり」に含まれているのです。しかし事務局は念のために確認をしていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.13 22:01:25
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