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2011.10.03
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カテゴリ:株式投資

(ブルームバーグ):欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドルと円が上昇、世界経済の減速懸念で

 ニューヨーク外国為替市場では、ドルと円が上昇。世界経済減速の兆候が強まり、逃避需要が高まった。

 ユーロは円に対し、月間ベースでは1年余りで最大の下げとなった。この日発表された8月のドイツ小売売上高指数は市場予想より大幅な低下となり、米個人消費は伸びが鈍化した。ニュージーランド(NZ)ドルも下落し、週間ベースでは2週連続安となった。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズがフィッチ・レーティングスに続きニュージーランドの信用格付けを引き下げたことが背景にある。スイス・フランはユーロに対して上昇。スイス国立銀行がフランの上限を防衛する姿勢を示したものの、買い進まれた。

 トラベレックス・グローバル・ビジネス・ペイメンツの市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「きょうの動きは、この四半期を通じて苦しい環境が続いた為替市場の状況を良く表している。世界経済への懸念に加え、長期間続いているユーロ圏の債務危機だ」と指摘。「全体的に見て、ドルは対ユーロでしっかりと上昇している」と続けた。

 ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対ユーロで前日比1.5%高の1ユーロ=1.3387ドル。今月は7.3%上昇。円はこの日1.3%上げて1ユーロ=103円12銭。今月は7%高。ドルは対円で0.3%上昇し1ドル=77円06銭。

             NZドルの下落

 NZドルは1%安の1NZドル=0.7614米ドル。週間では2%、月間では11%値下がりした。

 ブルームバーグ相関加重指数によると、円は過去3カ月で12.6%上昇と、先進10カ国通貨中で最大の上げ。ドルは7.1%上昇、ユーロは2%下げている。

 ブラジル・レアルはこの日、対ドルで2.1%下げて1ドル=1.8794レアルと、主要通貨中で最も下げた。カナダ・ドルは一時1米ドル=1.0504カナダ・ドルと、2010年9月8日以来の安値を付けた。

 スイス中銀のヒルデブランド総裁は29日、ジュネーブでのイベントで、フランの上限を断固として守る考えを表明した。総裁は「あらゆる措置を利用しフランの上限を防衛する」と述べた。

 フランは対ユーロで0.3%高の1ユーロ=1.2157フラン。一時0.6%高まで買い進まれた。

            ECB政策見通し

 ユーロ圏の債務危機が域内経済に悪影響を及ぼしつつある兆候が見られることから、欧州中央銀行(ECB)が来週の政策決定会合で利下げを実施するとの見方も出ている。

 クレディ・スイス・グループの指数によれば、スワップのトレーダーはECBが向こう1年間で0.4ポイント利下げすると予想している。8月初めの時点では0.25ポイントの利上げが見込まれていた。

 ウエストパック銀行のシニア為替ストラテジスト、リチャード・フラヌロビッチ氏(ニューヨーク在勤)は「欧州経済は減速している。だが追加緩和を正当化できるほどではない」と指摘。「ECBの措置でユーロは来週若干上げそうだが、これまでの急激な下げからの一時的な戻りにとどまるだろう」と続けた。

◎米国株:大幅反落、四半期ベースで08年以来最大の下げ

 米株式相場は大幅反落。中国とドイツで発表された経済統計を手掛かりに景気減速への懸念が強まった。S&P500種株価指数は四半期ベースで2008年以来で最も大きく下げた。

景気敏感株を中心にS&P500種産業別10指数はいずれも下落した。アルミ生産のアルコアや複合大手ゼネラル・エレクトリック(GE)が安い。半導体メーカーのマイクロン・テクノロジーは、14%安。同社の6-8月(第4四半期)決算は、パソコン(PC)需要の低迷が響き、損益が予想外の赤字となった。総合機械メーカー、インガーソル・ランドは利益予想の下方修正が嫌気され12%値下がりした。

S&P500種株価指数は前日比2.5%安の1131.42。ダウ工業株30種平均は240.60ドル(2.2%)下げて10913.38ドル。

パイオニア・インベストメンツの運用担当者、ジョン・キャリー氏は「心配に心配が積み重なって相場が押し下げられている」と指摘。「経済ニュースは引き続き強弱が混在した内容であり、今も欧州の債務危機やワシントンの政治的こう着に対する不安がある」と続けた。

S&P500種、5カ月連続安

S&P500種は月間ベースで、2008年3月以来で最長の5カ月連続安。四半期ベースでは14%下落と、2008年第4四半期以来で最大の値下がり。年初来では10%の下げとなっている。

米景気循環調査研究所(ECRI、ニューヨーク)のラクシュマン・アチュタン最高執行責任者(COO)は、ブルームバーグ・ラジオのインタビューで「米経済は新たなリセッション(景気後退)に入りつつある」と指摘。「先行指数を見ると総じて火の手が回っている。金融以外のサービス業が低下し、製造業も低下。輸出も低下。致命的な組み合わせがそろっている」と述べた。

米商務省が発表した8月の個人消費支出(PCE)は前月比0.2%増加。前月は0.7%増だった。個人所得は前月比0.1%減少した。エコノミスト予想では0.1%増加が見込まれていた。この統計を材料に株価は朝方から軟調だった。

消費者マインド指数で下げ渋り

9月のトムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は59.4と、前月の55.7から上昇した。速報値は57.8。消費者マインド指数の発表後、株価は下げ渋る場面もあった。

シカゴ購買部協会が発表した9月のシカゴ地区の製造業景況指数(季節調整済み)は60.4と、前月の56.5から上昇した。同指数は50が製造業活動の拡大と縮小の境目を示す。

S&P500種の中でも特に資本財株や素材株、金融株が下げた。アルコアは4.9%安。GEは4%下落した。

アメリカン・エキスプレスやJPモルガン・チェースも下落した。

中国の製造業活動を示す指数は9月に3カ月連続で50を下回った。同指数は50を下回ると製造業活動の縮小を意味するとされる。3カ月連続の同水準割れは2009年以降で最長。これが売り材料となり、世界的に株が下げた。

ドイツの8月の小売売上高はここ4年余りで最大の減少となった。欧州ソブリン債危機の経済への影響を懸念し、消費者の支出意欲が減退した。さらにユーロ圏では9月のインフレ率が約3年ぶりの高水準になった。欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が発表した9月のユーロ圏消費者物価指数(速報値)は前年同月比3%上昇。8月の2.5%上昇から加速した。

フェデレーテッド・インベスターズのファンドマネジャー、ローレンス・クリアチュラ氏(ニューヨーク在勤)は「現在、投資家はあらゆる統計に対して相当過敏になっている」と述べ、「投資家が国内経済や世界経済の軌道修正の要因となるようなニュースを警戒している状況では、通常の発表内容でもその影響が大きくなっている」と続けた。

Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp





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最終更新日  2011.10.03 08:57:54


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