５０過ぎても波乱万丈？？

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• 輝き・・・

  　　　　　　　　　　　別れた亭主から電話が有った　　　　　　　　　　　　　　珍しい事では無い　　　　　　　　　　別れて20年近くに為るというのに　　　　　　　　さては女と別れたな　　　　　　　　　　　　　奴の電話はだいたいそんな時だ　　　　　　　　　今回は随分と間が空き　　　　　　　　　　　　　忘れかけて居たというのに　　　　　　　　　　　　　ヤレヤレなので有る　　　　　　　　　　　　　　　　内容は　　　　『変わりないか？』から始まり　　　　　　　　　　　　　夫婦で居た頃の事を　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　延々と話すのだ　　　　　　　　　　　　　　　中盤　　　　　　　　　　　声が変わった　　　　　　　　　　　　　　　高くなってきたのだ　　　　　　　　　　　　　そろそろかぁ～　　　　　　　　　　　　　　　　　　　当たりだ！　　　　　　　　　　　自分の事は完全に棚に上げての　　　　　　　　　　　　　　　　私　攻撃開始　　　　　　　　　『あの時　お前が！』　　　　　　　　　　　　　『こうなったのも　お前が！』　　　　　　　　　　　　　　　お前　お前の大安売り　　　　　　　　　　　　馬事雑言の嵐なので有る　　　　　　　　若い頃の勢いを無くし　　　　　　　　　　　　昔にしか生きて居ない　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　残骸と化した奴　　　　　　　　　　　　　何とも悲しく　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寂しい　　　　　　　　　　　　　まして子供の父親　　　　　　　　　　　別れてなを　　　　　　　　　　　　　　　　輝いていて欲しいのに　　　　　　　　　　　　　尾羽射涸らした　　　　　　　　　　　　　　　　完全末路状態なのだ　　　　　　　　★これまで！！★　　　　　　　　　　　　　　★今日はこれまで！！★と私　　　　　　　　　　　　　　　最後に奴は　　　　　　　　　　『この乞食女！』と話を結ぶ　　　　　　　　　　　　　　　　これ定番　　　　　　　　　　　　　　反論する気も無い　　　　　　　　話を聞くことで　　　　　　　　　　　　　奴の気が済むのなら　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それで良いのだ　　　　　　　　　　　　　奴が哀れで為らないから　　　　　　　　　　　　　　　　元亭主よ　　　　　　　　　　どうか　その勢い　　　　　　　　　　　　　　　自分の人生に向けて・・・　　　　　　　　　　　そして　　　　　　　　　　　　　　あの頃の輝き　　　　　　　　　　　　　　　　　　　取り戻して・・・　　　　　　　　　　　　別れた者として　　　　　　　　　　　　　　　　　奴の子の母親としての　　　　　　　　　　　　　　　　たつての　　　　　　　　　　　　　　　　　　望みなので有る

  2004.09.21

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• 残酒・・・

  　　　　　　　　　　　同級生（男）と飲んだので有る　　　　以前　彼の娘さんと　　　　　　　ある場所で一緒になり　　　　　　　　　＜父と遊んでやって下さい＞と　　　　　　　　　　　　　連絡先まで教えられていたのだ　　　　　　　　　　　　　結構な酩酊状態で　　　　　　　　　　　それを思い出し　　　　　　　　　　　　　　　　　ならば遊んでやろうと　　　　　　　　　　　　　　　誘った当日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼は出張でパス　　　　　　　　　　　　本日が約束の日だったので有る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　が　　　　　　　　彼が店に現れるまで　　　　　　　　　　　　私はストォ～ンと忘れていたのだ　　　　　　　　　　　　　　一昨日まで連続飲酒　　　　　昨日に引き続き今日も休肝日にと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　思っていた私だが　　　　珍しく早い時間に身体が空き　　　　　　　　　　　　自然にお出かけ着？に　　　　　　　　　　　　　　　　　　手が伸びたので有る　　　　　今日はカァァ～ルクにしておこうと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自分に言い聞かせ　　　　　　馴染みの店のカウンター定席に付いたのだが　　　　　　　　日曜日のせいか店内が静かで　　　　　　　　　　　　居心地があまり好くないのだ　　　　　　　　　何となく相手が欲しいなと　　　　　　　　　　　　　　　携帯に手が伸びた時　　　　　　　　　　　　　　　彼が現れ　　　　　　　　　　　私の隣の席に座ったので有る　　　　　　　　　　まるで約束でもしていたかの様に　　　　　　　　　　　　　　私の様子で　　　　　　　　自分が忘れられていた事に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　気付いた彼　　　　　　　『忘れて居たんだろぅ－ひどい奴ダ』と一言　　　　　　　　　　★でも、イルデショ！★と私　　　　　　　　　決してゴメンとは言わないので有る　　　　　　　　　　　　　　　はて　　　　　　　　　困った　今日はカル～クの予定　　　　　　それにどんな状況でも　　　　　　　　　　　酔いが回るとサッサと帰る私の癖？　　　　　　　　彼と飲むのは　初めて　　　　　　　　　　　癖？を我慢するなんて　　　　　　　　　　　　　　私には大変な苦痛なので有る　　　　　　　　　　　　　　保険が必要　　　　　　　　　誰かもう一人　　　　　　　　　　　　彼と気が合い　　　　　　　　　　　　　　　　　私とも仲の良い奴　　　　　　　　　　　　　　　　奴！だ！　　　　　　　　　　　　　　　素早く電話　　　　　　　　　　　有りがたい来てくれたので有る　　　　　　　　　　　　　　これで万全　　　　　　　　　　　　　　　　　置いて帰れる　　　　　　　　　　　気の緩みと楽しさの　　　　　　　　　　　　　　　　　　相乗効果？で　　　　　　　　　　　少しのつもりが大酒へと移行　　　　　　　　　　明日は朝が早いと言っていた彼も　　　　　　女房に時間を貰ってきたと云うもう一人の彼も　　　　　　　　　　　　　　もちろん私も　　　　　　　　子供の頃に戻った様で　　　　　　　　　　　　　　　時間を忘れたので有る　　　　　　　　　　　　　　　　翌日　　　　　　　　　酒が多少残った状態で目覚めた私　　　　　　　　　　　　　改めて思った　　　　　　　　　　　アイツラ良い奴　　　　　　　　　　　　　　　　同級生ってイイ　　　　　　　　　　　又　遊んで貰おう　　　　　　　　　　　　　　　懲りていなければと　　　　　　　　　　どうやら　　　　　　　　　　　　　　私が　　　　　　　　　　　　　　　　遊んで貰ったらしい　　　　　　　　　　　　　　　　　アリガトゥ

  2004.09.16

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• 教え・・・

  　　　　　　　　母が自分の事業を　　　　　　　　　　　　廃業してからも　　　　　　　　　　　　　　　生活のリズムだと言い　　　　　　　　　　　　　　　病に為るまで　　　　　　　　　　　　　　一日の何時間かを過ごした　　　　　　　　　　　　家の脇の小さな事務所が有る　　　　　　　　主が通わなく為って　　　　　　　　　　　　　　　　　二年になるその事務所　　　　　　　　　　　　　　　　　今度は　　　　　　　　　私が小さな介護屋を　　　　　　　　　　　　　　　　　開設して引き継ぐ事に　　　　　　　　　　　　　　　手始めは掃除　　　　　　　　　そして　　　　　　　　　　　大箱を何個か用意しての　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　母の歴史の整理　　　　　　　　　　　　書棚の書物　書類順々に箱へ　　　　　　　　　　　　　　結構な量なので有る　　　　　　　　　　　　　　　　　やっと　　　　　　　　　　　　　　母の私物と机の中へと進む　　　　　　　　　　　　　　　　　　　母の物　　　　　　　　　　　　　　　何一つ捨てられないのだ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終盤　　　　　　　　　机の大きな引き出しを開けると　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこには　　　　　　隙間無くキッチリと整理されて　　　　　　　　　　　　　　　　　物が沢山詰まっていた　　　　　　　　　　　　中でも目立つのは　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同色の大封筒三つ　　　　　　　　　　　　　その中の一つを手に取る　　　　　　　　　　　　　表に末弟の名前が　　　　　　　　　　　　　　中身を覘くと　　　　　　彼の幼稚園から高校までの　　　　　　　　　　　　　　　　成績表と大学入学許可証　　　　　　　　残る二つは私と　　　　　　　　　　　　　　もう一人の弟の分なので有る　　　　　　　　　　　　　　　その奥を見ると　　　　　　　　　　　　　　　　何やら手紙の束が　　　　　　　　　　　　宛名は私　　　　　　　　　　　　　　　差出人は　　　　　　　　　　　　　　　　　　私の初恋の相手　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何故？　　　　　　　　　　　　　　　　　何故母さんが？　　　　　　　　　　　　　　私が処分した筈の手紙を？　　　　　　　　　　　　　　　　何で？・・・・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　疑問は　消えた　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それは　　　　　　　一族の秘密＜大げさカナ？＞　　　　　　　　　　　　　その原因を作った私の為で有り　　　　　　　　　　　　有る者にとっては　　　　　　　　　　　　　　　　　　　証に為る物だと　　　　　　　　　　　　　　　母は考えたに違いない　　　　　　　　　　　　　　　母らしい　　　　　　　　　　　　　　　　　　母さんらしいのだ　　　　　　　　　　　　　　　　　甘やかさない　　　　　　　　　　　　　　甘い愛情をモットーとし　　　　　　　　　　　　多く語らず　　　　　　　　　　　　　　　　拒否も否定もせず　　　　　　　　　　　　　　　親心知らぬ子に　　　　　　　　　何時か解る　　　　　　　　　　　そのうち必ず解る時が来ると　　　　　　　　　　　　　　　　　　　言い続けて来た母　　　　　　　　　　　　　　そんな　　　　　　　　　　　　　　　　貴女に　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日は少し近づけた　　　　　　　　　　　　　　　　　　　母さん　　　　　　　　　　　　　　　　　無言の教えって　　　　　　　　　　　　　時間かかるょ　　　　　　　　　　　　　　　　　　理解出来るまで

  2004.09.12

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• 宛名・・・

  　　　　　　　私のパソコンと携帯の中に　　　　　　　　　　　　　　末弟がプレゼントしてくれた　　　　　　　　　ポストペットなる　　　　　　　　　　　　　　　可愛い生き物？が居る　　　　　　　　　　　コモモ族科に属するという　　　　　　　　　ピンク色の小さな小熊？の様な奴で　　　　　　　　　　　　メール配達ペットなのだ　　　　　　　　　　　動きが何とも愛らしく　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　和むので有る　　　　　　　　　　　　　名前は　パトラ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私と同名なのだ　　　　　　何度かメールを配信すると　　　　　　　　　　　　　私宛にメールが届く　　　　　　　　　　　　　　　　　もちろん　パトラから　　　　　　　　　　　　　三、六行のそのメールは　　　　　　　思わず微笑んでしまう様な　　　　　　　　　　　　　　　　癒される内容なので有る　　　　　　　　　　　　　　　　ある時　　　　　　メールを配達に出たパトラが　　　　　　　　　　　　　　何時間経っても戻らないのだ　　　　　　　　　　　何かあったの？　　　　　　　　　　　　　もう戻らないの？　　　　　　　　　　　　　　　　　それとも私　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何かミスした？　　　　　　　　　　　　　　　寂しいので有る　　　　　　　　　　　　　落ち着かないので有る　　　　　　　　　　　　　　　　　まるで　　　　　　　　　　　　　子を待つ母心の様なのだ　　　　　　　　　　　　　　　　もう限界　　　　　　　　　　　　これ以上待つ事なんて出来ない　　　　　　　　　　　　そうなると　　　　　　　　　　　　　　　人の迷惑など　　　　　　　　　　　　　　　　　　全く考え無いのが私　　　　　　　　　　　　　　　仕事中の弟に電話し　　　　　　　　　　　　　　　　　対処方を聞く　　　　　　　　　　　　　　　　パソコン日付変更！　　　　　　　　　　　やっと　　　　　　　　　　　　　１３時間ぶりに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パトラ無事帰宅？　　　　　　　　　　　　　　　ほっとしたので有る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今　　　　　　　　　　　　　　　私のメールボックスは　　　　　　　　　　　　差出人　パトラ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宛名　　パトラ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　の　　　　　　　　　　　　　　　　オンパレードなのだ　　　　　　　　　　寂しさに　　　　　　　　　　　　　　懲りたので有る

  2004.09.05

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• 裏表？・・・

  　　　　　　　　　　　　　　　幼い頃に　　　　　　　　【あのネ　エットネェー　ウゥゥ～ン】と　　　　　　　　　　　　　　　　聞いている方が　　　　　　　　　　首の辺りに納豆の糸でも絡んだ様に　　　　　　　　　　　　ムズムズ　粘々とした　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　話方をする　　　　　　　　　妙にカワイ子ぶってた　　　　　　　　　　　　　　　　　たった一人の姪が居る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ある時　　　　　　　　　　　　　　　その姪が　　　祖父母に当たる私の両親と　　　　　　　　　精一杯の甘え言葉と仕草で話をしていた　　　　　　　　　　　　　　　　独壇場なので有る　　　　　　　　　　　　　　すると　それまで大人しく　　　　　　　　姪の後方で話を聞いていた甥＜姪の弟＞が　　　　　『おねぇーちゃん　それちがうよ！』と　　　　　　　　　　　会話に割って入ろうとしたので有る　　　　　　　　　　　　　　　　　　と　　　　　　　　　　　　　　　　　その時　　　　　　　　　　　　　　　　姪　豹変　　　　　　　　　　　　　　振り向いて甥を見た姪は　　　　　　　　　　　　　　　　　　鬼の形相　　　　　　　そして低い声で　　　　　　　　　　　　【ウルセェー　ダマッテロ！】と　　　　　　　　　　　　　　　　甥を威嚇　　　　　　　　　　　　　　　　　　後　　　　　　　　　　　　　　　前方に向き直り　　　　　　　　　　　　　　　　　今度は　　　　　　　　　　　天使の笑顔？で話続けているのだ　　　　　　　　　　　　　　　　　なんと　　　　　　　　　　　　　巧みな使い分け　　　　　　　　　　　　　　　　　　見事なので有る　　　　　　　　　　　　　　　　　その姪も　　　　　　今では適齢期　　　　　　　　　　幼い頃に会得した技には　　　　　　　　　　　　　　　　　いっそう磨きが掛かり　　　　　　　　　　　　　　　　　今も顕在！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ならば　　　　　　　　　　　　　　　　　どうか姪よ　　　　　　　　　鬼を伏せ　　　　　　　　　　　　天使だけで生きて往ける　　　　　　　　　　　　　　　　　　幸を捕まえてほしい　　　　　　　　　　　　　　　　どうか・・・　　　　　　　　　　　　　　伯母の　　　　　　　　　　　　　　　　たっての願いなので有る

  2004.09.03

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• 幸福？・・・

  　　　　　　　知人、友人、会うたびに聞かれる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　挨拶代わりの言葉　　　　　　ご両親　具合どうなの？　　　　　　　　　　　又　痩せたんじゃない？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大変だよねぇー　　　　　　　　　　　　　　　私の返事は　　　元気ですよ・　　　　　　そうですか、別に悪いところも無いし　　　　　　　　　　　　　自分では肥って来たかと・・・　　　　　　　　　　　　　　　親ですから・・　　　　　　　　　　　　判で押した様なもので有る　　　　　　　　　　　　　　　　三年前　　　　私は腸閉塞で入院　　　　　　　　絶食七日と二十四時間点滴で　　　　　　　　　　　　　　　手術せずに済んだので有る　　　　　　　　　　　後は家で体調回復をと退院　　　　　　　　　　　　　　　　が　　　　　　　　　多少減った体重も戻らぬ中に父病い　　　　　　　　　　　体重増量は　　　　　　　　　　　　　　　長期計画へ変更し　　　　　　　　　　　そのまま看病に入ったので有る　　　　　　　　　　　　　　　　続いて母　　　　　　　　　　　　　　両親共　介護度４　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひどい　しんどいと思う時もある　　　　　　　　　　　　　　　　けれど　　　　　　　　　身体的にも然る事ながら　　病以前の両親には決して戻って貰えない事と　　　　　　　　　　　　確実に終盤に近づいている両親を　　　　　　　　見ている事が何よりもつらいので有る　　　　　　　　　　忘れたい　　　　　　　　　　　　　逃げ出したい　　　　　　　　　　　　　　　　様々な感情が交差する　　　　　　　　　　　　　　　そんな時　　　　　　　　　　　　　　　　私　　　　　世間には親と暮らしたい　　　　　　　　　　何かして上げたいと思う　　　　　　　　　　　　　　　　　　　女性は多いはず　　　　　　　　　　　私は暮らせる暮らせてる　　　　　　　　　　　　　　　それも　　　　　　生活の不安なく暮らせる日々を　　　　　　　　　　　　　　　　　　両親に与えられてる　　　　　　　　　　恵まれて居るんだ　　　　　　　　　　　　　　　　　幸せなんだと　　　　　　　　　　　　　自分に言い聞かせる　　　　　　　　　　　　親の側には居たいのだから　　　　　　　　　　　　　　　　　　けれど　　　　　　　　　　　　　　　　自分の息子には　　　　　　私が介護を必要とする様に為ったら　　　　　　　　　　　　　　　決して自分で見ようとせず　　　　　　快適な施設を探して　　　　　　　　　　　　必ず入れて欲しいと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　話ているので有る　　　　　　　　　　　　　　　　何故って　　　　　　　　　　　　　　　　　　私は　　　　　　　　　　　　　　　　　　　娘　　　　　　　　　　　　　　　　　　介護に　　　　　　　　　　　　　　幸せを感じる事も出来る　　　　　　　　　　　　娘だから・・　　　　　　　　　　　　　　　　・・だから　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・なので有る

  2004.09.01

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• 本家？・・・

  　　　　　　　　　親しい仲間での飲み会　　　　　　　　　　　　　　　　　　久しぶりなので有る　　　　　　　　　　　　　　　何となくウキウキなのだ　　　　　　　　　　　　　早めに仕度し　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　早めに出かけた　　　　　　　　　　　　　　　　　街をブラブラ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会場へ　　　　　　　　　総勢２０名　中　女は私を入れて４名？　　　　　　　　　　　　　　　　その中には　　　　　　　　　　　　　　酒乱童子の異名を持つ　　　　　　　Ｙ紀とその彼女Ｓちゃん　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ紀は女好きなので有る　　　　　　　　　　　　Ｓちゃんはバイ＜両刀＞らしく　　　　　　　　　飲む程に酔う程に　　　　　　　　　　　　　　Ｙ紀の側を離れ　男達の中へ　　　　　　しな垂れかかり　肩を抱かれ　　　　　　　　　　　尻を触られ　キャーキャーベタベタ　　　　　　　　　　　　　　楽しそうなので有る　　　　　　　　　　　　　　　その頃になると　　　　　　　　彼氏？であるＹ紀の見せていた余裕は消え　　　　　　　　　　酒乱童子への変貌加速早まり始めた　　　　　　　　　　　　　まずい　まずいので有る　　　　　　　　手　出る　足　出る　　　　　　　　　　　　　　　　　　投げる　壊す　　　　　　　　　　　　　　酒乱童子は手が付けられない　　　　　　　　　　　　　　　　そう為る前に　と　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私　　　　　　　　　　　　　立ち上がりＳちゃんの側へ　　　　　　　★Ｓちゃん　Sちゃんこっち★と声がけするが　　　　　　　　　　　　　Ｓちゃん動かず　　　　　　　　　　実力行使以外　手は無いと判断　　　　　　　　　　　力ずくで移動させようとした　　　　　　　　　　　　　　　　その時　　　　　　　　　『パトラー止めろー』と叫びながら　　　　　　　　　　私目掛けて飛んで来た男が居た　　　　　　男は私の腕を取り店の外へ　　　　　　　　　　　振り解こうとする私　　　　　　　　　　　　　　　力づくで抑えようとする男　　　　　　　　　　　　揉み合い状態なので有る　　　止めに入りながら外へ出た男達も　　　　　　　　　　　私と男の間に入り始め　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乱闘状態に発展　　　　　　　メゲナイ男はまだ私に向かって来ている　　　　　　　　　　　　　冗談じゃない　　　　　　　　　　　　　　　　　なんなのコイツ　　　　　　　　　　　　　　　私　怒り頂点　　　　　　　　　　　　　もう抑えられないので有る　　　　　　　　　眼に入る男誰彼となく　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビンタ　と　パンチ　　　　　　　　　　　　　　　何人めかで　　　　　　　　ズシィーとした嫌な感触で　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　我に返った私　　　　　　　　　　　　　　　　　男に　　　★何勘違いしてんだよ！　　　　　　　マトモな判断出来ないほど　　　　　　　　　　　飲むんじゃないよ！★の言葉を残し　　　　　　　　　来合わせたタクシーに乗り帰路についた　　　　　　　　全くトンでもない思い違い　　　　　　　　　　　　　　　　　　迷惑千万なので有る　　　　　　　　　　　　　　　　　が　　　　　　　　　　　　　　　　　　確か　　　　　　　　　　Ｙ紀は私の弟子？だったはず　　　　　　　　　　　　　　イヤ　ハヤ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まつたく　　　　　　　　　　　　　　　　　　私が　　　　　　　　　　　　　　本家　　　　　　　　　　　　　　　　★★童子だったので有る

  2004.08.31

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• 全開・・・

  　　　　　　　　　　　　　まだ女房で居た頃　　　　　　　　朝方ともいえる深夜に　　　　　　　　　　　　　　　　　　亭主のボスから電話　　　　　　　　　　　　　　　　緊急だと言う　　　　　　★留守です★と言う私に　　　　　　　　　ボスは『帰っているはず　　　　　　　　　　　　　　　　階下じゃないのか』とも　　　　　　　　　　　　　　　　　その頃　　　住んでいたマンションの階下に　　　　　　事務所兼マージャン部屋を借りていたので有る　　　　　　　　　　　息子が眠って居るのを確認し　　　　　　　　　ボスの伝言を持って　　　　　　　　　　　　　　　　　　私は階下へ向かった　　　　　　　　鍵を使いドアを開けると　　　　　　　　　　　　　　　　　何故かドアチェーンが　　　　　　　　　　　　　　そして　　　　　　　　　　　　　　　　　玄関には　　　　　　　　　亭主の靴と女物の草履が　　　　　　　　　　　　　　　　　　並んで居たので有る　　　　　　　　　　　　　　女大好き亭主　　　　　　　　　　　　　　無い事では無い　　　　　　　　　　　　　　　　　が　　　　　　　　　　　　見てしまったからには　　　　　　　　　私としても引っ込みが付かないので有る　　このマンションが安普請な事は　　　　　　　以前　亭主がいとも簡単に　　　　　　　　　家のドアチェーンを壊した事で実証済み　　　　　そこで私もあの時の亭主と同じ様に　　　　　　　　　　　　　　　　ドアを思いっ切り引いた　　　　　　　　　　　　　　案の定　　　　　　　　　　　　　　　　　チェーンは切れ　　　　　　　　　　　　　　中では　　　　　　　　　　　　　音に驚いた亭主が　　　　　何故か　カイマキ＜綿入れ丹前＞姿でウロウロし　　　　　　　　　　　　　　　その後ろでは　　　　　　和服姿のおネェちゃんが　　　　　　　　　　　　　　　セッセと身繕いをしている　　　　　　　　　　　　　　　　何とか　　　　　　　　　　　　気を取り直した？亭主　　　　　　【何だ！　何しにきた！！】と大声上げて　　　　　　　　　私に詰めより　　　　　　　　　　　　髪を掴みねじ伏せ始めたので有る　　　　　　　　　　　　　　　その時　　　　　　　　　　　　　亭主のカイマキ全開　　　　　　　　　なんと中身はスッポンポン！！なのだ　　　　　　ねじ伏せられながら　　　　　　　　　　　私は　左手で　　　　　　　　　　　　　亭主の一物を　　　　　　　　　　　　　　　　ギューと握り絞り上げた　　　　　　　　　　　　　　　怯む亭主　　　　　　　　　　　　　　　　その亭主に　　　★私に手を出すからには本気なんだね　　　　　　どっちなんだよ　　　　　　　　遊びなら手出しは止めて　　　　　　　　　　　　　　　　女　帰すんだね★と言い　　　　　　　　　　　　　ドアを開け　　　　　　　　　　　　　　　　返答を待った　　　　　　　　苦しさ収まらない亭主　　　　　　　　　　　　　　　　　顔を歪めながら女に　　　　　　　　【帰ってくれ】と　　　　　　　　　　　　　　　　弱弱しく言ったので有る　　　　　　　　　　　　　　出て行く女を確認後　　　　　　　　　　　ホテル代を　　　　　　　　　　　　　　　　ケチった情けない亭主に　　　　　　　　　　　　　　　ボスの伝言を伝え　　　　　　　　　　★意地汚く　　　　　　　　　　　　　　安く遊ぶんじゃ無いよ！★と　　　　　　　　　　　　　　　　　一言　　　　　　　　　　　　　　　　どうやら　　　　　　　　　　　　　　　　　私って　　　　　　　　　　　　　可愛げ無い女の様で有る

  2004.08.28

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• 感謝？・・・

  　　　　　　　　　　　　　私は3人姉弟である　　　　　　　　弟達は結婚し各々幸せな家庭を築いている　　　　　　　　　　　　　　　　それで　　　　　　　両親が相次いで病に倒れた時　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　誰言うと無く　　　　　　　　　　一人身の私が　　　　　　　　　　　　　介護に当たる事になったのだ　　　　　　　　いかに気が強く　常にパワー全開の私でも　　　　　　二人の介護で心身共に　　　　　　　　　　　　クタクタに為って居た頃があった　　　　　　　　　　　　　そんな時　　　　　　私の許を離れ　１人り立ちし　　　　　　　　　　　　　自分の夢に向かっていた息子が　　　　　【何も出来ないけど　　　　　　　　　　　俺　側に居る方が　　　　　　　　　　　　　　　　良いだろう】と　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　言って呉れた　　　　　　　　　　　大学の進路を決める頃　　　　　私自身の事情で　　　　　　　　　息子は不本意な方向へ進み　　　　　　　　　　　　　　自分の夢を断念したので有る　　　　　　　　　　　　それなのに・・・　　　　　　　　　★本当にそれで良いの？★と言う私に　　　　息子は　　　　　　　【この町好きだし　　　　　　　　　　　此処から始めれば良いんだから】と　　　　　　涙が出るほど嬉しい事を　　　　　　　　　　　　　　　　言って呉れたので有る　　　　　　　　　　　　そして今　彼は　　　　　　　レストランバー為る店のオーナーとして　　　　　　　　　　　　　　地元で生活し　　　私の末弟夫婦と共に　　　　　　　　　　　私のパワーの源に為って呉れている　　　　　　　　　　　　　良い息子なのだ　　　　　　　　　　自慢のムスコ・・・　　　　　　　　　　　　　ワタシの・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　イヤ　　私が・・・　　　　　　　　　　　　　　　私って　　　　　　　　　　　　良い息子　産んだぁー・・　　　　　　　　　　　　　　　　産んだぁー・・・　　　　　　　　　産んだ私が　　　　　　　　　　　　　　　　自慢？　　　　　　　　　　　　　　　　　　良いので有る

  2004.08.25

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• 談義・・・

  　　　　　　　行き着けの店でよく会う　　　　　　　　　　　　　結構な会社のエライさんが居る　　　　　　　　彼は　中々の物知りで　　　　　　　　　　　　　　多少理屈っぽい独身者で有る　　　　　　　　先日　その店のカウンターで飲んで居ると　　　　　　　　　　　　そのエライさんがやって来た　　　　　『良いですか？』と　　　　　　　　　　　私に声掛けし隣に座る　　　　　　　　　　　　　　　中々　紳士的でも有るのだ　　　　　　　彼はいつもの様に　　　　　　　　　　　　　　一通りの知識を披露してから　　　　　　　　　　　　　　　　酒を注文　　　　　　　　　　それを飲みながら酒に付いての薀蓄　　　　　　　　　　　　　　　　博識なのだ　　　　　　　　　　　　　　そのエライさん　　　　　　　　　　　　酒も進み多少　酔いも回った頃　　　　　　　お店に来ていた　　　　　　　　　　　　　バイト君の彼女に　　　　　　　　　　胸＜おっぱい＞談義を持ちかけたのだ　　　　　　　　　　　　若い娘におっぱい談義　　　　　　　　　　　ましてバイト君の彼女にで有る　　　　　　　ダメ　なので有る　　　　　　　　　　　　　　　私はどうもダメなので有る　　　　　　　中年男のおっぱい話　　　　　　　　　　　　　　　我慢出来ないのだ　　　　　何とか話題を変えようと　　　　　　　　　　　　　　　隣のエライさんを見た　　　　　　　　　　　　　　　　　その時　　　　　私の頭の中に　　　　　　　　　小太りで色白な彼の　　　　　　　　　　　　　　　　乳綸がうかんだので有る　　　　　　　　　　　　　それも　　　　　　　　　　　　　　　　かなり大きく　　　　　　　　　　　　　　　次の瞬間　　　　　　　　　　　　　私の口が勝手に動き　　　　★エライさんって乳綸　　　　　　　　　大きそうだよネ！オッキイでしょ！！★　　　　　　　　　　言ってしまったので有る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それも大声で　　　　　　　　その言葉に少しの間　　　　　　　　　　　　　　　　固まったエライさんに　　　　　　　　　★当たり　なんだね！★とだめだしまで　　　　　　　　　　　否定しないエライさん　　　　　　　　　　　　うな垂れて居るエライさん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここに　　　　　　　　　おっぱい談義　　　　　　　　　　　　　　　晴れて　　　　　　　　　　　　　　　　　　終了

  2004.08.24

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• 他人？・・・

  　　　　　　　　　今日は月２回の　　　　　　　　　　　　　　　　　　私のフリーディー　　　　　　　両親は泊まり＜ショートステイ＞なので有る　　　　　　　　　のんびりと近所の店で飲んでいると　　　　　　　　　母方の従弟が家族と共にやって来た　　　　　　　　叔父　叔母の生活、　　　　　　　　　　　　従弟たちの学校　就職　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　土地　家全て　　　　　　　　　私の両親の庇護を受けていた従弟で有る　　　　　　　　　　　　　　父が倒れて３年　　　　　　　　　　　　　　　母は1年半　　　　　　　その間一度も会う事も　　　　　　　　　　　　　　　　　話す事も無かった従弟　　　　　　　　　　　　　　悲しい事に　　　　　　　　　従弟の家族全て打算的なので有る　　　その従弟が多少の酔いも手伝ってか　　　　　　　　　　　グラス片手に　　　　　　　　　　　　　　私の側にやって来たので有る　　　　【伯父さん　伯母さん如何なの？　　　　　　　　　　　　　何も教えられないから】と言い　　　　　　　　　　　　　　　あたかも　　　私が両親を周囲から　　　　　　　シャットアウトし　　　　　　　　　私の都合が良いようにしていると　　　　　　　　　　　　　　　聞こえる様な話をするのだ　　　　　　　　　従弟が何を言いたいのか　　　　　　　　　　　　　　　　　　理解出来ずに居ると　　　　　　　　　　　　　　　従弟は　　　【ところでパトラちやん　　　　　　　　　幾つに成ったの　　　　　　　　　　　俺には１０も２０も老けて　　　　　　　　　　　　　　　　　　見えるんだけど】と　　　　　　　　急激に酔いが覚めてしまう様な　　　　　　　　　　　　　セリフを残し席を立つて行った　　　　　　　　　　　　　　そうか　そうだった　　　　　　　　　　　　　　　　　　私　　　　　　　　　　　　　　　忙しくて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忘れていた　　　　　　　　　　　　思い出させてくれて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アリガト　　　　　　　　　　　　　　　　　今からでも　　　　　　　　　　　　　　　　　　　作るようにするよ　　　　　　　　　　　　ジックリ　　　　　　　　　　　　　　　鏡を見る時間　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2004.08.21

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• 先行・・・

  　　　　　　　　　　　　　母入院　　　　　　　　身体こう着　無反応　　　　　　　　　　　　　　　　　救急車での入院だった　　　　　　　　　　　　そういう状態になる前に　　　　　　　　　　　　　　　　母は父に　　　　　　　　　　『私　先に逝くよ』と言ったらしい　　　　　　　　　　　その言葉に動揺し涙を流す父　　　　　　　★大丈夫　大丈夫だから★と　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　父に言いながら　　　　　　　　　　　　私自身　不安でならない　　　　　　　　　　　　　　　検査　診察後　　　　　　　　　　　　　　　　医師が言う　　　　【新しい脳梗塞は無い　　　　　　　　　　　今のところ原因は不明　　　　　　　　　　　　　　　　　脱水症状では有る】と　　　　　　　　　　　　　　今年の暑さに　　　　　　　　　常から水分をあまり取ろうとしない母　　　　　　　　　　　　　　　参ったらしい　　　　　　　　　　　　　　　　　翌日　　　　　　　　　　　　　少し落ち着いた母に　　　　　　　　　　父に言った言葉の意味を聞いた　　　　　　　　　　　　　　　母　曰く　　　　　　　『私　長くないと思ったし　　　　　　　　　　　　　　　百まで生きられないから』　　　　　　　　　　　母は結構　欲張りだったのだ　　　　　　　　　　　　　　　　後２５年　　　　　　　　　　　　　　　　母さん　　　　　　　　　　　　　　　　　私　　　　　　　　　　　　それまで　　　　　　　　　　　　　　元気で居れるかどうか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自身ないよ

  2004.08.17

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• 溜息・・・

  　　　　　　　　　　　　★ネェー　母さんと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遊んでよ★と　　　　　　　　　　　　　　　時々　息子に言う　　　　　　　　　　　　　　『今　無理　時間ない』と　　　　　　　　　　　　　息子に冷たく突き放された時　遠い遠い何処か地の果ての砂漠にでも　　　　　　　一人　取り残され様な疎外感で　　　　　　　　　　　　　　かなり悲しい思いをする　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　逆に　　　　　　　　　　　　　　　　　息子が時間を作り　　　　　　　　　買い物　食事　山菜取りに　　　　　　　　　　　　　　　　付き合ってくれた時など　　　太陽燦燦の常夏の国や　　　　　　静かで穏やかな荘厳な風景の何処かで　　　　　　　　　　　 　　　過ごしている様な充実感　　　　　　　　　　　　　　　　　　幸せに成れるのだ　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　★私の子カッコ良いよね　　　　　　　　　　　　　私の子って良いよね　　　　　　　　　　　　　　　　　　私　大好きなの★と　　　　　　　人が聞けば引いてしまうセリフを　　　　　　　　　　　　　　息子の彼女にも言ってしまう　　　　　　　　　　　　　　　子離れ出来ない母　　　　　　　　　　　　　今度も又　　　　　　　　　　★ネェー・・・・★　　　　　　　　　　　　　息子の深い溜息　　　　　　　　　　　　　　　　　　今にも聞こえそう

  2004.08.16

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• 手本・・・

  　　　　　　　知人に　　　　　　　　　　不思議なほど　　　　　　　　　　　　　　おとなしく控えめな女が居た　　　　　　　　　　　おとなしく控えめな女は　　　　　　　　　　決して旦那に逆らわず　　　　肩が張る　腰が苦しいと旦那が言えば　　　　　　　　　　　　　　　　　　寝付くまでもみ続け　　　　　　　　　　　体調不良の旦那が　　　　　　　　　　　　飲むと言えば　　　　　　悪酔いをしない為と言い　　　　　　　　　　　　　　　　　日本酒以外の酒を買う　　　　　揉めることなく過ごす事を　　　　　　　　　　　　　　　　　　モットーとしていた　　　　　　　　　　　　子供に関しては　　　　　泣く子＜赤ん坊＞が泣き止むまで　　　　　　　　　　　　　　　　　あやす事無く待ち続け　　　　　遊びは子供が充分満足し　　　　　　　　　　　　　　クタクタになるまで遊ばせる　　　　　　　　　　　　良い妻？　　　　　　　　　　　　　　　良い母？なのであった　　　　　　　　　　　　そんな　　　　　　　　　　おとなしく控えめな女が　　　　　　　　少しづつ本来の姿を　　　　　　　　　　　　　　　　　　周囲に現し始まった　　　　　　　　　チェーンスモーカーだった事　　　　　　　　　　　　　　病的な程お掃除嫌いだった事　　　　　　　　　　　　そして　　　　　　　　　　　　　　　すごい浪費とパチンコ狂い　　　　　　　　　　　　　　　　　現在　　　　　　すっかり自分を表に出した　　　　　　　　　　　　　　　　おとなしく控えめな女の　　　　　　　　　　　　　　　　　正体は　　　　　　　　　　　強かで　　　　　　　　　　　　　非常識　　　　　　　　　　　　　　　恥を知らない　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鉄面皮で有った　　　　　　　　　　　　　　なんと　　　　　　　　　　　おとなしく控えめに見えた女は　　　　　　　　　人を見かけで　　　　　　　　　　　　　　　判断しては為らないと言う　　　　　　　　　　　りっぱな　　　　　　　　　　　　　　　手本になる女だった

  2004.08.13

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• 詫び・・・

  　　　　　　　　　ウイスキーのボトルを　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　裸のまま抱え　　　　　　　何時もどうりのお供を引きつれ　　　　　　　　　　　　　　亭主が私の実家にやって来た　　　　　　　　　　　　　　　あれは　　　　　　　　　　　　　一月の雪の日　　　　　　　　久しぶりに帰ってきた亭主　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やはり泥酔　　　　　　　深夜一時　常に帰らぬ亭主　　　　　　　　　　　　　　待つ事も無く息子と私熟睡中　　　　　　　　　　亭主のご帰還気づかなかったのだ　　　　　　　鳴り続けるチャイムの音に　　　　　　　　　　　　　　　　気づいた時はもう手遅れ　　　　　　　　　　　　　　亭主は外で　　　　　　　　　　　　　　　　　　暴れ始まっていた　　　　　　　　　　家に入っても暴れる亭主　　　　　缶ビール　グラス　灰皿　　　　　　　　　　　　　　　　色々な物が飛び始まった　　　　　　　　息子を抱き非難の為　私は外へ　　　　　　　　　　　　カチッ　ガチャ　　　　　　　　　　　　　　　　　鍵とドアチェーンの音　　　　　　　　　　　　　　　締め出し？　　　　　　　　　私と息子はパジャマ姿のまま　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪降る外　　　　　　　　　　　　チャイムを鳴らす　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ドアを叩く　　　　　　　　　　　　　　　　　効果無し　　　　　　　パジャマ母子は　　　　　　　　　　　　流しのタクシーを拾う為　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大通りへ　　　　　　　　　　　財布も持たない無一文　　　　　　　行く先は３０ｋ先の実家以外に無いのである　　　　　　　　　　　　　　あれからもう半年　　　　　　なのに国産ウイスキー１本の　　　　　　　　　　　　　　　　　　　手土産で迎えとは　　　　　　　　　　　　　　あまりにも・・・　　　　　　　　　戻るな　戻さないと言う父の前で　　　　　　　　　　　亭主が息子に　　　　　　　　　　　　　　　　手を差し伸べた　　　　　　　そして息子は　　　　　　　　　　吸い込まれる様に　　　　　　　　　　　　　笑顔で亭主に抱かれたのである　　　　　　　　　　　　　それを見て私は　　　　　　　　　　　　　　娘を気遣う父に詫び　　　　　　　　　　　　　　★帰るネ★と告げた　　　　　　　　　　　又　同じ事が待っているだけ　　　　　　　　　　　　　　　　充分承知　　　　　　　　　　　　　けれど　　　　　　　　　　　　　この父子　　　　　　　　　　　　　　　　引き裂けないもの

  2004.08.12

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• 小物？・・・

  　　　　　　　　　真面目な奴　　　　　　　　　　　　　　　　　第一印象で有る　　　　　酒は結構いけそうで　バツイチ　独身なので有る　　　　　　　　　酒の相手に誘うのは　　　　　　　　　　　　　　　　　　持って来いの条件　　　　　　　　　　　　　　飲む機会を作り　　　　　　　　　　　　　　　　飲んだ！！　　　　　　　　　　　　　　　結構イイ奴　　　　　　　　想えばこういう男には全く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　免疫の無い私　　　　　　　　　　　　付き合いスタートー・・・　　　　　　　　　　１．２ヵ月たった頃　　　　　　　　　　　　　　独身男だったはずの男に　　　　　　夫婦同然だと言う女が　　　　　　　　　　　それもかなり年上のオバンが現れた　　　　　　　　　　　　　　私と男の事を知り　　　　　　　　　　　　　　　オバンは荒れ　　　　　　　　　　　男はひどく痛め付けられた様子　　　　　　　　家に来てくれと言う男の頼みに出かけると　　　　　　　　　　　　　　　　そこには　　　　　　　泣き顔で上目づかいをして　　　　　　　　　　　　　　　　 　　私を見詰める男と　　　　　　　　　眼を吊り上げたオバンの姿が有った　　　　　　　　　　　　男はオバンに促され　　　　　　　　『悪いけんど　もう付き合わない』と言う　　　　　　　　　　　　　　何とも　　　　　　　情けない男　見掛け倒しの男だったので有る　　　　　　　　　　　　　　けれど　　　　　　　　　　　その時　私は思った　　　　　　　何？！私が　このオバンに負ける？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この私がぁ～！と　　　　　　　　　　　　願い下げの男と　　　　　　　　　女房気取りのオバンに負ける！！　　　　　　　　　　　まさか　まさかで有る　　　　　　　　　　　　二人を見ると　　　　　　オバンの隣で小物の男は　　　　　　　　　　　　　私を見つめ首を横に振っている　　　　　　　　　　　　　何　何なの　　　　　ホントにこんな男もうイラナイ！し　　　　　　　　　　こんなオバンと勝負などしたくもない　　　　　　　　　　　　　　　けれど　　　　　　　　　嘘と私を巻き込んだことは　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　許せない　　　　　　　　　　　　私　　　　爆発！！！！！　　　　　　　　　　　　　　　　　我に代えると　　　　　　　　　　　　　　　そこに　　　　　　　　　眼　両頬　etc　　　　　　　　　　　　　　　　赤く腫上がった男の顔と　　　　　　　　　　　　　蒼白のオバンの顔が　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　並んでた　　　　　　　　そして　　　　　　　　今何故か　　　　　　　　小物の男は　　　　　　　　　　　　私の彼氏と言われているらしい

  2004.08.11

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• 願い・・・

  　　　　　　　　話したい　　　　　　　　　　　　叱られたい　　　　　一緒に出かけたい　　　　　　　　　　　　一緒に酒だって飲みたい　　　　　　　　　ほんの少しの時間でも　　　　　　　　　　　　　　　　母と過ごしたいので有る　　　　　　　　あのシッカリ者だった母　　　　　　　忍耐強く行動派でも有った母　　　　　　　私の為に沢山の涙を流した母　　　　　　　　　　　その母が　　　　　　　　　　　　　　宇宙人になって行く　　　　　　　　　　　母さん　今　　　　　　　　　　　　　貴女に見えてる世界ってどんな？　　　　　　　　出来るなら　私　　　　　　　　　　　　　　　母さんの世界　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　覘いてみたい　　　　　　　　　　そして　　　　　　　　　　　　聞き足りなかった事　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　伝えたかった事　　　　　　　　　　　　　等々　　　　　昔の様に　　　　　　　　母さん　　　　　　　　　　　貴女と　　　　　　　　　　　　　　話したい

  2004.08.04

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• 現実・・・

  　　　　　　　懸命に働き　　　　　　　　　　　　懸命に家族を守る男　　　　　　　男としての本分を弁えている男　　　　　　　　　　理想なので有る　　　　懸命で有っても退屈ではダメ　　　　　　　　　懸命で有っても余りに運の無い男はダメ　　　　　　　私をグイグイ引っ張ってくれる男　　　　　　　　　　　　私が頼れる男が　　　　　　　　　　　　好ましいので有る　　　　　私を自分の色に染めようとするのはダメ　　　　　　　　　　　　　私の言う事を聞かないのはダメ　　　　　　　　　思いやりの有る優しい男　　　　　　　　　　常に私を忘れない男　　　　　　　　　　　望みなので有る　　　　　　　弱い男はダメ　　　　　　　　　　　　　自分の都合で会えない男はダメ　　　　　　あくまでも　　　　　　　　　　　理想　　　　　　　　　　　　　　好み　　　　　　　　　　　　　　　望み　　　　　　　　　　　　　　　　　なので有る　　　　　　　　　　　　　が　　　　　　　　　　現在に至っても　　　　　　　　　　　　思いどうりの　　　　　　　　　　　　　　男には　　　　　　　　　　　　　　会えずに　　　　　　　　　　　　　　　　　居るので有る

  2004.08.02

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• 不快・・・

  　　　　　　現在　私の彼氏と　　　　　　　　　　　　　　言われて居る奴から　　　　　　　携帯にメッセージが入っていた　　　　　　　　　それも続けざまに４つ　　　　　私となかなか連絡付かない苛立ちのせいか　　　　　　　最後には『この！タコ！！』と　　　　気安さからなのだろうけど　　　　　　　　　　　　　　その気安さが私は　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　許せないのだ　　　　　　　　　　　　私は　　　　　　自分の女　扱いされるのが　イヤ　　　　自分のエリヤまで　踏み込まれるのが　イヤ　　　　　　　　　　　まして　　　　　　　　　　タコ！など　　　　　　　　　　　以ての外　　　　　　　　　　早速　電話で　　　　★あんなメッセージ入れるな！　　　　　　　　　　　　気分悪くてしょうがない！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上★と　　　　　　自分の言いたい事だけを言い　　　　　　何の用事なのかも聞いていない　　　　　　　　良くも　　　　　　　　　　悪くも　　　　私は　マイペース　　　　　　　　　　　なので有る

  2004.07.30

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• 学習？・・・

  　　　　　　　　今日は特別な日　　　　卒業式なのだ　　　　　　　　　明日からは酒もタバコも　　　　　　　　　　　　　　　　　　おおっぴら？　　　　　　　　定刻どうり教室に　　　　今後の夢　進路　　　　　　　　　　　クラスメートと語り合う　　　　　　　　　　　　結構　和やか　　　開け放ったドアの処に　　　　　　　　　　　　　　教務主任が　　　『パトラ！』と私の名を呼び　　　　　　　　　　　　　　　手招きをする　　　　　　　　　★何だよ！★と私　　　　　間もなく入場だというのに　　　　　　　　　　　　　　用事が有るという　　　　　　　　　　案内されたのは　　　　　　　　　　　　指導室　　　　　　　　　　　　そこには　　　　　　　生活指導　副担任と　　　　　　　　　　　　　　　　何故か体育教師　　　　　　　暫くして　　　　　　　　　　Ｆ子とＪ子も　　　　　　　　　　　　　　　連れられて来た　　　　　　　　　　　　計７人　結構窮屈　　　　　　　　どうやら水際作戦らしい　　　　　　当時　卒業式が　　　　　　　　　　　　　　　結構　荒れたのだ　　　　　　　　(始まったな)と生活指導　　　　　　　　　　他の３人も安心顔　　　　　　　　　　　　足音？？　　　　　　　　教師になりたての若い奴　【ダメですダメです　全然です　　　　　　　起立も礼も何もしない　　　　　　　　　　始められないんです　式が！】と一気　　　　　　　　『パトラ　お前』と教務主任　　　★冗談じゃねぇーよ　　　　　　しらねぇーよ　　　　　　　　けど　とんだお粗末だねぇー　　　　　　　　　　　生徒も纏められないとは★と私　　　　　　　　　　　私の言葉を受け　　＜パトラの席が空きっぱなし　　　　　　　　　そして次に私ら　　　　　　　　　　　パトラからだと　　　　　　　　　　　　　　　言ってきたのは私＞とＪ子　　　　　『お前ら　やっぱりぃー！』と　　　　　　　　　　　　悲壮な声でマタマタ教務主任　　　　★だから？私ら別に如何でも　　　　　　　　　　　　　いいけど　どうすんだよ！★　　　　　先生方が私達を　　　　　　　　　隔離しなければ　　　　　　　　　　　　　　何事も無く　　　　　　　　　　　　　　　　　卒業式は済んだのに　　　　　　　　　　　とんだ読み違い　　　　　　　　　　　先公　ハイボクゥー　　　　　　　　　　　　三人　式出席　　　　　　　　　　　　　翌年　　　　　　　　　　　　式は大荒れ　　　　　　伝え聞いた私　　　　Ｆ子　Ｊ子と　　　　　　　　学習しないねぇー　　　　　アイツラ

  2004.07.29

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• 選択・・・

  　　　　　　　★オハヨゥー★と　　　　　　　　　　　　　　両親に声がけ　　　　　　【アァ】と父　　　　　　　　　　　　　　母の返事　無い　　　　　　　　　寝ているのかな？　　　　　　台所に立ち朝食の仕度を始める　　　　　　　　　　　　が　　　　　　何か気になる　　　　　　　　　　　　　　　母の元へ　　　　　　　　★母さん★　　　　　　　　　　　　　無反応　　　　　　　　★母さん★　　　　　　『解らない　解らない』　　　　　　　　　　　　　　　後はブッブッ　　　　ベットに起き上がりはしたものの　　　　　　　　　　　　　　　　　　洋服を弄ぶだけで　　　　　　　　　着る事が出来ない！　　　　　　　何が起きたの！！　　　　　　　　　　　　　　　　　母さんに　　　　　　　　　母の様子を父に伝え　　　　　　　　　　　弟達に連絡し　　　　　　　　　　　救急車で病院へ　　　　　　　　　　　　診断の結果　　　　　　　　　　　　　脳梗塞　　　　　　　　　まさか！まさか！である　　　　　　　　　　　父に続いて母まで　　　　　スピード狂の母　　　　　　　　　スポーツウーマンの母　　　　　　　　　　　　　　　　　　気丈な母　　　　　　　　　　　私の自慢の母　　　　　　　　　　　その母が！！　　　　　　　　　　　残ったのは　　　　　　　　　　少しの言語障害　　　　　　　　　時々の宇宙との交信　　　　　　　この現実　　　　　　　　　　受け止められない　　　　　　　　　　　　　　　　　逃げ出したい　　　　　　　　　　葛藤　カットゥー　　　　　　　　　　　　　かっとう　　　　　　　　　　　そして決めた　　　　　　　気負わず　　　　　　　　　　　気張らず　　　　　　　　　　　　　　　出来る範囲で　　　　　　　　　両親と暮らそうと　　　　　ワンマン親父　　　　　　　　　　カワイイ母　　　　　　　　　　　　　　　最強娘　　　　　いい取り合わせ？　　　　　　　　　　　　　かも

  2004.07.26

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• 非情・・・

  　　　　　　　　　　泣き声がする　　　　　　主はどうやら　　　　　　　　　　　　　　弟と従兄弟　　　　同じ年の彼らは　　　　　　　　　双子の様に仲がいい　　　　　　　　　　　　　　　喧嘩などするはずが無いと　　　　　　　　　　　　声のする方を　　　　　　　　　　　　　皆で注視　　　　　　　　　　弟　先頭　　　　　　　　　　　　　　　従兄弟　後方　　　　　　　　　　弟　歩く　　　　　　　　　　　　　　　従兄弟　小走り　　　　　　　　弟の手に釣竿　　　　　　　　　　　　　　そこから延びた糸先に従兄弟　　　　　　　　　　　　　もしや？！！　　　　　皆で駆け寄ってみると　　　　　　　　　　従兄弟の眼の辺りに　　　　　　　　　　　　　　　クチュクチュ動く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤細い物　　　　　　　　　　釣れて居たのだ　　　　　　　　　　　従兄弟が！！　　　　　　　母が顔色を変え　　　　　　　　　　　　　　　針先を確認　　　　　　　　　　『　ま　ぶ　た　』　　　　　その言葉で　　　　　　　　　　張り詰めていたものが　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　崩れた　　　　　　　　　　　　　すると　　　　　　　　　　　ダメなので有る　　　　　　　　　　　可笑しいのダ　　　　　　　　　瞼のミミズが　　　　　　　　　　　　　　　　動くたび　　　　　　　　　　　　　笑えてしまう　　　　泣いている従兄弟は　　　　　　　　　　　　　可哀想　なのだが・・・

  2004.07.24

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• 忍耐？・・・

  　　　　　　　叔母　Ｙ子　　　　　　　　　　　現在８０ｋ強　　　　　　　その叔母が　　　　　　　　　　　　４０ｋ弱の頃　　　　　高校を中退　　　　　　　　　　　そして同棲　　　　　　　　　　　　　　　かなり進歩的？　　　　　　　常にベタベタ　　　　　　　　　　　　　常にイチャイチャ　　　　　　　　　　　　　結果　　　　　　　　　　　　　妊娠　　　　　　　　　　その後　叔母は　　　お腹の膨らみに比例し　　　　　　　　　大きく太く変化し続け　　　　　　　　　　　　　　　　産み月には　立派な　　　　　　　　　関取の様になっていた　　　　　　『イッタァィー　イタイィィーッ』　　　　　　　　　　　陣痛である　　　　　　　　　　　　　　　　そく病院　　　　　そこでも又　　　　　　　　　　『イタイィー　イタイ！！』の　　　　　　　　　　　　　　　　　　　連発　　　　　　産婆さんの　　　【Ｙ子さん　落ち着いて　　　　　　　　　　　　　　　深呼吸　深呼吸】も　　　　　　　　聞こえず？　　　　　　　　　　　　　　　聞かず？　　　　　　　　　　　叫び続け　　　　　　かなり疲れたのか　　　　　　　　　　　　　　　　少しの静寂　　　　　　　　　　　　　　　後　　　　　　　　　　　　　　突然　　　　　　　　　　　　　　叔母は起き上がり　　　　　　　　　　　　　　　　　　言った！！　　『もう嫌ダァー　　　　　　　　我慢出来ない　　　　　　　　　　産むの止めたぁー　　　　　　　　　　　　　　中絶するぅー　　　　　　　　　　　　　　　　　　おろしてぇー！！』と　　　　　　　　　　　　そして　　　　　　　　　　　　間もなく　　　　　　　　　　叔母　出産！！！

  2004.07.23

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• 面目・・・

  　　　　　　　友人の店で飲んで居ると　　　　　チラチラと　　　　　　　　　　　何度も見ている男が居た　　　　　　　何となく　見覚えの有る　男　　　　　　　　　　思い出せない　　　　　　　　　　男が席を立ち　　　　　近寄って来た　　　　　　　　　　『パトラさん？ですよネ』　　　　　　　　　　　★えぇ★　　　『俺　弟さんと同級のＭです　　　　　　　　昔よくお宅へ遊びに行ってました　　　　　　　　　　　　　　　　　覚えてないですか？』　　　　　　　　　　男の近況　弟の話　　　　　　　　　　　等々　一区切り　　　　　　　　　　　　付いた頃　　　『パトラさんの事で　今でも　　　　　　　　　　　　　忘れられない事が有るんです』　　　　　　　　　　　★どんな事★　　　　　　　　　　男は何故か　　　　　　　　　　　　　　困った様に頭を画き　　　　　　　　　　『イイノカナァー』　　　　　　　　何？何なの？　　　　　　　　　　　　何か有った　私コイツと　　　　　　　　　　　　　頭の中　　　　　　　　　完全　メリーゴーランド　　　　　　　　　　　解らない！　　　　　　　　★言ってみな！はやく★　　　　　　　　『食事作って貰ったんです』　　　　　　　　　　　混乱　不必要　　　　　　　　　　★何作った？★　　　『買って行った焼きソバです　　　　　　　　私　作ってあげるから　と　　　　　　　　　　　　　　　それを　焼かずに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茹でたんです』　　　　　　　　　　　　すかさず　　　　　　　　　　　　　　私　　　　　　　★パスタ風に？したのネ★

  2004.07.21

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• 想い・・・

  　　　　　　　　　★ぴのこー★＜愛犬＞　　　　スキップをする様な走り方で　　　　　　　　　　　　　　　　近づいて来る　　　　　　　モコモコとした　　　　　　　　　　　　　身体を摺り寄せ　　　　　　　　　　左側に首をかしげ　　　ちょっと舌を出し　　　　　　　　　　すいこむ様な瞳で　　　　　　　　　　　　　　　　　ジィート見つめてた　　　　　　　　　抱かれて居る事が大好き　　　　　　　　　　　人の側が大好き　　　　　　　車に乗ると　　　　　　　　　　　運転する私の　　　　　　　　　　　　　　　膝の間に上手に座り　　　　　　　　頭をチョコンと膝の上に載せる　　　　　　　　　　そんな　ピノコと　　　　　　　　　　　　今日は　　　　　　　　　　たっぷりと遊んだ　　　　寂しがって居る事　　　　　　　　　　忘れられずに居る事　　　　　　　　　　　　　　　　気遣ってくれたんだネ　　　　　　　　　　　　アリガトォー　　　　　　　　　　　　　　又　　　　　　　　　　　夢の中で良いから　　　　　　　　　　　　会いに来て　　　　　　ピノコの　　　　　　　　　カアサン　　私の元へ

  2004.06.20

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• 先手・・・

  　　　　　　　　　食料調達に　　　　　　　　　　　　　　大型ｽｰﾊﾟｰへ　　　　　　　　　息子の手を引き売り場に向かう　　　　　　　献立を考え　　　　　　　　　　　食材を品定めし　　　　　　　　　　　　　　　　　一つ又一つとカートへ　　　　　　　　　『オテチュダイ　　　　　　　　　　　　　　　　オテチュダイ』と　　　　　　　　　はしゃぎながら　　　　　　　側に居たはずの　　　　　　　　　　　　　　息子が居ない　　　　　　　　　　　　何処！！　　　　　菓子売り場　　　　　　　　　おもちゃ売り場　　　　　　　　　　　　　　　あちこち探すが　　　　　　　　　　　　居ない！！　　　　　　　　　　　頭の中　真っ白　　　　　　　　　　　完全パニクり状態　　　　　　　　　　　　　　何？　　　　　　　　　何か聞こえる　　　　　　　　　　　　　　　　店内放送？　　　　　　　　　　　何か言ってる　　　　　　　　　　　私の名前？？　　　　　　　　　　　　　息子　　　　　　　　　　　一歩リード！　　　　　　　　迷子？は　　　　　　　　　　　・・・らしい　　　　　　赤面である

  2004.06.18

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• 最高？・・・

  　　　　　　　　　一時期　　　　　　母は私を　　　　　　　　　　引き出し娘と呼んだ　　　　　　　　　　　的確！　　　　　実家を出て　一人暮らし　　　　　　　　　　　　そして又・・なのである　　　　　　　　　　　最後になった　　　　　　　　　　　離婚の後は　　　　　　　　　Ｕターンガールの異名　　　　　　　　　　　そして今　　　　　　　　　しみじみと母が言う　　　『運命だったのﾈ　　　　　　　　　　　最後に私達と　　　　　　　　　　　　　暮らす様に為っていたのﾈ』　と　　　　　　　　　　　不孝の限りを続け　　　　　　　　　　何度も母を泣かせた私　　　　　　　　　年老いた母に　　　　　　　　　　　　　　そっと聞いてみた　　　　★今の私で　　　　　　　　是までの事　　　　　　　　　　　　少しは　　　　　　　　　　　　　　ゴメンしてもらえる？★かと　　　　　　　　　　　母は黙って　　　　　　　　コックリと　　　　　　　　　　　　　頷いてくれた！！　　　　　　　　　　終わり良ければ　　　　　　　　　　　なのである　　　　　　　　これ　　　　　　　　　　サイコージャン！！！

  2004.06.17

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• 異変・・・

  　　　　　　　　【今日は飲まない】と父　　　　　　　　　『アラ　そう』と母　　　　黙々と夕食を取る父　　　　　　　　　　　機嫌が悪い　　　　　　　　　　　　　こんな日はそっとするのが一番　　　　　　　　　　　刺激せず　　　　　　　　　晩酌すすむ母と私　　　　　離婚し　　　　　　　子育ても終わり　　　　　　　　　　　一人に為った私　　　　　　　　　　　　　　　二人暮しの両親と　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕食を取るのが日課　　　　　　　　　食後トイレに立った父　　　　　　　　　【おぉぉーい】と大声　　駆けつけてみると　　　　　左足が不思議な動きをしている　　　　　　　　　　　　　クニャクニャとして　　　　　　　　　　　　　　　　　立つ事が出来ないのだ　　　　　　　　　　意識は有る　　　　　　話かけ手を握り　　　　　　　　　　　　　父の身体の異変　　　　　　　　　　　　確認　　　　　　　　救急車を手配しようとする私に　　　　　　　　【自家用で行く】と　　　　　　　　　　　　　　　　　言い張る父　　　　　　　　身長１８０　体重９０キロの父　　　　　　　　　　　　　　かたや　　　　　　　　　　母娘合わせて８０キロ少々　　　　　　　　　　　　　無理！！！　　　　　　　　　　　　　１１９に電話　　　　　　ピーポー　ピ－ポー　　　　　　　　　　　　　　　　音が近づいて来た　　　　　　　　　突然　父が　　　　　　　　　　　　　【俺の財布持って来い！】　　　　　　　　　　財布を持って　　　　　　　　　　　　　　　　病院到着　　　　　　　　　　　検査の結果　　　　　　　　　　　　脳梗塞　　　　　左半身麻痺という　　　　　　　　　　後遺症　残っただけで　　　　　　　　　　　　　　　　　生きていてくれた事に　　　　　　　　　　　　　感謝！　　　　　　そしてその日が　　　　　　ワンマン父と　　　　　　　　　　　最強女の私との　　　　介護バトル　　　　　　　　　スタァ～トォ～ッ

  2004.06.16

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• 実行・・・

  　　　　　　　　　決して泣かせない　　　　　　　　　　退屈はさせない　　　　　　　　　　　　足を洗う　　　　　　　　　プロポーズの言葉である　　　　　懸命に言うアイツを見て　　　　　　　　　　　　　　　信じてやるか！という気に　　　　　　　　　　　　イザ！結婚　　　　　　足の先から頭の先まで　　　　　　　　　　　　　　　どっぷり浸かった　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　稼業人　　　　　　　　　　　足を洗う？　　　　　　　　　何をして生活するの？　　　　　　今更　サラリーマン？　　　　　　　　　　　　　　　　出来る訳がない　　　　　　　　　　　私　納得　　　　　　　　　酒に博打に女遊び　　　　　　　　退屈なんてする暇ない　　　　　　次から次へと　　　　　　　　　　　　突きつけられる現実に　　　　　　　　　　心　ズタズタ　　　　　　　　　　身体　クタクタ　　　　　　　揉まれ揉まれて　　　　　　　　　　　　　　泣けない女に　　　　　　　　　　　大成長！！　　　　　　　　　　アンタ　　　　　　　男だﾈｪー　　　　　　　　　　　言葉どうりだﾈｪｰ　　　　　　　　　　　　　　　　　約束どうりだﾈｪｰ　　　　　最強女　　　　　　　一丁上がりだよ

  2004.06.15

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• 戸締？・・・

  　　　　　　　　　　小学校の　　　　　　　同窓会出席の為　　　　　　　　　　　　　実家に帰省　　　　　　　久しぶりに幼馴染と会える　　　　　　　　　ウキウキなのである　　　　　昼から念入りに化粧　　　　　　　　　　　　　新調の洋服を着込み　　　　　　　　　『あんまり飲むなょ』の　　　　　　　父の言葉背に受け　　　　　　　　　　　　　　会場へと向かう　　　　　　泣きべそだった薫君が　　　　　　　　　　　　　　　ダンディ男に　　　　　痩せっぽちの紀ちゃんが　　　　　　　　　　　　　　　三人兄妹の肝っ玉母さんに　　　　　　　　　　楽しかった～　　　　　　　　　　　　閉会後　　　　　　　　　　気の会う同志で　　　　　　　　　　二次会　三次会へ　　　　　場所移動につれて　　　　　　　　　　　　　人数も減り　　　　　　　　　　　　　　　　　　呂律も回らない　　　　　　　　　　ゲンカーイ！！　　　　　　　　　　　再会を誓い　　　　　　　　　　　　　帰宅　　　　　　　　　　ハテ？実家真っ暗　　　　　　　　　玄関も裏口も開かない　　　　　　　　　　トイレの小窓なら？　　　　　　　　　　　想ったとうりダ　　　　　　　　　　　　　侵入成功　　　　　　　　　ソロソロと忍び足で　　　　　　　　　　　　　　　　　　自室を目指す　　　　　　　　　　『パトラか！』　　　　　　　父の声　　　　　　　　　　『こんな時間まで何してた！！』　　　　　　　怒っている　　　　　　　　　　　締め出しは父の仕業　　　　　　　　　　　　父に　　　　　　★とーさん私　　　　　　　　　　幾つか知ってる　　　　　　　　　　　　　子供だって居るんだよ！★　　　　　　　　　　　　返答　　　　　『幾つに成ろうと　　　　　　　　　　　娘は娘遅すぎなんだ！』と　　　　　　　　　　ガンバル父さんに　　　　　　　　　　　　絶句の私　　　　　　心の中で　　　　　　　　　１１時って遅いかな～

  2004.06.13

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• ご飯？・・・

  　　　　　　　　　　　天気　上々　　　　　　今日は海に釣りにでも行くかと　　　　　　　　　親子三人　お供五人　　　　　　　　　　二台の車で出発　　　　　　　　　　　沢山いるぞ～　　　　　　　　　　　俄か太公望　　　　　　　　空いてる場所を探し　　　　　　　　　　　　　　　　そこに陣取る　　　　　　　竿を出しリール　　　　　　　　　　　　　　　糸　錘　針　装着　　　　　　餌はアオイソメ＜ゴカイとは色違い？＞　　　　　　　魚の居そうなポイント目がけ投げる　　　　　　　　　なかなか当たりが来ない　　　　一人がチッチャなかれいを　　　　　　　　　　　釣り上げたのを機に　　　　　　　　　　　　　　　　　　上がる事上がる事　　　　　　　　　　　大漁である　　　　　　　　　　　夢中になった　　　　　　　【あれ！餌は？】　　　　　　　　　　　　　　一人が言った　　　　　　　　置いたはずの餌が見当たらない　　　　　　　　　　　　　その時　　　　　　　　　　　そばに居た息子が　　　　　　　　『オチャカナしゃんのご飯ここ』と　　　　　　　　　　　　　餌を指差す　　　　　　　　　息子を見た私　　　　　　　　　　　眼が点　　　　　　　　　　息子の口元に　　　　　　　なんと　　　　　　　　　　アオイソメの残骸がぁ～

  2004.06.12

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• 生還・・・

  　　　　　　　約一年の入院生活が有った　　　　　　　　始まりは婦人科での手術　　　　　　　　　　病名子宮内膜症　　　　　術後　何故か外科のリカバリー室に居た　　医者の説明では　　　　　悪性では無いが　　　　　　　　　子宮以外の部位に　　　　　　　　　　　　　腫れ物が有ると言うものだった　　　　　　今後は外科での経過観察になると言う　　　　　　　　　　　外科に二ヶ月　　　　　　　　今度は内科的治療になる為　　　　　　　　　　　内科病棟へ　　　　ワンクール＜二週間治療二週間休み＞　　　　　　　　　　　　　　それを６クール続けると言う　　　　　　　　　　医者に聞いた　　　　　　　★私生きられるんですか？★と　　　　　　　　返事は何とも歯切れが悪い　　　★せめて子供が一人前に　　　　　　　　成るまでで良いんです　　　　　　　　　　　　　　　　　無理ですか？★　　　　　　　医師『だから治療をするんです』　　　　　　　　　３クールの終わり頃から　　　　　　　　　　　痛みが出始めた　　　　　　　　　　　　検査の結果　　　　　　　　　　　　　再手術　　　　　　　もう手術室から生きて戻れないかも　　　　　　　あの子が一人ぼっちに為ってしまう　　　　　　　　　　　落ち込んだ　　　　　　　　　　　　手術前日　　　　　　　剃毛　注射　等々の　　　　　　　　　　　　　　　準備が終わる頃　　　　　　　　　　覚悟を決めた　　　　　　　　　　　そして夜　　　　　　　　薬を持った看護婦が病室へ　　　　　　　【パトラさんどーしたの！！】　　　　　★パックです　　　　　　　　子供に綺麗な顔　　　　　　　　　　　　覚えておいてほしいから★と　　　　　　真っ白な顔で　　　　　　　　　　答えた

  2004.06.11

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• 行方・・・

  　　　　　　　　　雪の日に　　　　　　　私の前に現れたアイツ　　　　　　出会いが何ともロマンチック　　　　　　そして激しい恋の仕方をする奴　　　　　　　　　　そのアイツが　　　　　　　　　　街を出るとき　　【向こうで生活の基盤を作る　　　　　　　　　　出来たら迎えにくる　　　　　　　　　　　　　　　　　来てくれるね】と言う　　　　　　　★アリガトウ★と言ってから　　　　　　　　　　　私は　　　★二人だけの時間　　　　　　二人だけの世界　　　　　　　　求めて望んで　　　　　　　　　　　　叶えた　　　　　　　　　　　　　　満ち足りて居たでしょう　　　　　　　　　　　それで充分　　　ガキじゃ無いんだから　　　　　　　　　　　承知のはずでしょ　　　　　　　　　　　　　　　　　激しい恋の　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終焉は★と　　　　　　　　　一気に話した　　　　　　　　　　　　私　　　　　　　　　　　ホントは　　　　　　　　　　飛び込めるほど　　　　　　　　　　初心じゃないんだ

  2004.06.10

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• 母心？・・

  　　　　　　　　　　若い頃　　　　実家でのんびりしたくて　　　　　　　　　　　　　　久々に帰宅　　　　　　　　★ただいまぁ～★　　　　　　　　　　返事が無い　　　奥へいくと　　　　　　バッチリと化粧をした母が　　　　　　　　　　　　　　　洋服選びをしている　　　　　　　　★どこか行くの？★　　　　『街までょ　せっかく来たのに　　　　　　　　　　　　　　　　残念だったネ』と　　　　　　　自分の仕度に専念する母　　　　　　　　★じゃ私　帰るヮ★　　　　　　　　　『そう』と母　　　　　　　　　　軽い返事だ　　　　　　　仕度の済んだ母と車庫へ　　　　　各自の車に乗り込み　　　　　　　　　　　　私が先に出た　　　　　　　　　　　　　　　　　母　出遅れ　　　　　　　暫くは母車　後方に見えず　　　　　街までの中間あたりに差し掛かった時　　　　　　　　　後方に母車確認　　　　　　　ガンガンと近づいて来る　　　　　　　　　母車はドイツ車　　　　　　　　私車は国産クーペ＜昔＞　　　　　　　　　負けたくない！！　　　　　　　　　私アクセルを踏む　　　　　　　　　　　母も？　　　　　　　　　　必死な私　　　　　　　　　　余裕の母　　　　　　　互いに飛ばし屋なのである　　　　　　　　もうすぐ街という所で　　　　　　　とうとう母車が私を追い越す　　　　　　　　　　　あれ？　　　　　　　　　　何あの車？　　　　黒塗りの車が母車を追い越し　　　　　　　　　　　　　　　路を塞ぐように停止　　　　　　　　　男が降りてきた　　　　　　　　　母車止められた　　　　　　　　何事かと私も停止　　　　　　　男が私にも近づいてきた　　　【ずいぶんスピード出して居たね　　　　　　　　　　　免許証拝見　　アレ　　　　　　　　　　　　　　　　名字一緒だね前の人と】　　　　　　　　　★親子です★　　　母は覆面パトカーが　　　　　Ｕターンして私を追い始めたのを　　　　　　　　　　　　　私に知らせようとして　　　　　　　　　　　　　　　　アクセルを踏んだと言う　　　　　　　　　　そうか　　　　　あのスピードは　　　　　　　　　母心ダッタンダネ

  2004.06.09

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• 幕開・・・

  　　　　　　　　　　指名です　　　　席へ向かうと又　奴だ　　　　　　　　　　　　　酒癖悪く　乱暴者　　　　　　　　　　奴へは　　　　指名ホステス同士の連携という　　　　　　　　　　　　　暗黙の申し合わせがあった　　　　まずは全員が揃う　　　　　　　　あとはヘルプと　　　　　　　　　　　　指名ホステスの誰かが　　　　　　　　　　　　　　　　　交代でテーブルに着く　　　　　　　　　それも短時間　　　『今日は長居だね』と　　　　　　　　　　　　交代時Ｓ子がそっと言った　　　　　　　★酒　回っているネ★と私　　　　　ちょっとした言葉で　　　　　　　　　　　　怒りだす事のある奴　　　　　　　　　　用心　用心　　　　　　　　　　けれど商売　　　　　　　　　　笑顔絶やさず　　　　　　　　　　　　　　話に相槌　　　　　　　　交代がナカナカ来ない　　　　　　　　　　　参ったな～　　　　テーブルのから揚げを　　　　　　　　　　口元に運んでやる　　　　　　　　　　　　　　食べてるうちは　　　　　　　　　　　　　　　　　　酒も進まず大人しい　　　　　　　　【パトラちゃん】　　　　　　　　　　★何？★　　　　　　　【鼻かんでくれないヵ】　　　口いっぱいのから揚げを　　　　　　　　モグモグしながら　　　　　　　　　　　　ナプキンを差し出し　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奴が言った　　　　　　　　　　★えっ！★　　　　　　　　ナプキンを受け取り　　　　　　　　　★チーンして！★　　　　　　言われたとうり　　　　　　　　　　　　チーンする　奴を見て　　　　　　　私が変化　　　　　　　　　　　　愛しい！！と　　　　　　　　　　波乱の幕開けである

  2004.06.06

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• 確捕・・・

  　　　　　　　　　午前二時　　　通常どうり泥酔で帰宅の亭主　　　　　　　　　　　　　　何故か大暴れ　　　家の中は滅茶苦茶　　　　　　　　　　足の踏み場も無いほど　　　　　　　　　朝六時　　　　　　　チャイムが鳴った　　　　　　　こんなに早く誰？　　　　花瓶　鍋　釜　等々　　　　　　　　　　　あれこれ跨いで玄関へ　　　　　★どちら様★　　　　　　　　　　　『管理人です』　　　　　★何か？★　　　　　　　　　　　『水漏れが有って　　　　　　　　　　　　　　　　点検に回っています』　　　　　困る開けれない　　　　　　　　　　　滅茶苦茶だもの　　　　　　　　　　　　　　　　　家の中　　　　　　　　それに何か変　　　　　★家は大丈夫です★　　　　　　　後は黙って外の様子を伺った　　　　　　　　　　誰かいる！　　　　　　　　　　　それも複数！　　　　　　　　　寝ている亭主の元へ　　　　　★アンタ　外の様子変だけど　　　　　　　　　　　　　　　　最近何かした？★　　　　　　　　飛び起きた亭主　　　　　　　　　　　　【にげる！】と言い　　　　　　服も持たずに　　　　　　　　　　　ベランダの非常口へ向かった　　　　　　　　　　又々チャイム　　　　　　　　　　　　ドアを叩く音も　　　　　★はい★　　　　　　　　　(開けなさい警察です)　　　　　　非常口に消えた亭主を確認し　　　　　　　　　ドアを開いた　　　　　　　　ドカドカ　ズカズカ　　　　　　　鍋　釜　等々　　　　　　　　　　　　上手に避けて探してる　　　　　　　　　　(奥さんＤは何処？)　　　　　私は黙秘　　　　　　　　　　(確捕～！)　　　　　　　　　階下で声がした　　　　　　見ると　　　　　　　　二人の男に挟まれ　　　　　　　　　パンツ一丁で　　　　　　手錠を掛けられた亭主の姿が　　　　　アンタ　　　　　　　その格好で　　　　　　　　　　何処まで行く気だったの？

  2004.06.05

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• 鈍感・・・

  　　　　　　　母方に　　体格優良＜身長１６０　体重８３ｋ＞の　　　　　　　叔母がいる　　　　　　　　　その叔母が　　　　　　　　　　　　朝　家にやって来た　　　　　そして母に　　『ネェーちゃん　私　死ぬようだ　　　　　　　胸のあたりと左わき腹が　　　　　　　　　　締め付けられるように　　　　　　　　　　　　　　苦しくて食事も取れない』と　　　　本当に苦しそうに　　　　　　　　　涙目で母に訴えている　　　　　母【病院に行ったの？】　　　　　　　叔母『一人じゃ行けない　　　　　　　　　　　　何て言われるか怖いから』　　　　　母【付いて行ってやるよ】　　　　　　　叔母『うん』　　　　　　　　　返事が終わると　　　　　持参のバックから肌着を取り出し　　　　　　　着替えて医者に行くと言う　　　　　　上着を取り　　　　　　　　　　シャツを脱いだ叔母をみて　　　　　　母が　　　　　　【Ｙ子それ何？】　　　　　　　　　　皆の眼　　　　　　　　　叔母に集中　　　　　　　　　　何と叔母は　　　　　　　右片袖だけに腕を通し　　　　　　　左腕は首の部分からという　　　　　　　　つまり　袈裟懸けに　　　　　　　　下着を着ていたのだ　　　　　　叔母曰く　　　　　　　『纏めて脱いで　　　　　　　　　　　　　纏めて着る』　　　　　　　　　　　　　　病の根源である

  2004.06.03

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• 反応・・・

  　　　　　　　　　我が家に　　　　九官鳥のＱちゃんが居た頃の事です　『オハヨぅー。コンニチワー　　　　　　　　　Ｐちゃん＜犬の名＞　　　　　　　　　　　　　　ワマさーん

  2004.06.02

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• 悩み？・・

  　　　　　　小1になった息子が帰ってきた　　　　　　　　　『ただいまぁぁ～』　　　　　　何か元気が無い　　　　★お帰り　どうしたの？★　　　　　　　　　『なんでもないよ』　　　　★疲れたの？★　　　　　　　　　『ううン』　　　　　　　　　何を聞いても　　　　　　　　　　　　　　イマイチの反応　　　　　　　　　　仕方なく　　　　　　　　　　　　　　様子を見る事にした　　　　　　　　夕飯の支度をしながら　　　　　　　　　　　　　　　　チラッチラ　　　　　　　　テレビは見ている　　が　　　　　　　　　　　　　　　　時々ため息をついている　　　　　　やっぱり何かあると確信　　　　★ご飯にしょうネ★　　　　　　なかなか手をつけないで　　　　　　　　　　　　　　　今度は俯いている　　　　　　　　　私は声高に　　　　★早く食べなさいぃぃー！！★　　　　　　　　顔を上げた息子　　　　　　　　　　　　　泣きべそをかいている　　　　　　　　　　そして　　『お母さん　ごめんなさい　　　　　僕　もうおよめさんに出来ないんだ！　　　　　　　　　ダメって決まっているんだって　　　　　　　　　　　　　約束したのに　ごめんなさい』　　　　　　　　　そうだった　　　『アーちゃんとオヤクチョク　　　　　　　　　　　オヨメちゃんにチュルよ』　　　　　　その言葉が聞きたくて　　　　　　　　小さな息子に　　　　　　　　　　　大きくなったら　　　　　　母さんを　　　　　　　　お嫁さんにしてねと　　　　　　　　　　　言い続けて来たのであった

  2004.05.29

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• 香り・・・

  　　　　　　　　十代後半　　　　　梅雨なのに　　　　　　　　　朝からのスカッパレ　　　　　久しぶりに会った友人のT明とドライブ　　　　　　　　　　あちこち走った後　　　　　　　　　　　　T明が　　　　　　　　Ｎ雄さんに用事が有ると言う　　　　　　　　　どうせ何の当ても無い　　　　　　　　　Ｎ雄宅へ向かう事に　　　　『こんばんわぁー』とＴ明　　　　　　　　　　　【おぅー】とＮ雄　　　　　　　　　　　　　　　初対面の私　　　　　　　　　　　　　　　　　　★はじめまして★　　　　家の中に入ると　　　　　Ｎ婦人　Ｎ友人２名の４人で飲んでいた　　　　　　　　　Ｔ明も加わり　　　　　　　　　　　　　グビ　グビグビィ～　　　　　　皆　殆んどヘロヘロになった頃　　　　　　　　　　　Ｎ雄が　　　　　　　駅前に飲みに行くと言い出し　　　　　　　　　　素面の私に　　　　【俺の車運転してほしい】との申し出　　　　☆決して他人の車は運転しない事☆と　　　　　　　　　　　　　　　母にキツク言われている私　　　　　　　　　★私の車では？★　　　　　　【いゃ　俺の】と頑張るＮ雄　　　　　★しょうがない　これ一回きりだ★　　　　　　　　　　運転開始」　　　　　　駅前の交差点に差し掛かった時　　　　　　　　　信号　赤点滅　　　　　　　　ブレーキを踏んだ　　　　　　　　　　　あれっ　止まらない　　　　　　　　もう一度踏む　　　　　　　　　　　止まらないので有る　　　　　　　　もう一度　　　　　　　　　　　　やっと　　速度ダウン　　　　　　　　ピカッーッ　　　　　　　　　　　ドッカァーン　　　　　　　強い衝撃と空飛ぶ私　　　　　　明るい　スッゴォーク明るい　　　　　　　　誰かが私を抱き上げた　　　　　　　　　　　記憶はそこまで　　　　誰かの話声が聞こえる　　　　　　　　　　　　何か匂う　　　　　　　　　　　　　　　　何　この匂いは？　　　　　目を開けた私に　　　☆気がついたんだネ　良かった良かった☆と　　　　　　　　　　涙を流す母　　　　　　　　　　　その母に　　　　　　　　　　　　　私　　　　　　　　　　　　　　一言　　　　　　タバコ吸いたい

  2004.05.28

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• 無粋！・・

  　三　四ヶ月前だったろうか　　　　木材の買い付けに山廻りをしてるという　　　　　　　　　　羽振りの良さそうな三人組が店に来た　　かなりシツコく閉店後の誘いをし　　　　　　乗らない私達に店の名前を告げ　　　　　　　　　　　　　　そこで待つと言い残し帰った　　断りをヘルプに頼んだが　　　　　　　　　　　ヘルプもシカト　　どうせ一見客 もう来ないと　　　　　　　　　　　鷹をくくっていた　　　　　　　　その三人組が　　　　　　　店に現れたのである　　　　　黒服に耳打ちしテーブルに着いた　　　　　　　　黒服が私のもとへ　　　　　　　　　☆ご指名です☆　　　　　　笑顔を振りまきながらテーブルへ　　　　　　　　★いらっしゃいませぇ★　　　笑わない三人　　　　　　　その中の親玉が　　　　【恥かかされた落とし前付けに来た】と言う　　そして黒服が　　目一杯に日本酒を注いだ大きめの　　　　　　ロックグラス五つをテーブルに並べたのである　　　親玉が言う　　　　　　　【頭から酒被って貰う！】　　　　　　　　　　　ピンチ　　　　　　　　　　けれど怯まず　　★お客様の気持ちが治まるのでしたらどうぞ★　　少しの間　黙った親玉　　　　無粋な事に気づいたらしく　【一気に飲みきる事それでカンベンしてやる！】に変更　　　残る二人　『そっちの方が面白そうだ　　　　　　　　　　カンバンまで様子見させてもらうゎ』　　　　　　　　　　　　陰険　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私は　　　　　　　　　★いただきます！★と　　　　　　　　　　　　　　　　　一気に酒を煽り　　　　　　　　　　★ごちそうさま★と　　　　　　　　　　　　　　　　　席を立った　　　気風がいいね　気に入った　の　　　　　　　　　言葉を残し閉店とともに客は　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　帰っていった　　　　　　私が　　　　　ウワバミである事も　　　トイレで　　　　　　　酒を吐き出した事も　　　　　　　　　　　　　　　知らず

  2004.05.27

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• 踊り？・・・

  　　　　　　　友人に　何故か　幅広のカウンターと　　　　　　　　ボックス２つの小さな店のマスターがいた　　この人　　　どうして水商売？と想うような　　　　　　　　生真面目で多少偏屈な男　　　　　　　　以前は大手メーカー勤務　　　　　　　　　　今でいう脱サラ　　　　　　　マスターの性格が出ている　　　　　　　静かで　大人チックな雰囲気　　　　　　　　　なかなかのいい店ダ　　　　　　　　マスターどう一杯と　　　　　　　　　　酒を勧める客　　　　　　　顔も態度も変わらぬマスター　　　　　　　　　　なかなかの酒豪　　　　　　　　おゃ・おゃおゃおゃぁ～　　　　　　　　　マスターどうかした？　　　どこかの螺子でも抜けた様に　　　　　　　　　ガックン　カックンと　　　　　　　　　　　　　　　　体　揺らし始まった　　　　　　　　　　　　そして　　　　ベルトに手が行った！　　　　　　　　　　　シャツのボタンに手がいった！　　　　　　　　ヘンシーン！！　　　　　　そこには　　　　　あの生真面目なマスターの姿は無く　　　　　　　　　幅広カウンターの上で　　　男性自身を上手に股に挟み込み　　　　　　　　曲をハモリながら　　　　　　　　　　　寝そべってクネクネと　　　　　　　　　　　　　　　　　　体を揺らす　　　　靴下だけを　　　　　　　　はいた　　　　　　　　　　男の姿が有った

  2004.05.25

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• 信念？・・・

  　　昼に戻った亭主が　　　　　　　「中山＜競馬場＞にいくぞ！！」「今日は火曜日　競馬ないでしょう」と私　　　　　　　「向こうで用事が有る　　　　　　　　　　　　それまでホテルに泊まる」と亭主　　　　　　　　　　　到着　　　　どうやら何かで大金を得たらしい　　　　　　　　競馬の開催日まで　　　　　　　　買い物　食事　酒の　　　　　　結構な大盤振る舞いが続いた　　　　　　　　　　　開催当日　　　　　　　　早起きし二人で競馬場へ　　　　　新聞をなん部も買い赤ペンで印を付け　　　　口から出るのは　　　　　　　大金ゲットの話と　　　　　　　　　　温泉ダ　　海外ダ　　　　　　　　　　　　　　服ダ　　酒ダの大きな事ばかり　　　　　　　お前も好きな馬券買えと　　　　　　　　　渡された金　３万　　　　　　　　　　ケチな奴　　　　　　何レースか多少プラスらしく　　　　　　いよいよ次はメインレース　「これは銀行レースだ本命で決まり　　　　配当が少ないからデッカク　ブッブッブッ・・」と　　　　　言いながら売り場へ向かって行った　　　　馬券の束＜昔は一件一枚＞を手に戻った奴は「５番の馬が良いんだ　このレースは荒れるらしい」と言う　　　　　　　　　　　イヤナ予感　　　　　　　　　　レースが始まった　　　　　　　　新聞どうりの３－７で決まり　　　　　　　　　　　　５番は７着　　　　　　　　　　奴の顔色が変わった　　　　　　　　　　　　　そして　　　　　　　「朝　預けた？３万くれ」と言う　　　　　　　　　それで次のレース勝負だと　　　　　　　　あ～あ　まただ　　　　　　　売り場へ向かう奴の背にむけ　　　　　　　　　　ネェー　アンタ　　　　　　　　帰りは　　　　　　　　　　　やっぱり　　　　　一串のイカポッポなんだネと　　　　　　　　　　　　　　　　　呟いた

  2004.05.24

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• 潔癖・・

  　　　　　まだ　尼製造学校の寮にいた頃　　　　　　　　　　夕食が終わり　　　　　　　　夕礼＜夜の礼拝＞も終わり　　　　　勉強室＜入寮者全員集合で勉強する部屋＞へ　　　　　　　　行こうとする私を寮長のシスターが呼び止めた　　　　　　　　鉄仮面の様な無表情で　　　　　　　　　　　　　「こちらへ・・」　　　　　　　　後ろを付いて行く私とうされたのは管理室だった　　　　　　　　　入ると直ぐシスターは白い角封筒を差し出し　　　　　　「開封し声を出して読みなさい」と言う宛名は私　差出人は男名前だ　　　　　　　言われるまま読み始めた　　　　　　　　　｛突然の手紙・・・・・・・｝　そこまでだった　　　　シスターは突然　私の手から手紙を取り上げ　　　　　　　無言で読み始めたのである　　　　　　　　シスターの顔は何故か　　　　　　　　　　真っ赤に変化し　　　　　　　　　　読み終えた時には　　　　　　　赤鬼の様になっていたのである　　　　「アナタワ悪い子です　不順です　　　　　　　　　　　　　スキが有るからです　　　　　　　　　　　　　　　　　　不良になります」　　つぎからつぎへと出る言葉の嵐　「何が書いて有るのですか？」の　　　　　　　　　　　　　私の質問に　　　　　　　「汚らわしい！」の一言　　相手からの一方的な手紙のはず　　　　　　　　　　　　　　何でこれほど　　　　　　　　　　　疑問は残ります　　　　　　　　　　　　　が　　　　　　想像力の逞しいあのシスター　　　　　　　　実は預言者だったのかも　　　　　　　　　　　何故なら　　　　　　　　　　　その後の私　　　　　　　シスターの言葉のなかにあった路　　　　　　　　　　　進んだのですから　　　　　シスター　　　　　　当たりです

  2004.05.23

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• 干潮・・・・

  　　　　　　　猛暑続きの　ある夏の日　　　　何台もの車を連ね　　　　　　　　　　　　海へと向かった予想どうり駐車場は満杯　　　　　　　　　海岸も人　人　人の状態　　　　　　　海の家で休憩の予定も　入れる所も無い始末　　グループの何人か車にもどり　　　　　　　　　　　　　大きな荷物を各々抱えてきた　海の家の前に陣取り荷物をセット　　　　　　　　　３卓のマージャン台である　　周りを歩く人には　「すみませんネェー」とあくまでも低姿勢　　　　　　　　　海の家の主はかなり迷惑そうに見ていた　　　　　　　太陽の日差しを真っ向に浴び　暑さに耐え切れなくなった一人が　　　　　　　　　「アツイ　アツイ！」と　　　　　　　　上着を脱いだ　　　　　　　　　　周囲　変化なし　　　　　　　　　　やがて一人　二人と　　　　　　　　上着を脱ぎ始まったのである　　　　　　　　　　　　　　すると　　　　　　あれほど混雑していた海の家にも　　　　　周囲にも　人が全く居なくなったので有る　　　　　　　　　　　　そして　　　　　　　　　　桜 　ぼたん 　獅子　　　　　　　鯉　　 九尾の狐 　 龍　　　　　　　　　　　生首 　菩薩　　　　　　　　　　　　　等々が　　　　　チー 　ポン　 リーチ 　ロンと　　　　　マージャンをしている　　　　　　　　風景だけがそこに　　　　　　　　　　　　　　　残った

  2004.05.22

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• 歪み・・

  　　　　　　　　産まれたくて　　　　　　　しがみ付いた子が　　　　　　　　　　　　誕生したのです　　　　　　　　　　　私は　その子を　片時も離さず　　　　　　　　　　何をするにも抱きかかえ　寝ている時は息の有無が気になり　　　　　　　　　　自分以外の誰にも触れさせない　　　　　　　　　　　そんな　　　　　　　　動物状態になっていた頃　　　　　　　連日　帰宅していた亭主が　　台所に立った私の眼を盗み？　　　　　　　　　　　　子供を抱き上げたのです　　それを見た私　頭に血が上り子供をもぎ取り　　　　　　「私の子供に何するの！」亭主は「俺の子でも有るんだ！」　　　　　　　　　　　　当然なのです　　けれど異常な母親に為っていた私は　　　　　　　　　亭主が　子を盗る極悪人に思えたのです　　子を抱えたまま台所に戻り　　　　　　　　　　肉を焼いていた　フライパンを片手にしっかりと握りしめ　　　　　　　　それを亭主めがけて振り上げたのです　　　　　　　　　　　亭主の顔には　　　　　　テフロン加工のフライパン底の痕が　　　　　　　　　　　　くっきり　　　　　　　　　云うまでもなく　　　　　　子供はその顔に怯え　　　暫くは　亭主に　　ナツカナカッタノデス

  2004.05.19

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• 疲労？

  建設中から入居を望んだ　　　　　　　　　　マンション入居当日同じ店の子　５人も入居するのを知った　　　　　店で会うだけで　　　　　　　　　個人的な付き合いなど無い　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仕事仲間？　　　　　　　　　　　５人は　　　　　　　彼氏？　亭主？と共の生活らしいその５人と話す様になったのは　　　　　　　　　　　私の亭主を介してだった男同士が顔見知りらしく　　　　　　　　　マージャン　競馬等での交流が始まり男も女も家に出入りする様になった　　　　　　　　　何となくの違和感　　　思い過ごし？　　　　　　　今までと少し雰囲気が違うナ　と　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　想い始めた頃帰宅すると　　　　　私のベットカバーが逆さに為っていた　　　　　　　　　　当たりだナ！！　　　　　　　　　　　相手は誰？　　　　　　　暫く黙って観察することにした　　　　　　　　　　　　解らない　　　　　　　　　　　　絞れない　　　　　　まさか？？！！短期間でよくもまぁぁ　　　　　　　亭主がこんなガンバリ屋だったとは　　　　　　　　　　　５人とも　だった元気でガンバリ屋の亭主に私はシンから　　　　　　　　ご苦労さんだネ！と　　　　　　　　　　　言った

  2004.05.17

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• 個性・・

  　　　　　　　　一流　座るだけで　　　　　　　　　　ウン万円　　　　　そんなお店に居た　だいーぶ昔の話毎月の給料日に　　　　　　総員点呼というのが有りナンバー＜売り上げ上位５名で８時～１１時勤務＞も　　　　　　　　ヘルプ＜６時～＞も４時出勤になるのです前月の総水揚げ＜売り上げ＞個々の成績　　売り掛け禁の客の氏名　　　　　　　　　　　等々　店側の話が終わると　　　　　　　ホステス側の要望と注意？になるのです発言は殆んどナンバー　　　　　　　その日はナンバー･ツーのマーコ自分の客への黒服のマナー　云々　　　　　　　　　埒もない意見が　飛び交った後又もやマーコ「同じテーブルに着いても決して　　　　　　　　お客様にも自分の飲み物＜主に水割り＞も絶対に作らず他のホステスに作らせる人がいる　　　　ホステスとして　変だと想う　作るべきダ！！」と総ホステス３０名中数名以外が頷いていた　　　　　　　　　　そこで　私　　　「馬鹿か！お前ら　　　　　　　　　ホステスは団体ジャネェンダヨ！　　　個人個人の個性が売り　　　　　　　　　　私の売りはそれなんだヨ　　　　　　客はそういう私を気に入って来てくれてるんだだからこそズーとナンバー･ワン張ってるんだよ　　　　　口惜しかったら自分の個性で自分売る事ダネ！」　　　　　ママだけが拍手　　　　あとで　想った　　　　　もし　私と同じ個性が同じテーブルに着いたら　　　　　　　　客がせっせと皆に水割りを作る様になるな・・と

  2004.05.16

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• 昇格・・・・！

  　尼製造学校の寮を脱出　　　　　　　　　　電車通学になっていた　　　　　　　　高１の頃　引きずるほど長いスカート　　　　　　　男言葉と鋭い目付き　　　　　　　　　　　　　常に何人かの　おともを連れた　　　　　　　　番長と呼ばれる女が居たある日の事　　　　　　長いスカートなびかせて　私の許へ　　　　　「６時　SO橋の下に来い」呼び出し！！　だった　　　　　　　　何でダ？　ワケも解らないまま　　　　　　　　云われた時間にその場所へ行くと　何故か　怒りのオーラを発した　　　　　　　　　番長が何時もの　オトモと共に待っていた　　　　　　　　　そして　　　　　　　　　近づいた私に　　　「オイ！コラ！俺の男に　　　　　　　　　　　　手　出すんじゃネェー」　　言葉の終わりと　　　　　　　私への平手打ちが同時　　「タイマン　張ってやるョ　　　　　　　　　　　　ムカッテ来るならきな！」　　　　　　　　　　勝誇った番長を見て私の中で　プチン！と音がした　　　　　　「もう　イイょ･　ヤメロょー」　　　　　　　　　　「イタイぃぃー」まるで　　　　　ボロ雑巾の様な　　　　　　泥と血で汚れた女が　そこに居た　　　　　　　　　　その日が　　　　　私の　　総番への第１歩になった

  2004.05.14

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• 相手・・・

  　　　　　　　　夢かな？誰も居るはず無いのに　　　　 　　私の顔　眉　ナゾルの誰？眼を開けると　　　　 そこにY之が居た病院なのに 　こんなに遅く　　　　　　　 入って来れるはず無いのに　　　 　「どうしたの？」 私の問いに「ネェーサンに会いたくなって　　　　　 鍵が開いてる場所　探し 開いていた トイレの窓から入って来ました」　　　　　　　　カワイイ男　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でも必ず　アンタも　　　 「この街に居られなくなるんだネ」と心の中でつぶやいた

  2004.05.13

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