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カテゴリ:美味しい映画
(C) 2009『さまよう刃』製作委員会 「半落ち」でも泣かせてもらった寺尾聰がはまり役。 伊東四朗も竹野内豊も好きな俳優なので楽しみにしていた作品だ。 上映が終わった後、殆どの観客がエンドロールの終わりまで立ち上がらず、一言も発さないで出口へと向かう… という雰囲気から切なくてやりきれない物語であることが想像していただけると思う。 が、実は自分は「半落ち」ほど泣けなかった。 客席からも、鼻を啜るような音はあまり聞こえなかったように思う。 ストーリーの根幹部分のあまりの理不尽さに憤りが渦巻くのだが、なんだか泣けない。 どこかのレヴューにあったが、警察の動きなどなどやや現実離れを感じさせる展開が作り物感を呼んで、「憤り」→「哀しみ」という流れを生まないのでは。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.11 00:32:26
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