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カテゴリ:ルアー作成方法
というこで次の素材として、ヒートン(アイ)についてです。
フックやラインとルアー本体とを結ぶ最重要金具ですね。 種類もいろいろと豊富で、一般的なヒートンのほかに、フックハンガータイプやカップリグタイプ、Lリグタイプなど様々。 作るルアーの種類によって選ぶと良いと思います。 ちなみにトップ系のルアーやオールドタイプのルアーなんかは、カップリグやLリグなんかを使ってますね。 ルアーに対してのヒートンの付け方も色々あってですね、貫通式(ラインアイとフックアイを1本のステンレス針金で作成したもの)や、ねじ込み式などがあります。 強度で言うなら貫通式の方が圧倒的に強いと思うんですが、作る手順としてバルサを2枚張り合わせることになるので、ねじ込み式に比べて若干手間がかかる。 ねじ込み式の方は、バルサの場合、バルサ自体が柔らかいので、そのままねじ込むと強度不足ですぐに抜けてしまいます。なので補強としてラミン材(これも材木の種類)でダボを作って、そのラミン材にヒートンをねじ込む方法が一般的。 で、ヒートンなんですが私の場合、自作してます。(^。^) パーツとして売っているんですが、ちょっと太いかな?というの、自分の好みの長さに出来ないっていう不便さがあるし、何よりも自分で作ったほうが安い(笑)。 ちなみに1枚目の写真が、ヒートン作るときの材料や既製品です。 ヒートンを作るときの材料としては、ステン針金(0.9mm)と真鍮線(0.9mm)。 なんで2種類かっつーと、真鍮線の方は、ラインアイの方で使います。 ハンドメイドの宿命として、ルアーを泳がしても、まっすぐ泳いでくれない場合が多々あります。 このときにトゥルーチューニングでアイの角度を変えるんですが、ステン針金だと堅すぎて、ちょっと手間がかかるんです。真鍮線の方は、ステンよりも柔らかいので、チューニングが楽っていうので、ラインアイのとこだけ、私の作るクランクでは真鍮線にしてます。 さて、実際の作り方ですが、2枚目の写真。 1:自分の好みの長さに針金をカット。(3~4cm) 2:半分に折る(きっちり折らなくて大体でOK) 3:千枚通しとラジオペンチを使って、アイとなる部分を作る。 (折った部分に千枚通しをあてて、根元をラジオペンチで絞る感じかな?) 4:千枚通しをそのまま針金に通したまま、ラジオペンチで7~8回ほどネジる。 で、完成です♪(^。^)b ルアー一個に対して、最低でも2~3個作るんで、例えば10個作るなら30個近くのヒートンを作る計算になりますな。 これが結構大変だったりして、夜な夜な暇見つけて作ってます。 何気に力を使うので、手のひらがマメだらけになったりしますんでご注意を。 私も白魚のような手が、これのおかげでボロボロになりましたから。(/_;) : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ウソです。( ̄▽ ̄;A スンマセン。_|\○_ ※でもさすがに何個も作ると、手にマメできるっすよ。(´・ω・`) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月30日 22時02分29秒
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