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カテゴリ:ルアー作成方法
塗装も完了したということで・・・
今回はトップコーティングです。(´・ω・`) トップコーティングには、ウレタンもしくはセルロースを使うのが一般的です。 私の作るクランクの場合、トップコーティングはウレタンを使用してます。 理由としては、ウレタンの方が弾力があり、たとえばカバーとかにブツけても ひび割れの危険性が少ないのと、全体的にポテっとした質感にしたいので♪ ( ̄▽ ̄) ※ミノーなどの細身のルアーはセルロースを使う場合が多いです。 で、とくにトップコーティングするときの注意点として 乾燥時間の間隔!! 完全にウレタンが乾いてから、再度ディッピングしないと・・・ ・・・ ・・・ こんなんになります。(T△T)σ いわゆる「チヂミ」というやつです。 下のウレタンが乾いてない状態で、ウレタンをディッピングすると 下の層のウレタンと上の層のウレタンとの乾燥時間の違いから発生します。 ※ウレタンはセルロースと違って、下の層のウレタンと塗膜が1体にならないので。 セルロースは下の層を溶かして塗膜が1体になります。 こうなった場合は、耐水ペーパーの800~1000番でシワになっている部分を磨いて 再度、ディッピングすると、ある程度回復します。 【工程036~039】 《トップコート(スプレーがけ)1~3回目》 コーティングの方法としては、下地処理と同じように、はじめからディッピング(ドブ漬け)するのではなく スプレーがけを2~3回行ってから、ドブ漬けします。 これも塗装の色落ちを防ぐのと、強度向上のためです。 《注意点》 ウレタンの硬化速度はセルロースに比べて、かなりゆっくりなので、下地処理と違って 一回スプレーしたら、半日~1日は乾燥期間をあけること! またスプレー缶を使用する場合は、噴射力が強いので、サッと吹く程度。 【工程040~045】 《ディッピング1~6回目》 上記工程で完全に乾燥したらディッピングします。 回数についてはウレタンの濃度などにより調整します。 また下地処理と同じようにアイの部分にウレタンが溜まるのでコヨリなどで 余分なウレタンを吸い取ります。 《注意点》 ドブ漬けの場合は、スプレーよりもさらに間隔をあけること! 一回ドブ漬けしたら、1日~2日は乾燥期間をあけること! なので、最低でもスプレーからディッピングで10日ほどはかかります。 【工程046】 《バリ取り》 コーティングが完了したら、アイの部分に余分なウレタンがコーティング されているので、カッターなどで剥がします。 《注意点》 間違ってもボディ部分に傷を付けないように! で、《補足》ですが、 私の場合、トップコーティングはスプレー&ディッピングですが ウレタンによるトップコートで一番強度の高い&仕上げが綺麗な方法は ウレタンを薄めたものでエアブラシによる吹きつけです! ただし回数としては10~20回くらい。 なぜ強度が強いかというと、エアブラシの場合は、吹きつけなので粒子があり 下の層と上の層とが、ガッチリとかみ合わされるので。 ドブ漬けだと、そのまま乗っかる感じ。 にしても、工程も40工程超えたなぁ・・・。 ディッピング回数も1回とカウントしているからですが 自分で言うのもなんだけど ・・・・ ・・・・ ・・・・ ・・・・ やっぱり手間かかりますな(笑)。 ε-(;´ω`A 次回は恐怖のリップ付け。(-ω-;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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