新着記事一覧 | ≪希望≫

『ジャンパー』

2008.03.20

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ジャガイモの世界史　歴史を動かした「貧者のパン」

伊藤章治　著中公新書スペインのインカ帝国への侵略に伴って、ジャガイモが世界に流出拡大した。寒冷で痩せた土地でも栄養価の高い芋を付けるため、日本も含め、世界中の歴史の中で大勢の人間を飢餓から救ってきたという。今では「カロリー」が低い健康食品として注目されつつあるというから世の中も変わったものだ。

2008.03.18

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『ノーカントリー』

(C) 2007 Paramount Vantage, A PARAMOUNT PICTURES company. All Rights Reserved.原題：No Country for Old Menレイトショーで観てきた。アカデミー賞で、作品賞、助演男優賞、監督賞、脚本賞の４部門を制した作品ということで、期待しつつ観てきたのだが…正直、とても病んだ世界が描かれていて驚いた。この作品がオスカーで賞賛されるということは、アメリカ社会がひどく病んでいて、そのことに関する危機感がすごく大きいのかと感じた。確かに色々と考えさせられる面もあるが、とにかく気が滅入る。。。≪トミー・リー・ジョーンズが、どうしても宇宙人に見えていかん…≫

2008.03.16

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アラブの大富豪

前田高行著新潮新書前任地で最後に赴いたのはサウジ、ＵＡＥなどのアラブ諸国だった。その時に感じた、妙に地に足のついていない感じの富裕感と、王族たちのユルさが印象的で、この本を読んでみた次第。オイル・マネーの歴史、今流行りの政府系ファンドの動き、湾岸諸国社会の抱える問題点、色んな論点について興味深く読ませてもらった。またアラブに行ってみたくなる。

2008.03.11

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『君の涙ドナウに流れ　ハンガリー1956』

原題：SZABADSAG, SZERELEM(愛、自由)英題：CHILDREN OF GLORY貴重な休肝日、禁断の平日映画に踏み切った。と言うわけで、初のハンガリー映画。1956年の「ハンガリー動乱」と、同じ年のメルボルンオリンピック・水球競技でのハンガリーの金メダル獲得。二つの対照的な歴史的事実を、主人公の男女の運命で絡み合わせた悲劇的ストーリー。なぜか涙は出なかったが、ここまで旧ソ連を悪玉の親分に描き上げた映画もあまり見たことがない。ハンガリーでは、今も冷戦時代のソ連による支配に対する怨念が渦巻いているのだろうかと思ってしまった。

2008.03.11

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昆虫はスーパー脳

ヒトと対極の進化で身に付けた「超脳力」山口恒夫　監修技術評論社　発行地球上で最も繁栄している生物は昆虫だという。我々は我々の世界で、すべてを支配している気で生きているが、果たしてそうか！？小さくても、ヒト以上の機能性を見せる昆虫の脳に着目した本書。ちょっと難解だが、生物に興味のある人ならなんとか読めると思う。

2008.03.08

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『バンテージ・ポイント』

原題： VANTAGE POINTvantage pointという成句には、『よく見える場所』というような意味と『立場、視点』というような意味があるらしい。映画を見た感想としては、両方の意味をひっかけているのかなという感じがした。**************************************************************************以下、ネタばれ警告。**************************************************************************大統領の暗殺(？)事件を巡って、何度も時間をさかのぼりながら、現場に居合わせた複数の人物の視点でそれぞれの状況が描かれていく。結果的に、映画を観る者には、俯瞰的な全体像が見えてくるという趣向だ。途中のどんでん返しもなかなかのひっくり返りぶりで、ストーリー自体は観ていて飽きない。複雑な筋書きをより精緻に組み立てていこうとすると、こういう手法じゃないと鑑賞者に理解してもらえないのかもしれない。しかし、これって少しずるいかも。とても楽しい映画だったのだが、ちょっとそんな気もした次第。

2008.03.08

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『ラーメン三昧』その三十四

『白樺山荘』（中央区）味噌ラーメン700円★★★☆☆麺は縮れの弱い中細面。飲んだ後に食べるには最高。基本的にそういう食い方はしないんだが。

2008.03.07

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函館へ。

いい天気。いよいよ春かな。

2008.03.07

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『君のためなら千回でも』

(C) 2007 DreamWorks LLC and Kite Runner Holdings, LLC. All Rights Reserved.原題：The Kite Runner『君のためなら千回でも』という邦題が素晴らしいという人もいらっしゃるようだが、自分の見解は真逆。あまりあざとい言葉を表題にしてしまうと却ってしらける部分がある。原題はあっさりして、かつ、「切れて飛んでいく凧を追いかける」という深いニュアンスが秘められている。ストーリー的には正直泣けなかった。主人公があまりに自己中心的で感情移入できなかったからだ。「罪滅ぼし」がテーマの一つになっているが、全然罪を償えていないところが痛い。さらに、子供の時の悪役が、大人になったらタリバンの将校で再会。。。なんて偶然の設定が幼稚すぎる。アカデミー賞作曲賞にノミネートされていたように劇中音楽は素敵だ。

2008.03.01

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北見へ

女満別空港方面が天候不良のためJRで。写真は、流氷特急オホーツクの風（なんか違うものの名前みたい。笑）

2008.02.27

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またまたへんないきもの

早川いくを　著寺西晃　絵バジリコ株式会社　発行2004年、新聞か週刊誌の書評で興味を持って読んだのが「へんないきもの」。その続編となる「またまた～」、今回も相当インパクトが強くて笑えた。おそらく写真でまじめに解説されると気持ち悪いだけと思われる生き物たちだが、著者のユーモア溢れる解説が最高に面白い。生物好きなら必読！

2008.02.27

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大倉山ジャンプ場

あの懐かしい札幌オリンピック。70メートル級ジャンプ(今のノーマルヒル)で、日の丸飛行隊が金・銀・銅を独占。子供心に大興奮したことを今でも鮮明に覚えている。そのドラマの舞台だった宮の森ジャンプ台の隣(隣かよ！)の大倉山ジャンプ台に行ってきた。札幌オリンピックでは90メートル級ジャンプ(今のラージヒル)競技が実施された場所だ。ジャンプ台はまさに見上げる感じ。今日は、先週末に大雪が降ったため除雪作業中。笑誰でもジャンプ台脇のリフトで上の展望台まで登れる。上から見ると…どう見ても、飛ぶとか滑るというより落ちる感じ。改めてジャンプ選手って凄いと感心。で、ジャンプ台の先端も横から撮影してみた。写真はないが、この後宮の森に移動し練習中のジャンプを見た。着地の時の「ばしっっっ！！」という大きな音に驚いた！

2008.02.26

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『ラーメンじゃない三昧』

『うどん亭』（西区）煮込うどん900円★★★★☆生卵と揚げ玉がいっぱいで、どろどろ状態。それでも味自体がさっぱりしているため、一気に食べられる。最後はお汁をごはんにかけてオジヤ風に。あああ。画像が横向きに。。。申し訳ない。

2008.02.26

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『ライラの冒険　黄金の羅針盤』

TM & (C) MMVI NEW LINE PRODUCTION,Inc. All Rights Reserved.原題：HIS DARK MATERIALS THE GOLDEN COMPASS児童文学モノの映画化作品。また見てしまった。だが、所詮子供映画と思いながら(でも観てるけど)、ファンタジーモノに弱い上に、映画評でそのスケールを褒めているものも散見されたので観に行ってみた。で、かなり良かった。(恥？)主人公のダイモン(守護精霊)が、場面によって何種類かの動物に変化したりするのだが、本人の内心を反映させているようで芸が細かい。それにしても、ライラ役のダコタ・ブルー・リチャーズ、13歳のくせに時に見せる妖艶な表情。末恐ろしいかも。

2008.02.24

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酸素のはなし　生物を育んできた気体の謎

三村芳和　著中公新書この地球には酸素があったから生命が生まれたのでは…などと漠然と考えていたが正確ではなかった。酸素は、エネルギー生成に必要な化学変化の過程で、電子の効率的な受容体として生命体の大型化に貢献した…ということらしい。あ～、難しい。地球誕生から生命の誕生・進化の過程を説明している部分は良かったが、後半になって酸化・還元の化学式を連発されるとかなりきつかった。ふぅ～。

2008.02.24

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『潜水服は蝶の夢を見る』

原題：LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON(c) Pathe Renn Production-France 3「ELLE」の元編集長ジャン＝ドミニク・ボビー、突然の病で全身が麻痺し、唯一動く左目の瞬きだけで自伝を完成させた。この作品は、その奇跡的に作り上げられた作品を映画化したものだ。監督賞や、脚本賞、撮影賞などで本年度アカデミー賞にもノミネートされている。本人の絶望と希望。家族や言語療法士など、本人を取り巻く人々の様々な思い。ちょっと見るのが辛いかなと思っていたのだが、適度にユーモアーあふれる場面が織り込まれていて、温かい気持ちで観ることができた。

2008.02.23

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『ラーメン三昧』その三十三

『ど家ラーメン』（喜茂別町）しょう油ラーメン550円★★★☆☆中細の縮れなし麺。あっさりした味。北海道ラーメンらしくないラーメンだが、なかなか美味しかった。

2008.02.19

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今朝は

久しぶりに羊蹄山が見える。三合目付近から上は真っ白だ。ちなみに、手前は洞爺湖を舞う鴎。

2008.02.19

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『エリザベス　ゴールデン・エイジ』

(C) 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.原題『Elyzabeth: The Golden Age』シェカール・カプール監督、ケイト・ブランシェット主演の『エリザベス』第二弾。今回は、スペイン無敵艦隊を撃破して迎えるエリザベス女王の“黄金時代”に焦点当てている。実は第一作は観ていないのだが、ケイト・ブランシェットの迫力というかオーラに驚いた。アカデミー賞の主演女優賞獲得の可能性もあるのだろうか。二年連続で、イギリスの女王役がオスカーというわけにもいかないような気もするが…

2008.02.16

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雪まつり解体中。

雪祭りの氷雪像は朝から一斉に解体が始まっている。わざわざこの風景を見に来る観光客もいるとか。

2008.02.12

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『レンブラントの夜警』

(C)Nightwatching B.V. 2007原題『Night Watching』高校時代？の世界史で学んだレンブラント。光の画家と呼ばれていたような…本作は、レンブラントの代表作である「夜警」に秘められたエピソードを基に、このオランダが誇る大画家の波瀾万丈の人生を描写している。全編に渡って光と影を強調した映像で構成されていて、いかにもレンブラントを扱うストーリーという感じ。それでも、若くして亡くした一人目の妻と、幼い息子や召使いたちと過ごす屋外の場面だけが夢のように美しくフルカラーで描かれていたのが印象的だった。

2008.02.11

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襟裳岬紀行

今日は昼前に思い立って札幌を出発。道央道、日高道を経由して襟裳岬に赴いた。現地は、人っ子一人いない荒涼とした風景。吹きすさぶ強風。なんだか恐ろしくなり、長時間はいられなかった。寒いし…もちろん灯台もある。岬から北を遠望すると、日高山脈の南端が美しい。写真では雄大さが伝わらないのが残念。帰りには、様似の親子岩に立ち寄った。このあとの夕日が最高に綺麗だったが残念ながら撮影できず。片道およそ260キロ。北海道のドライブは大旅行だ。

2008.02.10

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ローマはなぜ滅んだか

弓削　達　著講談社現代新書この本が書かれたのは1989年である。日本経済が世界を席巻しつつあり、日米経済摩擦やハイテク戦争などの言葉が飛び交う時代だった。同時にこの時代は、将来の転落に向けての不安が膨らんでいる時代でもあった。本書は、かつて地中海世界を制覇し続けたローマ帝国がなぜ崩壊したかを概観し、そこから教訓を得ようとするものである。正直、とても難解。。。。

2008.02.10

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道東紀行

木曜日の早朝から、ロンバルディアの問題の機種で中標津へ。途中、根室市内の蕎麦屋「東雲」で昼食。「何で根室で蕎麦やねん！」(心の叫び)で、今回の目的の一つ、納沙布岬へ。まずは納沙布灯台写真では見え辛いが、灯台(納沙布灯台ではなくて、日本がかつて設置した灯台)の建つ貝殻島は本当に目の前。ロシア側の礼拝所？も建てられている水晶島でも双眼鏡で人まで見える。なんやかんや色んな碑がいっぱいある。で、お目当てはこれ。「最東端」を明示した碑。北方領土もあるので、日本最東端とは言えないが、北海道最東端ではある。いちおう、我が国の四隅を制覇したという記念の一瞬だった。納沙布岬には、こんな大きな塔もある。納沙布岬から釧路に向けて移動。途中、花咲港で「海猿」の船を見る。ちなみに海は蓮氷が薄く張っている。当日は釧路市内に宿泊。木曜日も金曜日も道東は雲一つない快晴。さすが、太平洋側という感じで、札幌とはえらい違いだ。札幌までは、ＪＲで。行程はまるまる4時間。やっぱり北海道は、でっかいわ。

2008.02.09

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札幌雪まつり開幕！

札幌の冬の大イベント、雪まつりが開幕した。といっても、人混みに紛れて見に行くパワーはないので、前日の夜に思う存分見てきた次第。やっぱり地元民ならではですな。↑ちなみに裏側はこんな具合。製作過程も通勤途上に見ることができたので面白かった。↑国宝犬山城。これが一番出来栄えがいいかなぁ。↑これは雪像ではなく氷像。夜になるとライトアップされて幻想的な美しさ。

2008.02.05

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ＪＲ札幌駅前で発見

札幌駅前にカウントダウンプレートが設置された。誰も立ち止まることなくパスバイしていた。笑

2008.02.03

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『アメリカン・ギャングスター』

(C) 2007 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.原題『American Gangster』冷酷で凶悪な犯罪者であるはずのフランク・ルーカスは、デンゼル・ワシントンが演じると、なんだか正義を背負っているようにさえ見える(何が本当の正義かは置いといて)。人生を賭けて不正と戦う刑事は、ラッセル・クロうが演じると、なんだか間抜けで恰好が悪い。見事なキャスティングで、映画の面白みが倍増したというところだろうか、157分という長編であるにもかかわらず、それを全く気にすることなく見入ってしまった。それにしても、ヴェトナム戦争時代と言えば、自分も子供の頃で知らない時代ではないのだが、そんな最近(？)に、警察や様々な権力機関の中にこんな腐敗が当たり前のように存在していたとは…それが驚きだったし、アメリカにおける当時の黒人に対する白人の基本的認識が良く描かれていて興味深かった。

2008.02.03

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海の世界史

中丸　明　著講談社現代新書「古代の海の遊牧民から大航海時代まで、理想郷、一攫千金を求め、人は海に繰り出した！」海を舞台に世界史のいくつかのエピソードを面白おかしく説いてくれる本。未知への挑戦と言っても、やはり富の獲得や宗教の拡大という現実的な欲望がその活力の源になってきていることがよく分かる。現代における宇宙への挑戦は、そういう活力源が少し不足しているのかもしれない。

2008.02.03

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『色｜戒　Lust Caution』　

（C）2007 HAISHANG FILMS／WISEPOLICY日本人が数多く画面に現れ、日本語も聞こえてくるので妙な気分になるが、決してストーリーとは関わらない。とにかく湯唯(タン・ウェイ)の体当たりの演技がすごいのは言うまでもないし、トニー・レオンが、残酷さと人間味を併せ持った寡黙な主人公を見事に演じきっていて、全体として非常に感動的だった。最後に、どんでん返しで話を丸めて欲しいなどという浅薄な期待を持ったが、さすがにそれはない。（確かにR18ではある）

2008.02.02

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『ラーメンじゃない三昧』

『福庵』（登別市）こちら手打ちセイロ850円★★★☆☆登別温泉街のお店。手打ちそばもいい味だったが、連れが食べていた天丼や鍋焼きうどんのエビが大きくて数も多いのにびっくり。味も新鮮で最高だったらしい。

2008.02.01

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『ONCE Music from the Motion Picture』

『onceダブリンの街角で』のサントラ盤ＣＤを購入。こんなスピードで入手したのは生まれて初めてかも(いい年してるのに…)というわけで、とってもいい感じ。ドライブしながら聴くのが楽しみだ。

2008.01.31

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『ビー・ムービー』

2008.01.29

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『onceダブリンの街角で』

C) 2007 Samson Films Ltd. and Summit Entertainment N.V.原題：ONCE2008年のアカデミー賞「オリジナル歌曲賞」にノミネートされたというニュースもあり観に行った。正直とってもいい作品だった。心が温かく、切なくなる感じ。主人公の男女は、いずれも本物のアーティストらしい。男性の方はアイルランド国内チャートで１位を取るような人気バンドのボーカルで、女性は、チェコの歌手だという。賑やかなミュージカルとは違い、物語の中で自然に歌われたりCDから流れ出る音楽で、登場人物たちの気持ちを表現していく。しかもどの歌もとってもいい♪これは、サントラが是非欲しいところだ。

2008.01.27

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キング牧師とマルコムＸ

上坂　昇　著講談社現代新書現在各党の候補者指名選挙が進んでいるアメリカ大統領選挙の過程で、民主党のクリントン候補が、アメリカにおける黒人の地位向上の歴史の中で、キング牧師の果たした役割を過小評価したのではないかとの指摘がなされたとの記事を見た。キング牧師の名前は聞いたことがあるが、その具体的な活動の内容などは承知していないので、この機会にマルコムＸとともに勉強してみることにした。公民権法が成立したのも、実はほんの数十年前。アメリカにおける人種問題の根深さを改めて知らされるとともに、民主党を中心に指名選挙の推移への関心が一層高まった。

2008.01.27

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『ヒトラーの贋札』

原題： DIE FALSCHER/THE COUNTERFEITER第二次大戦下、ドイツ国内のユダヤ人強制収容所が舞台。ナチスから、偽紙幣の製造を強制されたユダヤ系技術者の苦悩が描かれている。結果的にナチスドイツの戦争遂行に協力することになる紙幣偽造の作業だが、これを成功させれば、目の前の仲間たちが一日でも長く生き続けることができる。一方、「正義」とナチスドイツの敗北を願うのであれば、積極的な協力を続けるべきではないのかもしれない。主人公のプロの紙幣偽造屋は、仲間たちを救う方を選択する。正直なところ、自分としては、主人公に思いっきり共感した。ところで、エンドロールでは、この作品が、実際にこの作業に従事した人物で、かつ、劇中「正義」のために命を捨ててでも協力を拒むべきだと主張し続ける役柄として描かれた人物が書いた原作を映画化したものと紹介され、少々興醒めしてしまった。ではあるが、とてもいい映画だ。オーストリア映画、いいな～。

2008.01.26

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いよいよ本格的な雪

今年の冬は少雪だと言われていたが、しっかり帳尻を合わせに来られた感じ。。。

2008.01.26

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『earth』

：(C)BBCWORLDWIDE2007 昔、民放で「野生の王国」という番組があって、さまざまな野生動物の生態が紹介されていた。この映画は、内容的にはそのままで、映像が革命的に美しくなっている…という感じ。お金を払って観るにはやや抵抗もあるが、テレビではなく大スクリーンで観たい内容ではある。

2008.01.20

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聖書vs.世界史　キリスト教的歴史観とは何か

「普遍史」(universal history)という言葉をご存じだろうか。私は、本書を読んで初めて知った。神による天地創造、すなわちアダムとイヴの時代から歴史(人類の歴史ではなく全ての歴史である。)が始まるという聖書の記述を事実として認めることによって成立するもので、天地創造の瞬間から創世紀元１年として歴史が編まれていく。。。それが「普遍史」と呼ばれる歴史である。この歴史の中では、編者によって差異が生じる(このこと自体が創世紀元の非科学性の証明だ)のだが、一つの例としては「ノアの大洪水」が創世紀元2242年、モーゼの時代の出エジプトは創世紀元3689年、イエスの誕生が創世紀元5199年ということになるという。科学の時代が訪れ、かつ、キリスト教国ではない日本人から見れば「笑止」の一言に尽きるが、ヨーロッパ社会においてこの普遍史を脱却し、現在の世界史が公然と語られ、認められるようになったのはなんと18世紀に入ってからのことなのだそうだ(実は日本に至っては、20世紀以降、はじめて正確な世界史を知り得た訳だから「笑止」どころではないのだが…)。イエスの誕生という「歴史的事実として確認できる時点」を第1年とした西暦すなわちキリスト歴が一般的に使われるようになったのもこの時期だという。西暦の導入によって、イエス誕生以前の事象についても、その歴史的事実としての年代が「B.C.○○年」として一つに確定させていくことができるようになった…という事実も、この本を読んで初めて知り、何の気なしに使っている暦にも、それ自体として歴史や意味があるということを知らされ、非常に興味深かった。

2008.01.20

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『スウィーニー・トッド』　フリート街の悪魔の理髪師

(C) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc. and DreamWorks LLC. All Rights Reserved.ティム・バートン監督とジョニー・デップのコラボ作品。ジョニー・デップの歌がとても上手だったので驚き。全体に色を抑えた画面が多く、男にとっての過去と女にとっての未来だけはカラフルに描かれる。主題が愛と「復讐」なので、陰鬱な感じになるのは避けられないが、残酷場面がやや多すぎるかも。ジョニー・デップファンであっても、グロ系が苦手な人は観ないことをお勧め。

2008.01.19

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宗教改革の真実

カトリックとプロテスタントの社会史永田諒一　著講談社現代新書宗教改革と言って思い出す用語は、ルターやカルヴァン、免罪符に、95カ条の論題あたりか。。。中身についていえば、「カトリック教会組織が腐敗して、ルターらが「聖書に帰れ」というような言葉をお題目にして、教会組織に対峙するとともに、キリスト教信仰を民衆化した？」みたいな低いレベルの認識なのだが、本書では、そういう歴史の流れの中で、社会の大多数を構成する民衆たちの一部はなぜプロテスタントを支持し、かつ彼らのの実際の生活がどのように変化したのかといったことなどがビビッドに表現されている。

2008.01.14

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イスラームとは何か　その宗教・社会・文化

小杉　泰著講談社現代新書イスラーム紹介書籍をずいぶん読み込んできたせいか、この本の説明が素人にも理解しやすいものだからなのか、イスラームの特徴・現状や、ヨーロッパ諸国(キリスト教世界)のイスラームに対する観方の根本などが非常にすんなりと理解でした。

2008.01.08

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図解雑学　数論とフェルマーの最終定理

久我勝利　著關口力　百瀬文之　監修ナツメ社フェルマーの最終定理とは、次のことを証明すること。「Ｘのｎ乗＋Ｙのｎ乗＝Ｚのｎ乗(ｎは３以上)を満たす自然数Ｘ,Ｙ,Ｚは存在しない」ということで、最近脳味噌のヘタリを感じているので、年末年始に喝を入れてみるかと読んでみた。図解雑学シリーズなので、全体に分かりやすく説明されており、最初のうちはふむふむという感じで、適当な刺激を受けながら読んでいたが…後半は厳しかったな～。そもそも数２ｂまでしかやってないし。。。(古っ)

2008.01.03

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初詣

あまり、神仏にものをお願いする方ではなく、かつ、子供の頃から季節の行事をきちんとやらない家庭で育ったためか、初詣もほとんど行ったことがない。しかし、今年は独りで行ってみた。おみくじの結果は『末吉』。「吹きあれし　あらしも　いつか　おさまりて　　　　　　軒端に　きなく　うぐいすの　こえ」だそうだ。。。

2008.01.02

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『その名にちなんで』

原題は『the NAMESAKE』。正直、初めて知った英単語。ジュンパ・ラヒリによる初の長編小説。インドからアメリカに渡った若い夫婦と、そこで生まれた子供たちの物語。登場人物たちは、それぞれの立場で、文化の違いに苦しみながら生きていく。親子の愛情や恋愛の在り方などなど色々と考えさせられるいい作品だった。ゴーゴリーの『外套』、読んでみるかな～。

2008.01.02

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元旦！

札幌の元旦は快晴！！今年は勝負の年。やるからには勝たねばなるまい！

2008.01.01

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『待つ女』

（ｃ）LES FILMS DU BELIER元旦から単館系フランス映画。原題は『７ANS』で、読んで字の如く刑期７年で刑務所に服役している夫を待ち続ける妻の物語。看守に言い寄られ、寂しさを紛らわすために体の関係が続くが、結局は夫を裏切れないというストーリー。夫婦や看守の心の葛藤が描かれるが、あまりきめ細かい描写とは言えないかも。結果、官能的なシーンばかりが記憶に残りがちだが、それはこちら側の問題なのか。。。

2008.01.01

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もしもあなたが猫だったら？

「思考実験」が判断力をみがく竹内　薫著中公新書筆者特有の語り口で、誰もが気軽に興味を持てる話題から、気がつくと相対性理論について考えさせられている。「思考実験」の重要性については今ひとつよくわからなかったが(ｗ)、動物の視覚細胞の話から重力と加速度の話まで、脳細胞をたっぷり刺激されて十分に楽しませてもらった。

2007.12.31

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神聖ローマ帝国

菊池良生　著講談社現代新書塩野先生の『ローマ人の物語』を読んできて、ローマ帝国の分裂から神聖ローマ帝国へという流れに興味があり読んでみた。皇帝がいて、王がいて、大公もいれば公もいる。それぞれは勝手に名乗られているわけではなく、それなりの歴史的経緯に基づく権威が必要だった。高校時代から世界史は大好きだったが、そういうことって教えてくれなかったよな。。。

2007.12.29

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バール・コーシカ

こちら札幌の老舗？ロシア料理店。ロシアビール「バルティカ」をはじめ、懐かしいロシア料理をいただいた。オーナーの宮尾さんは、戦後シベリアに抑留されており、その際、ロシア人から「ミヤオ、ミャオ、ミャーオ」と猫の鳴き声のように呼ばれていたことから、「コーシカ(ロシア語でネコの意)」という店名にしたということだ。アットホームな雰囲気で、味も抜群。是非どうぞとお勧めできるお店だ！

2007.12.26

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