|
カテゴリ:ルアー作成方法
ようやくコーティングまで完了しました。
あともう一息。(`・ω・´) で、今回は恐怖のリップ付けです。( ̄▽ ̄;) 「恐怖?」 そです。だってようやくここまで仕上げたものを、またノコギリやカッターで 切るわけですから(汗)。 それにリップ部分は、クランクの動きに直結する 重要なパーツ。 ここが曲がって付いてしまったりすると、動きが斜めになったりするし 大きすぎると、バランスを崩し 小さすぎると、ぜんぜん動かない。 また角度も考えて付けないと、想定した潜行深度にならなかったり・・・。 初めて作る場合、一番良いのは、市販品のクランクのリップ(大きさ、角度、位置、厚さ)を 参考にすることですね。 私の場合は、初めて作ったときは、ウッドリームの「ノーネームクランク1/0」を参考にしました。 ※もちろんボディはノーネームに近い形をしていたので。 今回のフラットサイドについては、リップのサイズも掲載しておきます。 参考にしてみてください。(´・ω・`) 【工程047】 《リップ作成》 今回作成するリップは「基盤リップ(別名サーキットボード)」を使用します。 以下、仕様です。 厚さ:0.8mm~1.0mm 縦×底辺×上辺=3.6mm×1.2mm×1.8mm (※3.6mm=1.6mmリップ+2.0mmボディ内部) 厚手のハサミで切れるので、軽くニードルなどで目印をつけてカッティングします。 ボディ差込み部分の方は、接着面を多くするために写真のようにギザギザにカットしておきます。 こうすることで抜けにくくなります。 《注意点》 カットした後の断面がザラザラなので、ヤスリがけ(耐水ペーパーの800番)して、表面を滑らかに。 なるべくまっすぐにカットすること。 【工程048】 《リップ取り付け1》 いきなりボディにノコギリを入れると確実に失敗するので、はじめにマスキングテープに ペンで線を引き、それをボディに貼って目印を付けておきます。 《注意点》 目印の線がまっすぐになっていること。 【工程049】 《リップ取り付け2》 目印の線に沿って、カッターでアタリを付けます。 こうしておくことでノコギリを入れるときに、曲がったりズレたりすることが防げます。 次にカッターでアタリを付けた位置に沿ってノコギリを入れます。 またこのままだと切り込みの幅とリップの厚さが一致してないので、カッターやノコギリで 切り込みの幅を調整します。 《注意点》 慎重に切ること。 ここで失敗すると、修復は可能ですが、かなり汚くなってしまったり、リップ接合部分の 強度が落ちたりするので。 また、何度かリップを仮挿して角度や位置を確認しましょう。 【工程050】 《防水加工》 はじめに仮付けとして、ボディ切り込み側のほうにエポキシ系接着剤(30分硬化)を 爪楊枝を使って塗り込みます。そこに先程ギザギザにしたリップを差し込みます。 固定されたら、今度はリップとボディの接合部分にエポキシ系接着剤(90分硬化)を 爪楊枝を使って塗っていきます。 《注意点》 接着剤は塗りすぎに注意。 着けすぎると接着剤が垂れてきてしまい、きれいな仕上がりにならなくなるので。 で、これでようやく完成~♪ ・・・ ・・・ ・・・ ではないですYO。 このあとはフック付けたり 最後の〆であるスイムチェックがあります。 なので、次回で「ルアーの作り方」は一応、 最終回?デス。 あ、もちろん他にもルアー作成時のネタはあるので、 引き続き、このブログは継続していく予定です。 そのうち、ルアー作成方法についての記事は、別途HPの方に移動しておくかな? (ブログだといつかは削除されちゃうし・・・)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ルアー作成方法] カテゴリの最新記事
|