大学を卒業して以来お目にかかっていなかった一郎さんに、今日やっとお会いすることができました。たぶん34年ぶりだと思います。
こんな近い距離に住んでいるのになぜお目にかからなかったんだろうとも思うけれども、今日こそが会うべき日だったのでしょう。
彼の主催する読書会に参加させていただいたのですが、そこにはこれまた懐かしい大学時代の友人たちが二人、そしてブログで友だちになったchiyomiさん、もちろん初めてお目にかかる皆さんもおられて、それはそれはステキな集いとなりました。
彼の著書「アドラー 人生を生き抜く心理学」より「現実を超える理想主義」と「隣人愛と共同体感覚」を読みました。
正直言って私はアドラー心理学はかけらも分かっていません。なので本日は耳をダンボにして皆さんのお話を聴こう、と思っていました。
しかし、心理学という分野は決して自分の毎日と切り離されたところにあるのではなく、むしろとっても近く、私の関心を惹きつけているものの多くを含んでいるので、気がつけば大いに喋っていました。
さてさてアドラーという方の心理学は「理想」とか「飛躍」とかによって人は発展していく、という分析があります。それはぴったり宗教(私の場合カトリックだけれども)を客観的に語っているな、と思いました。
実に面白いです。
読書会の皆様、良い時間をありがとうございました。